秋の奈良旅:十輪寺・纏向遺跡(+天皇陵巡り)と帰途 | 停車場遍路の鉄道雑記帳(副)

停車場遍路の鉄道雑記帳(副)

画像・動画を含む鉄道趣味のブログです。ときどき戯言を書いてます。ー[2013年2月9日以前の記事はほとんどの画像が表示されません]ー

三日目最初は奈良の東の山中にある光仁天皇陵へ向かいます。まず大和八木から西大寺乗換で奈良へ。ここから奈良バスですが最寄りの日笠バス停まで距離もあるので片道730円でした。

御陵までは片道10分もかかりませんが、バスの本数が少ないので帰りのバスを50分くらい待ちます。近くのカフェは10時からの営業で居場所も無いのでバス道沿いに歩いて戻ることに。

一区間歩いて田原大野バス停まで来たら、十輪寺というお寺があったのでお参りがてら休憩させてもらいました。といっても日陰のベンチでぼーっとしてただけですが。

本堂は最近再建されたものです。


お寺は平安時代後期の創建です。


近鉄奈良まで戻って大和西大寺で下車、孝謙/稱徳⇒成務天皇陵を経由して平城駅まで徒歩30分ぐらいです。平城から二駅南下して尼ヶ辻駅で下車し垂仁天皇陵まで往復しました。

尼ヶ辻駅からは天理行きに乗って、終点で桜井駅北口行きのバスに乗り継ぎます。この路線はフリーきっぷが有効です。柳本バス停で降りてすぐの崇神天皇陵、南へ歩いて景行天皇陵を参拝しました。

バスの本数が少ないので南下して「初期ヤマト政権発祥の地」纏向遺跡を見に行きます。詳細は桜井市公式のここを参照ください。

遺跡に近いJR巻向駅入口にあった案内板


少し距離がありますが纏向石塚古墳へ。


高さが無いので上の地図が無ければ見てもよく分かりません。


次は桜井駅まで移動ですが巻向駅からJRで行って早く着いてもその先の接続が悪いので、フリーきっぷが有効なバスを使うべく巻の向バス停から桜井駅北口へ。

桜井駅南口からはフリーきっぷ有効路線の談山神社行きに乗って倉橋バス停で降り徒歩3分の崇峻天皇陵へ。参拝後、雨がしっかり降る中30分後の戻りのバスを待ちました。

桜井駅から近鉄で大和朝倉駅へ移動し、少し雨が弱まる中、舒明天皇陵まで片道20分を往復しました。

帰りも名古屋まで特急は使わない移動です。夕方ラッシュで混み合うのを避ける意図で次の伊勢中川行きを待たずに、準急榛原行き、急行青山町行きを乗り継ぎました。

とっぷり日の暮れた青山町駅のホームは肌寒いですが、待合室も電車も換気してるから逃げ場はないです。伊勢中川行き急行も空いていたので人間で温まることもなく青山高原を越えました。

伊勢中川では1分乗換という絶妙なタイミングですが、前向き座席(というかラッシュではロングシートになるタイプ)に座れたのはラッキーでした。

-つづく-