European Rail Timetable (ヨーロッパ鉄道時刻表)October 2020 NEWSLINE の日本語抄訳です。

 

先日英国から手元に時刻表の冊子が届きましたので、ヨーロッパの鉄道情報の最新版として、

数回に分けてNEWSLINEの抄訳を掲載します。

今回はアルバニア、ウクライナ/モルドバ、バルト三国(エストニア、ラトビア、リトアニア)、ロシア となります。

※ヨーロッパ以外の記事もありますが割愛します。

 

【アルバニア】

アルバニアの鉄道サービスは、燃料のために再び運行休止となっています。

【ウクライナ/モルドバ】

ウクライナは、コロナウィルス感染症の新規症例の数と増加率、病院の収容力と検査率に応じて、緑、黄色、オレンジ、赤の4つの色分けされたゾーンに分けられています。赤のゾーンでは公共交通機関の運行が停止されています。これらのゾーンの位置は日替わりで変更可能で、短時間でローカルロックダウンが導入される可能性があります。

 

ハンガリーとロシアへの国際列車はまだ運休中ですが、ベラルーシとモルドバへの列車の状況はまだ明らかになっていません。ロシア行きは運休中のため、今月下旬の時刻変更の影響を受ける列車の最新の時刻表はまだ入手できていません。モルドバからロシアへの国際列車は引き続き運休しています。モルドバ国内線は一部運行している可能性がありますが、現時点では確認できておりません。

【バルト三国】

Table1815 GoRailサービスを含むロシアへの国際列車は引き続き運行を停止しています。なお、ウクライナとロシア間のサービスと同様に、夏時間から冬時間への切り替えに伴う最新ダイヤをまだ受け取っていません。また、ヴィリニュス-ドーガヴピルス間の運行中断されたままです。

(※管理人補足:GoRail ロシアへの国際列車を運行するエストニアの旅客鉄道事業者)
 

【ロシア】

国内の長距離列車は運行されているが、利用頻度の高い列車のために車両を捻出するために、利用頻度の低い列車の多くは運休されているようです。なお、Table1960のジョージア内の自治共和国アブハジア共和国の首都スフミ行きは再開されています。カリーニングラード行きの列車も運行していますが、旅客扱い停車せず他の国を通過しています。他のすべての国際列車は、引き続き運休となっています。

(管理人補足:アブハジア共和国はロシアからは独立国として承認されている)

 

※原文は下記からも入手できます。