2020年10月むいか、丹波のくには福知山までいってきた。3年まえに但馬のくには豊岡までいったときに、いきかえりに列車ののりつぎでホームにおりたっていうだけの福知山について、はじめてかいさつをでてまちなみをみてまわってきた。こんかい、ひとつきまえの亀岡のたびにつづく丹波のくにのたびになるだけど、亀岡が丹波のくにのいりぐちにあって、福知山がいちばんおくにあるっていう地理関係にある。また、信長の時代、配下の光秀が丹波のくにを平定したことはひろくしられるとこだけど、亀岡の亀山城が丹波平定のてがかりにつくったもんであるのにたいして、福知山の福知山城は丹波平定のしあげにつくったもんであるっていう対照的な由緒もある。名鉄、新幹線、山陰線って列車をのりついでいったようすとあわせて、福知山まちあるきのようすを以下に紹介する。
〔名鉄で名古屋まで〕〔新幹線で京都まで〕〔山陰線で福知山まで〕〔福知山まちあるき〕(関係地図)
◇ ◇
名鉄で名古屋まで
さいしょは名鉄。あさひをおもいっきりあびてふるいのえきにはいってきた、しんあんじょういきふつうのあっかい電車にのる。6時30分、しゅっぱつ。乗客はたちきゃく2わり。
きたにすすんで、きたあんじょうであいた席にすわる。6時38分、しんあんじょうは1番のりばにとうちゃく。
西尾線から名古屋本線にのりかえ。あさひをせにしんあんじょうh4番のりばにはいってきた、岐阜いき特急のパノラマスーパーにのる。6時57分、しゅっぱつ。座席は特別車1号車1B。展望席最前列になるだけど、1号車がしんがりになるため、うしろむきにあさひをうけながらにしにすすむ。
摩天楼がちかづいてミュースカイとすれちがい。
トンネルにもぐって、7時23分、名古屋にとうちゃく。
新幹線で京都まで
新幹線にのりかえ。名古屋7時51分の博多いきのぞみ3号にのる。座席は15号車5E。通路みぎふたりがけ席まどがわ。
にしにすすんで、名鉄のあっかい電車とすれちがって岐阜羽島を通過。
揖斐川をわたる。
みぎに伊吹山。
うりこさんがきたらコーヒーでものまあっておもっとっただけど、やっときてくれたのが、滋賀県内もなかばをすぎたとこ。まあ、のんどる時間ないわ。
野洲川をわたる。
鴨川をわたって、8時25分、京都にとうちゃく。
のりかえかいさつをでて、連絡通路を30番のりばにむかう。
山陰線で福知山まで
京都は30番のりばにとうちゃく。うしろ3両は、しろい車体の東舞鶴いきまいづる1号。しんがりクモハ287-13*1の287系。先頭車両もしろい鉄板でおおわれて、前面展望はなし。
まえに連結する4両は、しろい車体の福知山いききのさき3号。先頭クモロハ286-5*2のおなじく287系。先頭車両もしろい鉄板でおおわれて、前面展望はなし。
座席はグリーン車1号車3C。通路みぎがわ1列席。はしらまえ。1番、3番、5番がはしらまえで、2番、4番がはしらかげになるだけど、1番はほのまえがなくてまどがせばい。しらべて3Cの席をとった。
8時38分、しゅっぱつ。東海道線からみぎにわかれて、高架をあがっていく。
梅小路京都西(うめこうじきょうとにし)、丹波口(たんばぐち)って通過。
しましきホームの二条(にじょう)に停車。
ゆっくりゆっくりすすんで、円町(えんまち)を通過。花園(はなぞの)、太秦(うずまさ)、嵯峨嵐山(さがあらしやま)って通過。
トンネルをむっつもくぐって保津峡ごえ。このかんに保津峡(ほづきょう)のえきを通過。
トンネルをぬけて、めのまえに亀岡盆地がひろがる。山城のくにから丹波のくににはいった。
馬堀(うまほり)を通過。
亀岡に停車。はんたい線に京都いきふつうがとまっとる。
ふるいちゃいろい鉄骨トラスがとくちょうの曽我谷川(そがたにがわ)鉄橋をわたって、亀岡のまちをでる。
並河(なみかわ)を通過。えきのへんはちょっとまちだけど、すぐにたんぼ。
また、まちにはいって、千代川(ちよかわ)を通過。みぎにたんぼ。
すぐみぎに桂川。
まちにはいって、八木(やぎ)を通過。
みぎに道路がそってきて、ほのみぎに桂川。
また、道路からはなれてひだりにすすむ。電車は複線をいく。
吉富(よしとみ)を通過。「つぎは園部(そのべ)」の車内放送がはいる。
園部(そのべ)に停車。左右に電車。ここまでが京都近郊区間だ。
園部から単線。ひだりに園部のまちをみて、すすむ。みぎはやますそ。
すすんで、左右がひらける。
やまざとのふうけいのなか、電車はいく。
やまんなか、船岡(ふなおか)を通過。
トンネルをくぐって、桂川をわたる。
ひだりしたにかわ。
かわをわたる。
トンネルをくぐって、みぎにかわ。このあたり桂川がずいぶん蛇行しとる。
トンネルをくぐって、みぎにかわ。かわぎしに住宅がたちならぶ。
