第1390回('20) 千葉県松戸市内の常磐線・新京成線で降り鉄してから北総線も降り鉄 | 『乗り鉄』中心ブログ(踏破編)

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前回の続き…
 
2020年9月19日~21日、シルバーウイーク4連休のうち前3日間は、新型コロナウイルスの感染拡大が収まりつつあったと判断し、2泊3日の日程で関東地方へ乗り鉄・降り鉄(途中下車)に出かけました。
但し、新規陽性者数の多い東京都と神奈川県はできるだけ避けつつ、新規陽性者数が比較的少なく、私の地元・兵庫県と同レベルの千葉県、埼玉県を中心に回りました。宿泊は東京都内でしたが。
 
今回は最終日・3日目序盤の内容です。
早朝に東京・御徒町を出発して、千葉県松戸市へ。前々日に訪問できなかった北松戸駅と北小金駅で降り鉄してから新京成電鉄線の一部駅の降り鉄もしました。
その後は新鎌ヶ谷駅から北総線に乗り換えて、東側の未訪問駅を降り鉄していきました。
 
今回の日程 2020年9月21日  (月・祝)   【その1】
 
浅草橋500(中央総武緩行線)502秋葉原505(山手線内回り)509上野521(東京メトロ日比谷線)530北千住536(東京メトロ千代田線→常磐緩行線)551北松戸613(常磐緩行線)619北小金637(上り各停)646松戸701(新京成電鉄新京成線)703上本郷723(普通)724松戸新田734(普通)735みのり台755(普通)759常盤平819(普通)829新鎌ヶ谷848(北総鉄道北総線)851西白井908(普通)910白井
 
【その2へ続く】
 
この日は早朝4時に起床して、朝食を済ませてからホテルをチェックアウトしました。そしてJR線の浅草橋駅へと移動し、総武緩行線西行、5時00分発の各停・三鷹行きに乗車しました。以前は早朝・深夜の列車が御茶ノ水止まりでしたが、2020年3月改正で中央線快速がグリーン車連結に向けて終日快速運転するようになったので総武線電車も終日三鷹方面まで直通するようになりました。車両はE231系0番台10連で、乗り込んだ先頭車両は満席で、ドア脇に陣取りました。まだ暗いので道中はスマホを操作して過ごし、隣駅の秋葉原駅で下車しました。
 
 

 
秋葉原駅では3階ホームから2階ホームへと移動し、5時05分発の山手線内回り電車(E235系11連)に乗り換えました。最後部車両の車内は空いていて、着席してスマホを操作していました。そして私は2駅目の上野駅で下車しました(5:09)。
 
 

 
上野駅からは常磐快速線に乗り換えて北松戸駅を目指すのですが、次の列車が5時30分発で、時間が開いてしまいます。慌ててスマホで確かめると、先ほどの山手線電車に乗り続けて西日暮里で東京メトロ千代田線の我孫子行きに乗り継ぐルートが最速だったと分かり、愕然としました…。他にルートがないか確かめると、JR線のみのルートや西日暮里乗換ですと1本遅くなり5時30分発の常磐線快速に乗るのと変わりないですが、東京メトロ日比谷線の5時21分発・北越谷行きに乗れば北千住駅において6分の接続で前述の千代田線・我孫子行きに乗車できるとの結果が出たので、私は大急ぎで改札を出て地下へと進み、日比谷線の改札を通りました。そして何とか5時21分発の北越谷行きに乗車できました(駆け込み乗車ではない)。車両は13000系7連で、最後部車両は空席が多く、私は着席して息を整え、水分を補給しました。その後はスマホでこの先の時刻を確かめました。そして北千住駅には5時30分に到着し、私は下車しました。 
 
 

