こんにちは。

今日はNゲージ鉄道模型 昨日のKATO 50系盛岡車の牽引機 ED75 1033の話です。

 

TOMIXの品番2115 ED75 1000形後期型製品です。2010年の購入、もう10年走っていることになります。整備後早速50系7連を牽引して走行しています。

製品には1033号機の設定はありませんが、50系盛岡車の記事で書いたようにナンバープレートを別に入手して使用しています。

1033号機の実写は以下リンク、機番シリーズでUpしていますので、よろしければご覧ください。

ED75 1033前編 、 ED75 1033後編

 

KATOの1000番台前期形(3075-1 左)と並べてみました。

形態的には前期形のスカート右から2番目、KE59ジャンパ栓(20系電話連絡用)と、前面飾り帯下の通風口左右2か所 この両方が後期型には無い事と、写真からは分かりませんが電暖表示灯の形状が違う 位の差です。

模型的にはというと..牽引力はKATOの方が強い、また2End側KE77及び同開放栓”開”とケーブル表現があるのがKATOで、TOMIXにはありません。自分的にこの差は大きい..

さらに後述のDCCでの運転問題が...

 

なので、私はいずれKATOへ交換したいと思っていますが、そのKATOから発売予告も無いのでもうちょっと頑張ってもらおう そんな感じです。ヒサシ付き50番台も同じです。

 

KATO1000番台前期→後期形改造も考えましたが、”顔”の通風口を削り、KE59ジャンパ栓を埋める、これを綺麗にやれる自信は...無いなー。近い形態ながら難しい感じがします。ジャンパ栓ケーブル表現も難しいと思っています。なので今の所他のケーブルやエアホース類の表現も入れていません。TOMIXのエアホースパーツPZ-001が現在品薄で手に入らない という事情もあります。ホース、ケーブル装着の機関車も増えてきているので、ちょっと連結器周りが寂しい感じがします。

 

TOMIXのDCC化にはだいぶ苦労しています。以前82号機のモーターが死んだときに書いていますが、今回は少し詳しく書いてみようと思います。

TOMIXはDCCを考慮していませんから、どこへDCC基板を収めようか?から始まります。
この車両は写真のように、最小サイズのDZ125基板を床下機器パーツへ収納することが出来ました。が、リード線を引くためダイギャストに切込みを入れ、赤、黒のリード線には銅板をハンダ付けして集電端子に、出力用の灰、橙リード線は狭いところを苦労してモーター端子にハンダ付け、ライト用の白、黄、青線はモーターの外周を無理矢理通す形で上方へ とだいぶキワドイ工作をやっています。


銅板端子をダイギャストと床下機器パーツの間に挟み込むように配して集電を安定させています。
1000番台、700番台といった車両には床下機器パーツにスペースがあったので何とかなりましたが、”ヒサシ付き”(TOMIXよりまもなく発売予定の1世代前、品番9135が入線しています。)などは、床下機器形状が異なり基板が入らなかったので、モーター上のダイギャストをザックリ落とす と更に厳しい改造が必要でした。
また、Digitrax DZ125は廃版になり、後継はDZ126とのこと。どうやらちょっとだけサイズが大きくなっているようなんです。ちょっととはいえDZ125でギリギリでしたから、ひょっとすると床下に入らない といった事態も考えられます。

 

ライト用のリード線はダイギャスト上部にも一部削りを入れてライトユニットへと配します。TOMIXのライトユニットはダイギャストと接触することで集電する仕様になっています。DCCではここを絶縁しておかないといっぺんでライト制御機能が死んでしまいます。また、通るはずの無いリード線を無理矢理モーター外周に入れているので、結構な押付圧がかかります。ダイギャストを削った部分などで強い力がかかってリード線被覆が破れたとか?、でライト制御が出来なくなったということもありました。購入直後のDCC化で結構失敗しました(汗)。多くの場合モーター制御の機能は無事だったので、こういった基板は電車のモーター制御などライト制御が必要ない車両に転用しています。

ライト基板は最初製品のものをそのまま使いましたが、ヘッドライトがどよーんと暗く見えたので、LEDを高輝度に取り換えています。

 

そのLED、高輝度にしたことで、写真のように一部ボディーが透けてるのがTOMIXナナゴーの問題です。

 

上述82号機の時もやりましたが、屋根裏の透けて見える部分に、遮光のため黒のTAMIYAエナメル塗料を塗りました。これまでも経験がありますが導光板周りに黒を入れると照度が落ちるので、今回LED直上にはアルミテープを貼っています。

 

これで完全ではないものの、だいぶ透けが改善されました。

82号機の時より今回の方がボディー先端までしっかり黒入れしていますが、まだちょっと透けますねー。先端までアルミテープを入れるのは難しい気がするんですよねー。

 

さて、台車周りの掃除などして整備を終えようと思った所...

矢印部、スプリングが接触して熱を持ったのでしょう。少々溶けてプラ整形が盛り上がり、スプリングがくっ付いちゃっていました。前後の台車で片側1か所づつ、2か所発見されました。

以前から書いていますが、DCCでは台車にスプリングを仕込んでいる集電法でコレがあるんですよね。集電不良は起こしていませんでしたが、近いうちに発症したでしょう。

 

盛り上がった部分を削正して穴も少し大きくし、スプリングを交換しました。

黒いスプリングは485系などTOMIX廃車車両のものが山ほど余っていますが、7mmと長いので長さを調整して使いました。

10年も走っているんだからたまにこういうメンテをすれば走れる という考え方もありますし、

機関車では起こりにくい現象でもありますが...

やはりKATOからの発売を待ちつつ、騙しながら使っていくことになると思います。

いざKATO品発売となったら、両数が多いだけにDCC基板も含めてお財布事情が...(汗)

というのも正直あるんですが(笑)。

 

整備を終えて50系の先頭に立ちます。

この先もトラブルなく走って欲しいものですが、これまでに起こっていることを考えるとちょっと心配...

 

近く発売予定のTOMIX 7139 ED75前期形ヒサシ付き は、もしKE77開放栓ケーブルの表現が付けばお試しで1両導入しようかな?と思っています。M-13モーターはどうなの?もあり。

ケーブル無し、外観はこれまでと変わらずなら...パスかなー。

 

最後までご覧いただきありがとうございました。

 

にほんブログ村 鉄道ブログへ にほんブログ村 鉄道ブログ 電気機関車・ディーゼル機関車へ にほんブログ村 鉄道ブログ 鉄道模型 DCCへ Blog村へのリンク

 

イメージ 14 鉄道.comへのリンク(Blogページへ)