こんにちは。
今回は、四国内を出て、「岡山駅」までの列車に乗ってきた話です。
JR四国の観光列車が再開後も、四国内のみの移動に限定していましたが、少しだけ制約を緩和し、2020年9月21日(月・祝)に、「岡山駅」まで観光列車に乗車してきました。
乗車してきた列車は、「ラ・マルことひら」です。
①La Malle de Bois (ラ・マル・ド・ボァ)とは。
❶3つの「ラ・マル・ド・ボァ」
「ラ・マル・ド・ボァ(通称 ラ・マル)」は、JR西日本が運転している観光列車です。
・「ラ・マル せとうち」=「岡山駅」⇔「宇野駅」間を、毎週土曜日運転。
・「ラ・マル しまなみ」=「岡山駅」⇔「尾道駅」間を、毎週日曜日運転。
・「ラ・マル ことひら」=「岡山駅」⇔「琴平駅」間を、土日を除く休日に運転。
新型コロナウィルスの拡散防止対策で、運転が休止していましたが、2020年8月1日(土)から、運転が再開されました。
再開後、2020年12月末までに、「せとうち」は20日、「しまなみ」は21日運転されます。しかし、「ことひら」は、土日以外の休日のみなので、5か月間で、5日間しか運転されません(11月以降では、11月3日と23日の2日しか残っていません。)。
「せとうちを旅する、アートな観光列車」がコンセプトの観光列車です。
以前、私も「しまなみ」や「せとうち」に乗車していますので、その記事を載せておきます。
「ラ・マル しまなみ」乗車記
「ラ・マル せとうち」乗車記
❷「ラ・マル ことひら」について。
運転時刻は、下りが「岡山駅」が10時11分発→「琴平駅」12時着。上りが「琴平駅」を14時01分発→「岡山駅」16時着です。途中「善通寺」、「多度津」、「児島」に停車します。
どうしても、JR西日本の観光列車なので、「岡山駅」に時間を合わせているので、私の場合は、中途半端な時間の乗車になりました。
❸車両について。
車両は、1号車(琴平駅方)が「クモロ213-7004」で、2号車(岡山駅方)が、「クロ212-7004」です。全席、「普通車グリーン車指定席」なので、青春18きっぷでは、グリーン券を買っても、乗車できませんので、ご注意ください(別途乗車券も必要になります。)。
1号車
2号車
正面です。
HMです。
↑「ラ・マルことひら」のヘッドマークです。
参考まで、
↑「ラ・マルせとうち」のHM。
↑「ラ・マルしまなみ」のHM.。
❹車内について。
座席は「カウンター席」と、2人掛けの「リクライニングシート」があります。
上記座席表を参考の上、選んでください。
カウンター席は、背もたれも少なく硬い座席なので、座りぱなっしはちょっときついかもしれませんが、まあ車内をウロウロできるので、そこまで心配することはないと思いますが。
食事やデザートをゆっくり楽しみたい方は、リクライニングシートの方が良いでしょう。
↑カウンター席は、透明のアクリル板で区切られ、「感染拡散防止対策」をしています。
↑床は落ち着いた板張りです。
↑天井は、白色で明るい無地です。
カウンター席の上は、網棚はなく、書籍が置かれています。荷物は足元に置くようになっています。リクライニングシートの上は、荷物が置けます。
↑大きな荷物は、荷物置き場も用意されています。
車内には、旅をイメージするアート作品が置かれています。
その他、スタンプ台等も連結部付近に置かれています。
❺車内販売について
車内販売カウンターは、2号車です。ここでは、お弁当「岡山ばら寿司 旅の小箱(1,200円)の他、日本酒・ビール等アルコール類や、ピーチドリンク、プリンなど。また、オリジナルグッズなどを販売しています。座席には、「MENU」が置かれていますので、座席でゆっくり選んで、カウンターに買いに行って下さい。
↑出発前ですが、大盛況でした。
↑コーヒーは、半セルフ方式です。
ただ、オリジナルスイーツ「旅するせとうちスイーツBOX」のみは、予約制になっていますので、ご注意ください。
予約は、乗車日の前日正午まで。(株)スタイルのホームページ (こちら) で直接申し込んで下さい。