 
北千住駅では3階の日比谷線ホームから小走りで地下の千代田線ホームへと移動し、5時36分発の常磐緩行線直通、各停・我孫子行きの入線に間に合いました。我孫子行きは16000系10連で、最後部車両はガラガラでした。私は着席して、地上に出ると車窓風景を眺めました。曇り空でしたが、夜中に雨が降っていたため沿線には水たまりが見られました。そして電車は江戸川を渡って千葉県に入り、5時51分に目的地の北松戸駅に着きました。私はここで下車して、車両とホーム、橋上駅舎と駅前を撮影しました。住宅街にある駅で、東口駅前広場のロータリーが狭かった事と西口の出入口が屋根なしの階段だった事が印象に残りました(東口・西口ともエレベーター完備)。
 
 

 

  
北松戸駅からは6時13分発の常磐緩行線下り各停・我孫子行きに乗車しました。E233系2000番台10連で、乗り込んだ最後部車両は他に乗客がおらず、私だけの貸切状態でしたw 道中は車窓風景を楽しみ、馬橋駅では2日前に乗った流鉄の駅が見えました。そして新松戸駅では2人が乗り込んできて貸切状態は終了しましたが、依然としてガラガラのままでした。そして私は新松戸駅の次駅である北小金駅で下車しました。並走する常磐快速線にホームはありませんが、北小金駅の地点で快速線の上下線の中間に武蔵野線府中本町方面へ直通する短絡線・武蔵野線北小金支線との分岐地点があり、北小金支線は新松戸方で高架線になって右へカーブし、常磐快速線下り線をオーバークロスして南流山駅へと向かいます。また、駅の南口は再開発が行われていて、松戸市の端の各駅停車のみの停車駅ながら一地方都市の中心駅クラスの都会的な景観でした。また、南口の近くにはドラッグストア「マツモトキヨシ」の小金店がありますが、この小金店がマツキヨの発祥の地だそうです。一方、北口は再開発が行われていないため道路が狭く、住宅街が形成されていました。
 
 

 

 
もっと先、柏方面にも行きたいのですが、今回はここで引き返します。北小金駅では6時37分発の上り各停・成城学園前行きに乗車。E233系2000番台10連で、最後部車両は半分ほどの席が埋まっていました。私は着席して、水分補給をしてから車窓風景を眺めて道中を過ごし、4駅目の松戸駅で下車しました。松戸駅では改札を出て駅前を観察しましたが、まだ朝早いからか、人通りは少なかったです。
 
 

  
松戸駅では新京成電鉄新京成線に乗り換えます。『Suica』で入場し、7時01分発の普通・千葉中央行きに乗車しました。車両の塗色は白とピンクが使用されていて、今や古参の部類となった8800形6連でした。乗り込んだ最後部車両は空いていて私は着席しました。道中は車窓風景を楽しみましたが、やはり新京成線はカーブが多いです。国道6号線をオーバーパスして左へカーブすると電車は上本郷駅に到着し、私は下車しました。2014年に一度下車した事がありますが、小駅と思いきや橋上駅舎と立派な駅ビルを有しているのが特徴です。周辺は住宅街になっています。
 
 

 

 
上本郷駅からは7時23分発の普通・千葉中央行きに乗車。京成3000形に類似のN800形6連で、最後部車両に乗車しました。大半の席が埋まっていましたが着席し、水分補給をしていると電車は減速をはじめ、あっという間に次駅の松戸新田駅に到着。私は下車しました。各ホームの京成津田沼方(東側)に駅舎があり、有人駅であるものの無人の時間帯があり、名鉄の駅集中管理システムと同じくインターホンが設置されていました。駅前は住宅街で、京成津田沼方面下り1番線ホームのすぐ北側には自動車教習所があります。
 
 

 

 
松戸新田駅では後続、7時34分発の普通・京成津田沼行きに乗りました。8800形6連で、この電車も最後部車両は大半の席が埋まっていたものの今回も着席しました。しばし車窓風景を眺めて、すぐに到着した「みのり台駅」で下車しました。駅構造は松戸新田駅に類似していて、インターホンも設置されています。駅前も松戸新田駅と似たような住宅街でした。尚、「みのり台」を漢字にすると「稔台」になります。
 
 

