IKE BUS(イケバス)が池袋駅東口に登場。
電気で走るバスで、タイヤが側面に5個もついてます。
タイヤが小さいので、入口段差が少ないし、車内がオールフラットというメリットの反面、道路の段差には大変弱いというデメリットがあります。(後述のイケ・サンパークの道路進入時は特に揺れます。)
池袋駅東口を発着するバスはAルートと呼ばれていて、Hareza池袋、サンシャインシティ、イケ・サンパーク、東池袋駅、豊島区役所などを経由して、再度、池袋駅東口に戻る循環ルートです。

こちらは左前方から撮影。(イケ・サンパークにて)
よく見ると、前面が顔みたいになってます。
ヘッドライトが目、ウインカーがほほっぽい?
天井にはタクシーの行灯みたく、イメージキャラクターのイケちゃん(フクロウをモチーフ)がついています。

運賃は、乗車口右にある運賃支払い機で支払います。(1日乗車券は乗務員から直接購入)
現在は現金のみ(紙幣は1000円札のみ)ですが、将来的にはQR決済ができるようになるらしいです。(交通系ICカードやシルバーパスなどは利用できません。)
ちなみに、運賃は1回200円、1日乗車券が500円。(子供と障がい者は半額)

座席はロイヤルエクスプレスなどをデザインした水戸岡先生のデザインとなっています。
座面にクッション性があります。

後ろは窓がなく、開放されています。(冷暖房はございません。雨の場合はロールスクロールで仕切ります。)
車椅子やベビーカーなどはこちらから出入りします。

案内器も設置されています。
あと、運転席のすぐ後ろはイケちゃんが座っています。(要は座らないで…ということ)

こちらはBルートで運用されていたバスの車内。
Bルートの方は、池袋駅西口を発着し、先程のAルートとほぼ逆ルートで循環します。
(ホテルメトロポリタンを経由して、ガードを潜って、区役所を先に回り、サンシャインシティを経由し、最後にHarezaに立ち寄り、池袋大橋を超えて、西口に戻ります。)
比較的新しい時期に導入された車のようで、デザインが異なります。

車体自体はほぼ共通ですが、1台だけ黄色いバスがあるそうで、乗れたら幸せになれるとか…。

このバスの最高速度がたったの時速19キロ。
後ろもイケちゃんが見張ってます?
あと、イケ・サンパーク及びHareza池袋(中池袋公園)周辺では警備員が常駐したり、区の職員の方が(時々)添乗したりして、安全を担保しています。
特に、イケ・サンパークにあるバス停は園内の道路(一般車は通行不可の歩道)上にあるので、より慎重な運行となります。

ちなみに、Aルート、Bルート両方とも20分間隔で運行しているので、両ルートが止まるバス停(イケ・サンパークやサンシャインシティ付近)ではおよそ10分間隔でどちらかのバスが来るようになっています。