実はこのスイーツ、最初は「みどりの窓口」で買えていました。その後、今の方法になったのですが、その時は支払方法が「振込み」か、「店頭払い」しかありませんでした。まあ、岡山駅の「さんすて」に直営店があるので、乗車前後に支払いができましが、めんどくさかったです。
でも、今は、車内で商品と引き換えの支払いになっていましたので、便利になりましたね。引換の際は「予約番号」が必要になりますので、乗車前に確認しといてください。
❻サイクルスペースについて。
この列車には、自転車をそのまま載せれる「サイクルスペース」が、8台分用意されています。
料金は無料ですが、前日までに予約して、利用券「ラ・マル サイクル」を発行してもらう必要があります。
岡山駅には、自転車を解体・組み立ての出来るスペースが用意されています。
↑袋に入れてきた自転車を、ここで組み立てできます。
②乗車編
2020年9月21日(敬老の日)、午前中は自宅でゆっくりし、昼食後琴平駅に向かいました。
↑秋晴れの「琴平駅」です。
↑出発まで、30分以上あるので、写真を撮って時間を潰します。
↑列車は入線済み(下りで到着済)ですが、まだ、車内には入れませんでした。
↑南風14号(岡山行き)との、並びです。
❶琴平駅 14:00発 → 岡山駅 16:00着
観光列車 ラ・マルことひら 2号車12Aカウンター席
↑駅員さんのお見送りを受け、出発です。
「岡山駅」の出発時は、「八点鐘」が鳴らされ、出発します。
↑前面展望も出来ます。
出発後、販売カウンターも空いてきたので、予約済みの「スイーツBOX」を引き換えてきました。飲み物の「ピーチサイダー(330円)」も一緒に購入しました。
↑専用の袋に入れてくれます(袋代は無料です)。
↑毎回買っているので、これで3両になりました。
↑内容は季節で変わります。
↑2019年11月23日乗車時(ほぼ同じ内容ですね。秋バージョンなので)。
↑2019年4月21日乗車時(春バージョンですね)。
↑「おかやまピーチサイダー」です。
↑「丸亀城」です。車内放送で案内もありました。
↑一級河川「土器川」です。私たちの地元では「祓川(はらいがわ)」と、呼んでます。
↑「宇多津駅」出発後、三角線を「瀬戸大橋」方面に行きます。
↑「高松駅」方面からと合流します。
↑「瀬戸大橋線」に入りました。
↑瀬戸内海です。
↑保線の方、ご苦労様です。
↑車窓右側の風景です。
↑「与島PA」です。そこそこ車も入ってますね。
↑「児島駅」が見えてきました。
↑約10分停車します。
↑「茶屋町駅」停車中です。
↑直売所が出ていました。
↑茶屋町名物、「眠亀せんべい」です。素朴な味でした。
↑「早島駅」では、「アンパンマントロッコ」が通過します。
↑行ってらっしゃーい!。
↑「岡山駅」が見えてきました。
定刻に「岡山駅」到着です。
↑「記念乗車証」です(表)。
↑裏には「スタンプ」が押せます。
「琴平駅」をでて、2時間。快晴の中、瀬戸内海を見られ、久し振りの四国外に出ることができました。まあ、岡山駅では構内を出ず、軽食を取って、帰りました。
帰りは奮発して「マリンライナー」のパノラマグリーン席を取り、前面展望を堪能して帰りました。ただ、隣にも乗客(子供)がいたので、写真は控えていましたので、ありません。
最近「マリンライナー」の「パノラマグリー席」の予約方法が変わってました。以前は、検索をすると「マリンライナー51号」と、「マリンライナー51号 (パノラマ)」と云うふうに、2列車表示されていましたが、今は1列車しか表示されません。
「パノラマ席」が欲しい方は、グリーン車の1号車1番席を購入してください。これだと、知らずに「パノラマ席」を購入する方が増えるかもしれませんので、購入はお早めにしたほうが良いかも知れませんね。
↑「J-WESTカード」会員なら、グリーン席が、470円(通常は1,000円)で乗れますよ。しかも、チケットレスも選択できます。
❷岡山駅 17:42発 → 坂出駅 18:23着
快速マリンライナー グリーン席 1号車1番D席
❸坂出駅 18:29発 → 琴平駅 19:03着。
普通列車 1251M 7200系電車。
ありがとうございました。