10月3日に続いて、10日に再び
C57180「SLばんえつ物語」
会津若松行き8226レと新津行き8233レに乗車しました。
今回8233レでは「グリーン車」の乗車を計画していたので、1か月前に切符を手配しておりました。
乗車No.37の8226レでは、「SLばんえつ物語」を運行する新津運輸区スタッフ方々の活躍を中心に。
乗車No.38の8233レでは、夕暮れ迫り夜汽車へと変貌する「SLばんえつ物語」の様子を中心に紹介したいと考えております。
本日は
乗車No.37 8226レ「SLばんえつ物語」会津若松行きです。
新津駅に9:40頃に到着。すでに「SLばんえつ物語」編成はホームに入ってC57180の周りは乗客たちの撮影タイムになっておりました。
1、C57180 8226レ「SLばんえつ物語」 新津駅 2020.10.10。
貴婦人は今日も美しい姿を見せています。
※「SLばんえつ物語」の乗車券&指定席券です。
車内で検収印をいただき、会津若松駅で使用済印を頂き持ち帰っています。
※車内で配られる乗車手帳を今回も紹介。
今回はスタンプスペースに4号車備え付けのスタンプと車掌さんに検収印を押していただきました。
津川駅では15分の停車で、機関士・機関助士の交代と検修担当によるC57180の点検・注油などを行います。
2、津川から乗務する機関士・機関助士さんがテンダに登り整炭を行います。
蒸気を浴びながら、石炭を前方へ移動させます。
この時に合わせて水の補給も行われます。
3、整炭の様子を後方跨線橋より。
火室では赤々と火が燃えているのが見えます。
4、新津まで乗務した機関士さんは火床整理を行います。
機関車の下にはアシュピットがあり、そこへ石炭カスを落とします。
5、その時間に検修さんはC57180の足回り点検と注油を行います。
検修さんはC57180の運行がスムーズに行われるように付き添う「担当医」。
非常に重要な役割です。
6、機関士さんに運行で異常がないか確認をします。
機関士さんと検修さんは綿密なコミュニケーションを図ります。
7、検修さんの足回りチェック。
検修さんは3名乗車していて、8226レは1人、8233レの運行は夜間になるので、二人で担当します。
スタッフの皆さんそれぞれに重要な役目を全うして「SLばんえつ物語」の定時運行が実現されています。
山都へ到着して、再び10分の停車。整炭と足回り点検・注油が行われます。
8、山都~会津若松間担当の機関士・機関助士さんが整炭を行います。
津川駅で整炭、津川~山都を乗務した方たちと交代してこれから担当する機関士・機関助士さんの役割です。
9、検修さんは再び足回りチェック。注油します。
オイル缶からボルトを開け注油します。
油切れは致命的なダメージになりますので、安全運行には大切な作業ですね。
スタッフの皆さんそれぞれの役目を十分果たし、8226レは定時運行で会津若松に到着しました。
10、会津若松に到着した、8226レ「SLばんえつ物語」。
乗客の皆様は満足された様子で列車を後にしました。
新津運輸区のスタッフの皆様のご努力で今日も安全運行が行われていることは、我々SLファンにとってはすごく有難く嬉しいことです。
その上、皆さんとてもフレンドリー!
私が「SLばんえつ物語」繰り返し乗車したいと思う大きな理由がここにあります。
新津運輸区のスタッフの皆様に厚く御礼申し上げます。
次回の乗車No.38・8233レは、夕暮れから夜汽車にスポットを当てた紹介をさせていただきます。