  
みのり台駅からは7時55分発の普通・京成津田沼行きに乗車しました。またも8800形6連で、いまだに新型の80000形に遭遇できません。最後部車両は半分ほど空席があり、着席して水分補給を済ませてから車窓風景を眺めていました。1駅目の八柱駅は6月に訪問済みなのでパスして、2駅目の常盤平駅で下車しました。かつて8両編成の電車が運転されていた事から新京成線の各駅のホームは8両分ありますが、多くの駅では使用しない2両分は立入禁止になっています。ただし常盤平駅は使用していない松戸方2両分が閉鎖されていませんでした。ちなみにホームは工事中で、近い将来ホームドアが整備されるのでしょうか? また常盤平駅は橋上駅舎で、南口には立派な駅ビル兼マンションがあり、駅前は整備されていて都会的な風景でした。松戸市では駅前がしっかりと整備されている中規模の駅が複数見られます(他に新松戸駅、北小金駅、八柱駅など)。
 
 

 

 
まだまだ新京成線の駅を降り鉄していきたいのですが、時間の関係でここまでとして、これから次の目的路線である北総鉄道北総線へ向かうため、8時19分発の普通・京成津田沼行きに乗車しました。車両は8800形より1段階新しい8900形6連で、最後部車両は半分ほどしか埋まっておらず私は着席しました。道中は水分補給をしつつ車窓風景を楽しんで、北総線、東武アーバンパークライン(東武野田線)との接続駅である新鎌ヶ谷駅で下車しました。新鎌ヶ谷駅は6月に訪問済みのため撮影は最小限にとどめましたが、前回気になっていた駅南側へ行ってみました。現在、新京成線の高架橋南側にはロータリーが整備されていますが、駅の出入口はありません。そのため、駅北東側を迂回してやって来ました。将来、高架化工事中に使用されていた地平の仮線・仮駅が完全に撤去されれば南口に出入口が開設されるはずで、もしそうなれば今は「裏口」に甘んじている駅南側が陽の目を見る事になり、南側にある鎌ケ谷市役所へのアクセスが便利になるほか、南東側にある「イオン」の来客数も増加する可能性があります。
 
 

 

 
その後は新鎌ヶ谷駅へと戻り、北総線の改札から『Suica』で入場しました。以前は北総線と新京成線で改札を共用していましたが、新京成線の高架化により改札が分離され、代わりに両社の改札内には乗換改札が設置されました。入場後は高架のホームへと上がり、8時48分の下り普通・印旛日本医大行きに乗車しました。車両は直通先の都営浅草線5300形8連でしたが、都営浅草線は5500形が導入されているものの置き換えのペースが鈍く、まだまだ5300形が頑張っています。乗り込んだ最後部車両は空いていて、私は着席して道中は車窓風景を眺めていました。途中で短いトンネルを抜けると千葉ニュータウン内を東西に貫通する幹線道路(国道464号)の広い中間分離帯の中を東へ走るようになり、3分の乗車で西白井駅に到着し、下車しました。千葉ニュータウンの西の玄関口に相当する駅で、橋上駅舎を有しています。駅前は整然としていましたが、駅周辺にはやや古めかしい住宅団地が見られました。また、駅南東側にはJRA(日本中央競馬会)の競馬学校があります。そのため競馬ファンの中では「白井市」の知名度が高いです。
 
 

 

 
西白井駅では9時08分発の普通・印旛日本医大行きに乗車。車両は「C-Flyer」の愛称を持つ千葉ニュータウン鉄道所有の9100形8連で、斬新なデザインが特徴です。最後部車両は半分ほどの座席が埋まっていて、私は着席の上で水分補給をしながら車窓風景を眺めました。そして私はすぐに到着した白井駅で下車しました。白井駅も西白井駅と似た感じの駅で橋上駅舎を有しており、ニュータウンの駅らしく駅前は整然としていました。
 
 

 

 
この後は北総線をさらに東へ進んでいきます。
 
 
(つづく)
 
 
今回の新規踏破路線、新規探訪廃線跡はありません
 
 
(参考:Wikipedia)