こんにちは。

前回の続きです。



宿の送迎バスで倉吉駅まできました。









倉吉駅からは観光列車あめつちで出雲市駅まで向かいます。
始発駅は鳥取駅となっているので到着後すぐの発車です。









乗車位置の案内です。
専用のものになっています。







早速乗車します。
2号車の写真ですが、筆者は1号車に乗車します。



倉吉 9:44発 あめつち 出雲市行き



なお、全車グリーン指定席のため、18きっぷでは乗車できません。








こちらが車内の様子ですが、驚くほどガラガラです。
倉吉駅発車時で、筆者と友人を含めて4人しか乗客はいませんでした。
土曜に乗車したのですが、休日でこの乗車具合は心配です。


写真左手前にあるように、アルコール消毒薬が置いてありました。







2号車もこんな感じで全然乗客がいません。









座席の紹介をしていきます。
こちらは4人掛けテーブル席です。






座席ですが、グリーン料金なだけあって、このように座面に厚みがあって程よいクッション性でよかったです。
木と座面の薄いグレーの色合いも良いと思います。

テーブルに埋め込まれているタイルのようなものは石州瓦です。石州瓦は島根県石見地方で生産されている粘土瓦で、地元のものを使用しています。





こちらは2人席です。
テーブルが間にあるのは4人掛け同様です。




こちらは1人掛け×4席のシートで、窓側を向いています。

今回はこのタイプの座席に乗車しています。




倉吉をでてしばらくは天気は晴れています。





車内販売もありましたが、いかんせん乗客がほとんどいないので売り上げは皆無に等しいような状態でした。






1号車の連結部分付近です。左の扉はお手洗いでバリアフリー仕様、右側は荷物置き場になっています。







由良駅で列車待ち合わせのため運転停車があります。





こちらはコナンの作者、青山剛昌の故郷でもあることがら、コナン駅という副駅名があります。






駅の待合室もコナンラッピングされています。






列車は引き続き山陰本線を西走します。







ここで、倉吉駅近くの土産物屋で購入した二十世紀梨シャーベットを食べます。








爽やかで梨の芳醇な香りがして美味しかったです。








あめつちの車名板です。
キロ47系になります。

その下にはコロナ対策か、抗ウイルス抗菌処置済とのシールが貼ってありました。









列車は御来屋駅で運転停車します。







この駅は山陰最古の駅舎みたいですね。
確かに雰囲気からして重厚感のある古い感じは伝わります。

ちなみに、途中運転停車が4,5回あるのですが、特にイベントや説明等もなく、観光列車としてはちょっと物足りなかったです。

かわりにあめつちのテーマなる歌が流れるのですが、これは運転停車のたびに結構な音量で流れるので言い方は悪いですが耳障りに感じました。
単線区間なので運転停車はやむを得ないところはありますが、もう少し運転停車で待たされているのを感じさせないような工夫が欲しいところです。







ここで日本海が見えました。
曇っていて景色としてはもう一つでしょうか。





大山が見える旨アナウンスがあり、撮影しましたが、上半分は雲で隠れていて、天気に恵まれず残念でした。




ここからは車内の工芸品を紹介します。








こちらの絵のようなものは神楽衣装です。
出雲の伝統芸能、出雲神楽の舞台で演者さんがきる装束の柄になります。





こちらは車窓外装アートの原画です。
スタジオジブリ作品にも参画しているアニメーション美術監督の吉田昇さんに、神秘的な山陰の山並みと、たたら製鉄に因んだ日本刀の刃文を表現してもらったそうです。






こちらは智頭杉のパネルです。
因幡の白兎等をはじめとした因幡の神話がレーザー加工により表現されています。







洗面所には岩井町の岩井窯が洗面台に使われています。




地元の特産品を使うことでアピールにもなりますし、観光列車に乗っている感じが出ていていいと思います。



今日はここまで。


次回をお楽しみに!