【西国巡礼】144 姫路駅~書写郵便局前 | バスと献血のたび

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大阪からバスを乗り継いで遠くまで行きたいです。
献血の記録も載せていきます。

路線バス(高速バスを含む)だけを使って夫婦で西国三十三所を巡礼しています。

【前回のおはなし】 

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西国巡礼の続きで姫路駅にやってきました。法華山にお参りして姫路駅に到達したのは2019年7月ですから、およそ1年2か月ぶりの再開です。次の札所は書写山。書写山を参拝する人のほとんどはロープウェイを利用します。しかし私はバスと徒歩だけで巡礼するぞと決めてしまったがために、ルールを順守するなら歩いて山を登らなければなりません。正直いうと億劫だなと思ってました(笑)。そうしていたら新型コロナウイルスで外出が難しくなり、また仕事も忙しくなってしまって2020年9月になってしまいました。
 
今回は私ひとりで書写山を目指します。
姫路駅北口を一歩出ると正面に姫路城が見えます。駅とお城を結ぶ幅50メートルの道路は姫路市中心部のシンボルロードであり、街に独特な景観を生み出していますね。道の名前は大手前通りといい、日本の道100選に選定されています。
 
今回最初に乗るバスは便数が多く、また急ぎの旅ではありませんので大手前通りをちょっと歩いてみましょう。ヒガシマル醤油の大きな看板を見て播州に来たことを改めて実感するワタクシ。
 
通りには英語の案内標識がありますね。兵庫県で見かけるタイプですが、他府県にもあるんでしょうか?
 
通りに面してえきそばのお店がありますね。中華麺に和風ダシの汁ソバ。名古屋メシならぬ姫路メシのひとつです。Uber Eats対応なんですね(笑)。
 
姫路の百貨店ヤマトヤシキは2018年に閉店してしまいました。ヤマトヤシキの角で大手前通りと交差する商店街を覗いてみると、何かキャラクターらしきものがこっちを向いています。
▼魚の絵のワンピースを着た女の子。
 
ヤマサ蒲鉾のキャラクター「ヤマサのさっちゃん」のおうちがあります!さすが姫路!
 
自由に参観してOKのようなので、ちょっと入ってみます。先客はいません。
▲さっちゃんのおみくじですか。ちょっと興味がありますが、100円は投入していません(笑)。
 
▼こちらはさっちゃんと一緒に写真の撮れるソファーですね。姫路の人はハロウィーンの仮装をして一緒に写真を撮るんでしょうね。
ちなみにさっちゃんの年齢は「ひみつ」なんだそうです(笑)。
 
プリクラもありますね。
さっちゃんのぬいぐるみを売っている自動販売機も設置されてますよ!播州の子は姫路の町に来たらさっちゃんのぬいぐるみを欲しがるんですか!
 
大手前通りに戻ります。
正面にはヤマサ蒲鉾のビル。よーく見てください。夜はさっちゃんのイルミネーションが楽しめるみたいです。
 
電飾もいいけど「ちぃかまどっぐ発売中」も気になります。
これ、秘密のケンミンSHOWでやってました!なんか観光客にいろいろ仕掛けてきますね、ヤマサ蒲鉾。
 
買ってしまいました、ちぃかまどっぐ。正式には「さっちゃんのちぃかまどっぐ」と呼ぶみたいです。京都のイノダコーヒで「アラビアの真珠」や「コロンビアのエメラルド」って注文するのと共通する恥ずかしさがあります。お店で
「さっちゃんのちぃかまどっぐ、一本ください」
と言ったとき、私の耳は少し赤くなっていたはず。
 
チーズかまぼこが甘い生地で包まれています。美味しいです。でもチーズかまぼこって駅売店で買ってビールのアテにする珍味系ですよね。甘いものと一緒に口に入れるのは珍しいかも。
 
店頭には着物姿のさっちゃんが乗ったポストがあります。これ、ちぃかまどっぐの串入れ箱なんですね。お城の絵があるから俳句の投函ポストかと思いました。城下町を観光してたらありますよね、俳句ポスト。ちぃかまどっぐの感想や俳句を投函しても串と一緒に処分されるから一句詠むのはやめておきました(笑)。
 
ヤマサ蒲鉾の向かいには着物の西松屋があります。子供服の西松屋は全国展開していますが、もともとは姫路の着物屋さんの新規事業。すぐそばの空き地になっているところが西松屋チェーンの発祥の地なんだそうです。
 
そろそろバスに乗りましょう。
姫路駅には戻らず、次の大手前通りバス停から乗車します。
 

2020年9月23日(水)

大手前通り 11:12
↓ 神姫バス
↓ [43]緑台行き 280

書写郵便局前 11:31

 
駅の方から4台のバスが列をなしてやってきました。私が乗る43番は列の最後尾です。
 
先客は約10名。姫路城前交差点を左折します。
この先にアーモンドトーストで有名な喫茶店があるんですが、このバスは店の前を経由する系統ではないようです。そうとは知らずに車内からお店を探していました。
 
そうしているとバスは夢前川を渡ります。
「書写山圓教寺へお越しの方はこちらでお降りください」
という放送が流れ、あわてて書写郵便局前で降りてしまいました。
 
ロープウェイを利用する人はここで降りて正解なんですが、私は次の書写バス停で降りて東坂という参道を歩く計画をしていました。まちがって一つ手前で降りてしまったわけです。
 
神姫バスのバス停には海抜何メートルかが表示されていて、書写郵便局前は32メートル。一方、書写山ロープウェイの山上駅付近は海抜255メートルです。さあ、頑張って登ります!
 
※帰宅後に知ったのですが、路線バスの旅をされているブロガーKさん(阪急そば大好き)が何日か前にここ書写郵便局前でバスの乗り継ぎをなさったそうです[リンク]。私は間違って書写郵便局前で降りたのではなく、こうすけさんの足跡らしき何かを感じ取ってしまったのでしょう。

 

(訪問日 2020/9/23)

 

【続く】


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