ご訪問ありがとうございます。
記事は憶測で書いてますので内容に誤りがありましたらコメント等でご指摘頂けると助かります。
全国のJR駅が見たい時はこちら→ 第三セクター・私鉄駅が見たい時はこちら→

 

皆さま、おばんです!

 

前回のブログで、中央がくびれた1番線ホームを持つ

東海道本線・三島(みしま)駅の訪問記をUPしました。

東海道本線・三島駅

 

東海道本線と伊豆箱根鉄道駿豆線を結ぶ連絡線が

1番線ホームの中ほどから分岐しているために、

通過中の車両がホームに干渉しないようホームがえぐられているのですが、

三島駅がユニークな点はここだけじゃありませんの。

4番線ホームから見える景色がソレですけど、その前に…

東海道本線・三島駅

 

このホームで忘れちゃいけないのが名物の駅そば屋さんです。

鉄道の知識は無くても「三島駅の駅そば」は知ってるって方、

きっと多いのではないでしょうかね?

 

ここではなんと!

名物の「かき揚げそば」を注文すると、

揚げたての「かき揚げ」を載せて提供してくれるのです。

そのために提供まで3分ほど待たなきゃいけませんが、

揚げたてが食べられるのなら全然オッケーですよね。

いっただっきま~す!

 

おそばを食べてる最中も、

おばちゃまが一所懸命に「かき揚げ」を揚げてましたっけ。

「かき揚げそば」はお店で一番人気のメニューなのだそう。

甘めのお出汁が「かき揚げ」に染みて、めっちゃ美味いのですよ。

 

現在はコロナ対策から駅そば屋さんは時短営業中とのこと。

ご利用の際はご注意くださいませ。

 

話が逸れますが、自分が高校生だった35年前に

このホームに立ったことがありました。

理由は構内に留置されてた貨車を撮影するため。

当時撮影したタンク車(タキ15800)の写真を

押し入れの中から発掘しましたよ。

タンク車やホッパ車を主とする私有貨車は

特定の地域でしか見ることが出来ない形式が多く、

旅先で初見な貨車を見つけると

興奮しながらシャッターを切ってましたの。

 

35年ぶりに同じ方向を眺めると、

貨車が留置されてた側線は撤去されてしまったようです。

写真に収めたタキ15800は、

三島駅から専用線が分岐する東レ三島工場から

神奈川臨海鉄道・浮島駅にエチレングレコールを輸送する貨車でしたが、

平成10年に専用線が廃止されたために側線も剥がされたみたいですね。

 

さてさて、冒頭に書いた三島駅のユニークな点のもういっちょ!

平成10年に廃止されたこの専用線の配線がユニークなのでした。

三島駅は構内北側に新幹線ホームを配しますが、

専用線の行き先である東レ三島工場が

新幹線ホームの更に北側に位置していたため、

新幹線ホームの真下に専用線が通されてたのです。

しかもホームのど真ん中を!

貨物の専用線が伸びる新幹線駅は数多くありますけど、

駅舎の脇から貨車がひょこり顔を出す駅はここだけだと思いますよ。

 

専用線の線路は剥がされてしまいましたが、

新幹線ホームを潜るトンネルは今も健在。

4番線ホームから見える構造物が北側まで伸びる専用線の出入口でした。

トンネルを正面から見たい気持ちは山々ですが、

ホームのこの先は進入禁止なので、見れるのはここまでです。

 

お次は専用線のトンネル出口がある北側駅舎に来てみました。

ここから先は東レ三島工場まで伸びてた専用線跡を辿りますけど、

ここで留意点があります。

専用線の廃線跡のすべてが整地され、一部が遊歩道に変わりましたが

5年前はまだ線路が残ってたのですよ。

そこでこれより先は5年前の写真で様子をお伝えいたします。

 

まずは新幹線ホームの真下に通された専用線の出口の様子から。

トンネルの上に見えるのが三島駅の新幹線ホームでした。

 

専用線に2カ所ある踏切はアスファルトで埋められてましたが、

この時点では踏切警報機と遮断機がまだ残ってましたっけ。

 

付近で掲げられていた住宅地図に残る専用線。

専用線は東横インの脇をかすめて東レの工場まで伸びてました。

 

いかにも廃線跡とわかる形状の駐車場に

キュンキュンきちゃうのは自分だけかな?

 

こちらは東横イン・富士山三島駅の向いにある東レ三島工場。

かつて専用線が行きついてた場所です。

ここも既に線路はなし。

工場内の線路もすべて撤去されたのだと思ってたのですけど…

 

宿泊した東横インの部屋から工場を俯瞰してびっくり!

g0209a/東横イン215富士山三島駅

まだ線路が残ってますやん。

念のために現在の様子をグーグルマップで確認したところ、

こちらも現在は線路が撤去された模様。

この5年間、三島地区だけ時間が早送りされてません?

 

…以上、新幹線ホームのど真ん中から顔を出す専用線跡アリ、

えぐれた1番線ホームがあったりと、超マニア好みな三島駅の様子でした。

 

高校生の頃にせっかく三島駅まで来てたのに、

当時はカメラのフィルムが高くて

思い存分写真が撮れなかったことが惜しい限りで…

カメラのシャッターを24回押すのに

500円近くの費用(フィルム代)がかかった時代があったなんて、

今の若い子たちは信じてくれませんよね?

 

専用線が現役だった頃の三島駅の配線が掲載されてます。

 

 

訪問駅リスト(JR線)

東海道本線(静岡地区)

 

↑(東京駅方面)
熱海駅
函南駅
三島駅(令和2年10月11日) 前編後編
沼津駅(平成27年12月27日) 前編後編

片浜駅
原駅
東田子の浦駅
吉原駅
富士駅
富士川駅
新蒲原駅
蒲原駅
由比駅
興津駅
清水駅
草薙駅
東静岡駅
静岡駅
安倍川駅
用宗駅
焼津駅
西焼津駅
藤枝駅
六合駅
島田駅
金谷駅
菊川駅
掛川駅
愛野駅
袋井駅
磐田駅
豊田町駅
天竜川駅
浜松駅
高塚駅
舞阪駅
弁天島駅
新居町駅
鷲津駅
新所原駅
二川駅
豊橋駅
↓(米原駅方面)

 

駅探訪記、旅情報を不定期に更新中。

新着情報がすぐ受け取れるフォロワー登録をお願いします!