西鉄9000形 | 車内観察日記

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鉄道の車内の観察する日記ですよ。目次に記載した「☆お願い☆」をご一読の上、ごゆっくりどうぞ。

 

本業はバスと言っても誰も疑わない西鉄、5000形もそろそろ老朽化著しくなりつつあった中で、新系列の9000形が登場しました。奥に見える3000形同様のステンレス車体ですが、サイドのパラミックウインドゥが西鉄らしさを出しています。

 

トップナンバーですね。5000形の置き換えを進めており、ラッシュ時の特急から普通列車まで幅広く活躍しています。

 

車内です。…うん、5000形からのデザインを踏襲した感は若干あるのですが…川崎の血が濃いですねぇ…。

 

ドアです。西鉄らしく化粧板を貼らないステンレス仕上げで、両側にイエローラインが入っています。3000形とは異なりLCDディスプレイは二面配置、デザインも大手私鉄っぽくなりました(笑)

 

車端部です。仕切り扉は全面ガラス張りですが…現在は換気促進のため開きっぱなしでセットされています。貫通路の両側をブラウン系のラインを入れることで引き締めています。この辺りのカラーワークはいい意味で西鉄らしくないですね(笑)

 

最前面です。一方でこちらは白一色でサッパリ。画像は中間に入った状態で、仕切り扉が開かれた状態でセットされます。その仕切り扉は最近流行りになって来た感もある横引き式となっています。

 

天井です。羽が横方向についたこのスタイル、各地で川重や近畿車輌など、近畿圏製造車両でよく見られますね。照明は直管式のLED灯、間隔を開けて設置されているのは相変わらずですが、照度アップでカバーと言ったところでしょうか。

 

窓です。ドア間には大型の固定窓が2枚配置されています。日除けは爪を引っ掛けるロールカーテンタイプとなっています。

 

座席です。バケットタイプのロングシートで、ドア間は9人掛けで、7000形と比べると1人ずつ減少しています。モケットは赤系で、この辺りも5000形の後継らしい一面を見せています。袖仕切りは、最近あちこちで見ることが出来る川重っぽいガラスを組み合わせたものです。この辺が、会社の個性を消してしまっている感はあります。

 

車端部の優先座席は明るい紫色のモケットです。背ズリがやや高めで、クッションも柔らかめになっています。速達列車の長距離運用でも、これならまだ3000形じゃなくても許せるかな、と思えます。7000形よりは遥かに良い座席だと思いますよ(笑)

 

フリースペースです。都合二本分となる握り棒に、ヒーターが設置されています。吊革の色を見るに、ここも優先座席のエリアに含まれるようですね。