2020年春改正前の旅④さよなら700系新幹線団体列車乗車記(前編) | 風かおる 鉄の路

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主に私が乗車した乗り物関連(鉄道中心)、その他気になったことを綴っていきます。稀にお絵かき。

2020年3月1日。旅行2日目のこの日は、この旅最大の目的を果たします。

 

朝7時25分ごろ。新大阪駅新幹線26番線にやってきました。

すでに今日乗車する列車の表示があります。

団体308号。これが今日乗車する700系団体列車です。

 

700系C編成が3月8日に引退するということで運転された団体列車。上り列車としてはC編成最後の営業運転列車となります。

 

お隣の27番線にはN700系トップナンバーのX1編成が停車していました。

700系が引退するといよいよN700系初期車も廃車が行われますね…

すでに試作車のX0編成は廃車されています。

登場したのはつい最近のように感じていたんですけどね…

 

X1編成が発車して待機することしばらく。だんだんファンの方の数も増えてきました。

 

やがて遠くに特徴的なヘッドライトが浮かび上がり…

700系団体列車が滑り込んできました。

 

使用されるのはC53編成。
最後まで残ったC編成2本のうちの1本です。
 
前面には引退記念の特別ラッピングが。
 
同じく車両側面にも特別ラッピング。
側面の帯を生かしたデザインとなっています。
 
 
団体幕を掲示。
700系C編成は新幹線車両最後の幕式行先表示器の装備車です。
 
中に入ります。
 
団体列車ですが、車内の表示器には「のぞみ308号」と表示されていました。

 

ここで、せっかくなのでこの列車に乗るのに使用した特急券を。

こちらにものぞみ308号と書かれていますね。

 

それでは、そろそろ出発です。

 

8:23、列車は東京へ向け発車しました。

 

発車するとすぐ旧のぞみチャイムが流れました。

これが聞きたくてこの団臨に乗ったのです…!

鳥飼の車両基地を見ながら東へ。

 

京都到着直前、なぜかトワイライトのサロンカーと電源車、旧客が外に出ていました。

 

 

京都を出たところで車内を見て回ります。

 

隣の車両はまさかのガラガラ?

どうやら名古屋から乗車する方の号車らしいです。

 

こちらは座席。水色なのがC編成の特徴です。

 

各車両の一番前には大きなテーブルと、

 

コンセントが設けられています。

今では当たり前の設備ですが、新幹線では700系が初。

 

こちらはデッキの洗面台。

 

 

 

JR東海ツアーズの特製の案内が掲げられていました。

 

車内の情報表示器は3色LED式。

そういえばこのニュース表示も3月14日ダイヤ改正で東海道新幹線からは消えますね…

 

COVID-19の注意も流れていました。

 

そして、この列車名表示器は700系特有のもの。

 

電話室が設けられていないN700系では見られません。

 

米原を通過する際、車窓右手には風洞実験所の新幹線試験車が保存されているのが見えます。

700系の開発に貢献した300X(955形)の姿も見られ、車内放送で案内がありました。

 

名鉄の車両が見えてくると名古屋まではあと少し。

 

巨大なビル群を眺めながら名古屋に到着しました。

 

名古屋駅もすごい人混みですね…

 

それでは、次回に続きます。

 

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最初から

今回乗車した700系団体列車の車内放送集です