番外 それぞれ引き付けられる部分見られています!佐賀市営バス令和2年度新車&ラッピングバス最新版 | コウさんのコウ通大百科 PART3

コウさんのコウ通大百科 PART3

在住する九州を中心に、鉄道・バスを中心としました記事を毎日更新しております。
(平成24年1月〜平成30年3月の記事はPART2の内容です)

 

 佐賀県の県庁所在地であります佐賀市内を中心に運行されております、佐賀市交通局(佐賀市営バス)は、これまでも当ブログでもご紹介しておりますように、新車・移籍車、そして既存車も塗装がかつてのデザインに戻されている姿が見られておりまして、昨年に導入されました上の画像1のいすゞエルガミオ(861号、2KG-LR290J3)と言った車両も、平成7年採用の橙の太いラインの所に黒い細いラインが入ったタイプのデザインでありますが、後述のように現在もそれに近い形の塗り分けで導入されております。

 

 また、画像2にもありますように、同じく昨年東京都交通局(都営バス)から導入されました、主に佐賀駅バスセンター~ゆめタウン佐賀間用のいすゞエルガノンステップバス(画像は858号、KL-LV234L1改)におきましては、昭和58年に採用されておりましたデザインでの導入となっておりまして、この場合は、塗り分けが上部のラインが細く~太くなっておりますが、さらにそのラインが下部の太いラインとともに天井へ伸びてあるのが特徴でありまして、カラー自体は同じカラーを採用されてはいる訳ではありますが、それぞれデザインだけは違う事を伺わせる所でもあります。

 

 さらに、同じく昨年には関東地区からの事業者であります日野ポンチョ(116号、ADG-HX6JLAE)も導入されておりまして、こちらも平成7年採用の塗り分けとなっております。ドアは前後2か所存在しておりまして、乗り降りが別々にできるようにもなっておりますが、これまで小型車両(日野リエッセ)は赤色で採用されておりましたので、現在の塗り分けとなっている姿は逆に新しくなったなと言う印象さえも感じさせられる所ではないかと思います。

 

 

 そして、佐賀市営バスでは今年も新車が3台(863号・865号・866号)導入されておりまして、上の画像1の昨年新車導入車に引き続きまして、今年もいすゞエルガミオが導入されました。今回は、既に佐賀県内では昭和自動車(昭和バス)・祐徳バスで導入されておりますEDSSが搭載された車が初採用されておりまして、形式は2KG-LR290J4となっております。

 

 (866号)

 

 また、これまでと異なる部分としましては、天井の直結エアコンの部分が青くなっておりまして、これがこれまで導入されました車と異なる部分となっております。このような流れは、その下の祐徳バスの車両のように旧塗装に戻される車が見られておりますが、それでも天井部分が赤くなっている事から違いを見せている例がありますので、佐賀市営バスの今回導入車もそれに近いような印象さえも伺える所でもあります。

 

 (参考、祐徳バス、佐賀200か11-19、いすゞ2KG-LR290J3)

 

 

 さて、佐賀市営バスと言いますと、本来の「裸」の姿とともに、様々なラッピングバスが運行されている事で有名でありますが、今回も様々なラッピングを収める事ができておりました。今回は、そのうち数点に関しまして皆様にご紹介してまいります。尚、ご紹介します車は全ていすゞエルガミオですので、「いすゞ」は省略させていただきます。

 

 

 佐賀市営バスと言いますと、既存車両におきまして、佐賀市や佐賀県と言った所からの公的ラッピングあれば、企業からのラッピングも見られておりまして、内容からもユニークなものあれば納得するような内容のラッピングも見られております。実際に、以下画像の832号(いすゞSKG-LR290J2)に関しましても、住民票や印鑑証明登録がコンビニでもできる事をアピールしておりまして、車体が大きい分、アピール度も高いのではないかと思います。

 

 

 さて、ここからは今回撮影しました新たなラッピング車両であります。こちら862号(2KG-LR290J3)は、画像1の861号と同時期導入でありますが、市内にあります自動車販売店のラッピングとなっております。このラッピングの内容を見ましても、新車の軽自動車がリースで乗りますとすべてコミコミで1万円で乗る事ができるそうでもありまして、そう言った所をバスでアピールしている事がお分かりいただけます。

 

 

 こちらは、佐賀市の感染症対策に関しましたラッピングでありまして、861号・862号と同時期導入の860号(2KG-LR290J3)でありますが、「新型コロナウイルス」の感染症対策を取るようにイラストで記載されております。ご覧の皆様も、「新型コロナウイルス」の感染症対策としまして、一番は咳エチケットとして、マスクを普段はされている方がほとんどではないかと思いますが、さらに手洗い・消毒・換気・ソーシャルディスタンス・体調管理を保つように心がけるようにしていただきたいと言う事がこのイラストからもわかるのではないかと思います。

 

 (アップ)

 

 

 そして、9月に登場しましたラッピングであります、佐賀県内を舞台としましたアニメでもあります「ゾンビランドサガ」のラッピングが登場しておりまして、私も収める事ができておりました。

 

 

 この「ゾンビランドサガ」は、先述のように佐賀県内を舞台としたアニメでありまして、ゾンビとして生き返りました少女7人がプロデューサーに導かれながら、佐賀県のご当地アイドルとして活動するアニメでありまして、昨年度はJR唐津線・筑肥線(唐津・山本~伊万里間)で運行しますキハ125形気動車にラッピングが施されておりましたが、それに次ぐ公共交通機関のラッピング車両となっておりまして、855号(2KG-LR290J3)でラッピングが施されております。

 

 このラッピングバスは、愛称「フランシュシュ号」として運行されておりまして、側面には先述のように7人のゾンビとなった少女が、後部にはプロデューサーであります巽幸太郎とゾンビ犬でありますロメロの姿を見る事ができておりまして、特に後部の「乗りますか?ノリノリですか?」には注目してしまう部分でもあります。

 

 (側面、公式側)

 

 (後面)~プロデューサー巽幸太郎とゾンビ犬ロメロが見られます

 

 

 上の画像では公式側をご紹介しましたが、反対の非公式側もご紹介します。所で、彼女らが着ております制服のうち、源さくら・ゆうぎりが着用しております制服は実際に佐賀市営バスが採用しておりましたバスガイドの制服でありまして(ゆうぎりは昭和40年代に採用していたもののタイプですが、リボンが異なるようです)、ご覧の皆様に中にも懐かしく思われた方がいらっしゃるのではないかと思います。

 

 (右から、源さくら・二階堂サキ・水野愛・紺野純子・ゆうぎり)

 

 (右から 星川リリィ・山田たえ)

 

 

 今回は、前半に佐賀市営バスの新車に関しまして、後半では運行されておりますラッピングバスの最新版として皆様にご紹介しましたが、やはりこれらは引き付けられる所が多い事が伺えるのではないかと思います。中でも、ラッピングバスに関しましては冒頭でもご紹介しましたようにためになるものも見られる訳でもありますし、後半ご紹介しました「ゾンビランドサガ」のようにアニメのラッピングでありましたらよりファンの皆様であるならば引き付けられる部分ではないかとも思います。ご覧の皆様も、これらをまだ拝見されていない方は是非とも拝見してみてはと思っております。