羽衣線のクハ103-194に使用する前面板の屋根カーブが、左右でアンバランスになっていることが前回判明したので、不具合がある片側を一旦切り離し、整形してから改めて継ぎ直すことにしました。
正面板を背面から見ると、右半分が屋根板上面からはみ出しています。(前回掲出)
青色の線で直角に切り離してから、赤色の線の様に整形し傾きを修正すれば良さそうです。
右半分を何とか切り離すことが出来ました。
切り離した小片の下辺をヤスリで整形して、半透明のメンディングテープで仮止めをしました。小片の下辺に少し隙間が生じていますが、この状態で背面から確認してみます。
ほぼ問題ないところまで改善できましたので、小片を前面板に再接着することにします。
小片はテープで貼り付けたまま、前面板をボディから取り外して、先程の紙に貼り付けました。屋根カーブの左右バランスもまずまずです。小片をこの状態のまま、裏面側から粘性の高い瞬間接着剤で接着しました。表面では、小片の下部に隙間が出来ている筈で、パテ埋めの必要がありますが、確実に固着するまでこの状態で放置しておくことにします。
残る課題は、スカートの加工です。
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