今回はグリーンマックス(以下GM)の完成品車両の動力ユニットのリニューアルを行いました。
ツインモーターが同調せず不評だった旧ユニットを、(多分)好評のコアレスユニットへ換装します。
今回のターゲットは京急の2100形です。
GMの京急2100形は歴史が長く、塗装済みキットから完成品に格上げされた時は「おーっ!!」と思いましたが、後からマイクロが製品化、更にはカトーまでもが製品化しすっかり影が薄くなってしまいました。
個人的には造形の雰囲気が好きなので今後も現役で頑張ってもらうために実車同様(?)に機器更新と相成りました。
交換自体は純正品の交換なので、特に難しいことはありません。
んが!!無視しきれない地味ながら大きな問題がありますので、その解決方法もご紹介いたします。
▪️使用した部材
京急2100形についてはそのものズバリの部品がリリースされているので、上記2点を買ってきて説明書通りに交換すれば、とりあえず換装完了です。特別な工作などは必要ありません。
▪️地味だが重大な問題点とは?
メーカーは特に何も言っていないのですが……
ツインモーター仕様の動力ユニットが装着されている車両を、コアレスモーター仕様の動力ユニットに交換すると、車高が若干高くなってしまいます。
画像左がトレーラー車、右側がコアレスモーター仕様の動力ユニット装着車です。
見ての通り左側の車両の方が、車高が高くなってしまっています。
数字にして0.5㎜程度でしょうか。
まあ走行性能には全く問題無いので、気にならないならそのままでいいのですが……
やっぱり気になる!!
ということで、車高調整をおこないます。
▪️車高調整の仕方
車高調整というと大変そうですが、工作自体はとってもお手軽なものです。
動力ユニットのプラパーツの突起4箇所を削るだけです!!
↑が指している所に突起があります。
アップで見るとこんな感じです。
この突起を4箇所削るだけです。
簡単な作業ですがこういう突起を削る作業は怪我をしやすいので、良く切れるデザインナイフで力を入れずに作業すると良いですよ〜☝🏻
突起を削り、再びボディーを乗せます。
うん、ほぼ同じ高さになりました!!
まだ0.1㎜くらいM車の方が高いですが、良しとしました笑
▪️動かしてみた
動力ユニットの換装が無事に終わりました!!
スローがとても良く聞くので、カトーのサウンドボックスと協調させて遊んでみました。
実車は機器更新により音が変わってしまいましたが、模型ではシーメンスの響きは永久に不滅です!!
今回ご紹介のテクは他の形式にも応用可能でございますので、是非ご活用下さい。
ただし、全ての製品で車高調整が必要かどうかは分かりませんので、交換後に一度車高を他車と比較、確認することをオススメいたします。
今回も最後までお付き合い頂き、ありがとうございました!!
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