皆さんこんばんは。ブログおよびホームページ管理人の神@北見です。

 

今回は約2か月ぶりにNゲージ鉄道模型でキハ58系急行編成を整備します。前回は急行「だいせん」でしたので随分と間が空きました。私自身気分によって乗り気でない時は全くやる気が無くなってしまいますので困ったものです。

 

加工と言っても、軽加工・付属パーツ取付程度の整備に留まります。派手な改造が必要な列車は既に終わった感があります。

 

今回は急行「きそ」を整備予定で、これの編成については随分前ですが2020年9月11日にご紹介しています。しかしウチの車両在庫とその後の車両増備の関係から若干構成を変えましたのでそのあたりも含めてご紹介します。

 

↑昨日ご紹介しましたが、急行「きそ」用に確保してあった車両達です。

 

この時点では基本編成の3号車にはキハ28を用意していましたが、他の編成例や当時の名古屋区の配置車両などから、これをキハ58 0番台として再現することにしました。キハ58 0番台は、「キヤ28訓練車タイプセット」のキハ58 75に、白帯・表記消しを行い再現する予定です。

 

まずは、ウチに大量に残っていた「キヤ28訓練車タイプセット」車両の白帯・表記消しから始めました。

 

いつもは家族が寝静まった深夜から白帯・表記消しの作業を準備から開始していました。しかしこの作業意外と面倒でかなり時間が掛かります。よって、昼間に出来る作業は昼のうちに済ませておくことにしました。

 

↑以前は白帯を消しながら1両ずつマスキングをしていましたが、手間が掛かるので先に昼間にマスキングだけ済ませておくことにしました。しかし実際の白帯消しまでの間にマスキングテープが浮き上がる可能性があるので、白帯消し作業の直前にはもう一度つまようじ等で端部や角部を押さえておきます。

 

↑とりあえず今日は4両です。キハ58 3両とキハ28(キヤ28)1両です。「きそ」用として使用予定はキハ58 1両とキハ28 1両のみですが、作業効率を考えて今回は4両施工します。

 

 

↑外した窓の灰色Hゴム化も昼間のうちにやっておきました。

 

↑この作業は家に残っている11両分全車行いました。どうせあとでやらなければならないので、まとめて施工です。

 

 

さて、下ごしらえはこんなところで、皆が寝静まる深夜を待ちました。zzz…。

 

 

夜の9時半ころから作業再開です。

 

↑ここは以前と同じ作業です。マスキング後に帯と表記を溶剤で消します。

 

側面の帯・表記消しが終わったら、正面に移ります。

↑側面のマスキングを剥がし、次は1両ずつ正面部にマスキングテープを貼ります。白帯と、種別幕の黒Hゴムを消します。

 

↑さて、今回分の4両も無事消し終わりました。この時点で夜11時。約1時間半の作業でした。

 

その後は、車体を元の通り組み立てます。

 

↑床板は、以前既にTN化されていますので、すぐにTomix車と混結ができます。また、タイフォンは寒冷地用から暖地用に交換、種別表示は「試運転」から白地に交換しています。訓練車タイプセットから外した「試運転」の幕は、全く使い道がないですね。しかも「急行」の幕を手に入れるのも困難です。何とかして欲しいです。

 

↑これでキハ58系 0番台急行色が4両増えました。

 

今回気付いたのは、白帯消しの際、キハ58に比べてキヤ28の方が消えにくいです。キハ58は溶剤でさっと拭くとすぐ消える印象がありますが、キヤ28は結構ゴシゴシやらないと消えません。この際に慎重に作業しないとマスキングテープがずれて無茶苦茶になってしまったり、ゴシゴシ溶剤で擦りすぎて地色のクリーム色まで剥げてしまいます。

 

さて、これで急行「きそ」の編成に組み込む予定の2両の白帯・表記消しが終わりました。

 

では急行「きそ」編成の車両を出してみましょう。

 

↑急行「きそ」8両(右側)と、付属編成の急行「つがいけ」3両(左側)です。急行「つがいけ」は美濃太田区の、急行「きそ」は名古屋区の編成の時代です。1975年3月から1978年10月までの期間になります。

 

ちょっとアップしてみます。

↑急行「つがいけ」用の3両(増1~増3号車)です。キハ58+キハ28+キハ58のオーソドックスな3連で、ここではキハ58 733+キハ28 2377+キハ58 734の3両を予定しています。キハ58 733・734はデッキ上に通風器が残っていましたので、整備時に追設する予定です。

 

↑急行「きそ」の1号車~3号車(左から順)のキハ58+キハ65+キハ58です。今回の編成では、キハ58 478+キハ65 506+キハ58 111とする予定です。キハ58 478とキハ65 506はTomix製急行「アルプス」セットの車両で、キハ58 111は先ほどの「キヤ28訓練車タイプセット」のキハ58 0番台を白帯・表記消ししたものです。

 

↑急行「きそ」の4号車~6号車(左から順)のキハ65+キロ58+キロ58です。今回の編成では、キハ65 509+キロ58 1+キロ58 3とする予定です。全車Tomix製急行「アルプス」セットの車両です。

 

↑急行「きそ」の7号車~8号車(左から順)のキハ28+キハ58です。今回の編成では、キハ28 2088+キハ58 1107とする予定です。キハ28はKATO製キヤ28訓練車タイプセットの車両で、キハ58モデルチェンジ車はTomix製の単品です。

 

これで「きそ(つがいけ)」の編成が揃いました。この編成はキロ58やキハ65寒冷地向けが2両ずつ入っていることや、運転席窓バランサー点検蓋の無いキハ58 400番台前期車が含まれていることから、急行「アルプス」セットを2つ使いました。急行「アルプス」セットは高騰しているため、非常に財布に痛い急行です。

 

タネ車は揃いましたので、明日は整備に入りたいと思います。今回の編成は大きな改造を要しないので主に付属パーツの整備に留まり、Tomix製品も含めてジャンパケーブルの取り付け、床下ステップ類の整備、一部車両でデッキ上に通風器の増設くらいの作業です。

 

今日は遅くなってしまいましたので続きは明日にしたいと思います。では皆様次回もお楽しみに!!