東急の名車両 モハ510

私鉄最高峰の通勤電車

 

川崎市の東急「電車とバスの博物館」に保存されているモハ510形は東急の前身である目黒蒲田電鉄と東京横浜電鉄が導入した車両で、当時は最多の50両が導入された車両です。

 

戦前においては高性能な規格品を採用しており、東横線や目蒲線(現:東急多摩川線・目黒線)等で有効に使われたそうです。

 

その後はデハ3450形という形式に改められ、度重なる改造を経て、平成元年(1989年)まで池上線・目蒲線で活躍した後、引退しました。

 

そのうち3450Fはモハ510形の量産先行車という位置づけということもあり、モハ510形時代の姿に復元、「電車とバスの博物館」に保存されました。

 

はじめは高津に保存されていましたが、2000年代に宮崎台に移転し、永年保存されることになりました。

 

後世に残す遺産として、大切にされてほしいです。