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京阪神急行B支線

百々怒涛(どどどとー) と申します。関西モノを中心に色々なBトレインショーティーを収集しています。鉄道趣味の中でもニッチな沼に肩まで浸っております。図鑑的にご覧頂ければ幸いです。

JR西日本 EF81 交直流形電気機関車 トワイライトエクスプレス(リニューアル前) 

毎度当ブログをご贔屓頂きましてありがとうございます。

週明けにプロ野球のドラフト会議が開催されます。

今時人生がくじ引きで決まる様子をテレビ中継されるなんてことは他では考えにくいです。

進路ってなかなか思い通りにならないもので、他を圧倒する実力があるほんの一握りの方ならばいざ知らず、環境や運命に翻弄されるのが常かと思います。

置かれた場所で咲きなさい、という言葉もありますが、半分間違っていて半分その通りかもしれません。

合わない場所、合わない人のところで努力を重ねても無駄は無駄、置かれた場所で咲ける方ばかりではありません。

ですが、そこでじたばたしている姿はどこかで誰かが見ています。

不遇を託っているときの姿勢こそ真の自分のポテンシャルと言えるのかもしれません。

「捨てる神あれば拾う神あり」私にとってこっちの言葉の方がしっくりきます。

置かれた場所をほんの少し遠目に眺めることができれば、その場所への執着を捨て、冷静に自分の為すべきことが見え、また違う道が開けるのではないでしょうか。

と言いながら、本日もBトレ趣味に執着しまくりで己が身の言行不一致を嘆きつつ、こちらの車両のBトレインショーティーをご紹介したいと思います。

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JR西日本 EF81 交直流形電気機関車 トワイライトエクスプレス (リニューアル前)です。

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いつ見てもええ色合いです。

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EF81形電気機関車は、主に日本海側を走る旅客・貨物列車に用いるため、3電源(直流・交流50Hz・交流60Hz)に対応するために1969年に登場しました。

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これより少し前の1962年に常磐線用に投入された2電源(直流・交流50Hz)対応のEF80形がありましたが、設計的には直流機のEF65をベースとして開発がすすめられたそうです。

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トワイライトエクスプレスは、JR西日本発足の数年後となる1989年に団体専用列車として運行を開始します。

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そんなに前から走ってたんだ、という印象です。

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その後、好評につき臨時列車→毎日運行と格上げされ、JR西日本フラグシップ列車ともいうべき存在となりました。

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いっぺんくらい乗ってみたい、と思いつつ、なかなかそんな機会は訪れませんでした。

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牽引機は3電源に対応できるEF81が充当され、大阪から青森までの区間を担当しました。

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トワイライトエクスプレス牽引機となるEF81には客車に合わせた深緑色の塗装がなされました。

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これが今回Bトレでご紹介するトワイライトエクスプレス色のEF81形となります。登場時の塗色を再現しているとの事で、後日京都鉄道博物館限定で発売されたトワイライトエクスプレス色のEF81のBトレは、黄帯に白い縁取りがされたリニューアル後の姿になるようです。

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少し前に青大将色の客車をご紹介しましたが、その車両と同じく機関車から客車までの統一感を感じさせ、「編成美」という言葉がよく似合います。

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客車と合わせて国鉄型の車体でしたが、深緑色の車体が大阪駅にたたずむ姿は凛とした気品を感じさせるものでした。

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しかしながら既存客車の改造であったトワイライトエクスプレスは、青函トンネルの新幹線化をトリガーとして2015年3月に運用を終了します。

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その後しばらくは団体専用列車「特別なトワイライトエクスプレス」として用いられましたが、寄る年波に勝てず2016年にその歴史に幕を閉じました。

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客車は京都鉄道博物館に展示車両以外は廃車解体となりましたが、5機あった専用機関車は現在でも3機現存しているそうです。

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現在ではJR西日本所属のEF81は全てこのトワイライト色だそうです。

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私は見たことがありませんが、レールなどを運ぶ工事用臨時列車などに用いられているそうです。

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京都鉄道博物館に客車と共に保存されていますが、もう客車を牽引する姿は「サロンカーなにわ」等特殊な例を除けば滅多に拝めないかもしれません。

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それでももう一度客車の先頭に立つトワイライトエクスプレス色のEF81の姿を見てみたいと願わずにはいられません。 ↑↑ご紹介済み車両をまとめた索引ページを設けました↑↑

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