すぐに日吉(ひよし)を通過。ちょっとまちだ。
ゆっくりすすんで、みぎに道路がそってくる。
みぎにかわ。しらんまにくだり勾配にはいっとる。
鍼灸大学前(しんきゅうだいがくまえ)を通過して、みぎのおかのうえに明治国際医療大学。駅名にある鍼灸大学ってのはこの大学のことか。
電車はくだっていく。
胡麻(ごま)を通過。まわりはけっこうなまちだ。
左右こだちのなか、きりとおしのようなとこをとおっていく。
みぎにやま。左右にやま。
また、きりとおしのようなとこをとおっていく。
みぎしたにかわといくつかの農家住宅。完全に由良川(ゆらがわ)水系にはいった。太平洋にそそぐ桂川水系から、にほんかいにそそぐ由良川水系にうつっただ。
下山(しもやま)にいったん停車。いきちがいのできる相対ホームのえきで、みぎがわ通行に停車。
しばらくまって、しろい特急電車がやってくる。京都いきまいづる4号と京都いききのさき4号の連結で、あとからはいってきたむこうの電車がほのまま通過していったあとに、こっちの電車もしゅっぱつ。乗客ののりおりのない、いきちがいだけのための停車だった。
また、左右はやま。
みぎしたにかわ。
トンネルをくぐる。みぎしたにかわ。左右こだちのなか、きりとおしのようなとこをくだっていく。
鉄橋をわたって、すぐにトンネル。また、トンネル。
みぎ前方がちょこっとまちになってくる。
由良川をわたる。
すぐに和知(わち)を通過。いきちがいのできるえきだけど、いきちがいはなし。
すぐに、また、由良川をわたる。かわがおおきく湾曲したなかに和知のえきとまちがあっただ。
みぎにやまざとのふうけい。
安栖里(あせり)を通過するとこで、はんたい列車といきちがい。
やまんなかにはいっていく。みぎしたにかわ。
やまんなか、鉄橋をわたるとこで、みぎに道路橋。
トンネルをくぐる。あっかい鉄橋をわたる。
立木(たちき)を通過。えきのまわりはなんにもない。
トンネルをくぐって、みぎに由良川と、ほのむこうにやま。
くだっていく。トンネルをくぐって、みぎに由良川。
山家(やまが)を通過。えきのまわりにぱらぱらうちがある。
電車の速度がはやまって、みぎに由良川。
左右こだち。
めずらしくふみきり。
かわしものあおい鉄橋をみながらまちにはいっていく。民家ののきさきをかすめてえきにはいっていく。
綾部にとうちゃく。9時42分の定刻から5分ほどおくれて、3番のりばにとうちゃく。30分ちょっとまってふつうにのりつげることがわかって、ここで福知山いききのさき3号をおりる。時間に制限があって特急電車にのってきただけど、やっぱり前面展望のないのはたるすぎる。
ホームにとどまって、福知山いききのさき3号と東舞鶴いきまいづる1号のきりはなしをかくにん。
東舞鶴いきまいづる1号がうしろにでていくのをみおくり。山陰線からひだりにわかれて舞鶴線にはいっていく。あとでしっただけど、舞鶴線の建設のほうが、山陰線綾部園部間の建設よりふるいだ。山陰線福知山綾部間と舞鶴線が1904年にできとって、山陰線綾部園部間が1910年にできた。
2番のりばに京都いききのさき10号がはいってくるのをみて、いったん橋上かいさつをでる。
かいさつをはいりなおして、構内配線をかくにん。1、2番のりばがりょうめんホームで、3番のりばがかためんホーム。ぜんぶののりばにいすと自販機があって、1、2番のりばにはまちあいしつもある。
1番のりばで福知山いきふつうをまっとるとこで、2番のりばに園部いき快速がはいってくる。223系2両編成の電車は都会のかおりだ。
さて、1番のりばにみどりいろの電車がはいってくる。綾部10時17分の福知山いきふつうだ。始発は東舞鶴で、ここまで舞鶴線をとおってきた。113系2両編成の、なんとも重厚感のある電車はたびのかおりだ。
座席はちゃいろのボックスシート。まんだこんな電車があるだ。
定刻から3分おくれで、しゅっぱつ。
綾部からまた複線になった山陰線をにしにすすむ。速度は100キロもでとる。
左右はたいらかな地形で、みぎに由良川の堤防もみえる。
高津(たかつ)に停車。
ここで、わがほうとおんなじみどりいろの東舞鶴いき快速とすれちがい。舞鶴は丹后のくにになるだけど、舞鶴、綾部、福知山っていうつながりがあるみたいだ。
みぎ曲線をいく。左右はひきつづきたいらかな地形。また、ひだり曲線をいく。
つぎは石原(いさ)。「いしはら」じゃなくて「いさ」だ。ひらがなでかいたほうがいい。
石原(いさ)に停車。英語放送もはいる。ばかか。
すぐにみぎ曲線。
直線から、また、みぎ曲線。
おもいっきりモーターをぶんまわして、速度が100キロから110キロにあがる。こういうふうに、はやくはしってこそ電車だ。
左右が市街地になってくる。
土師川(はぜがわ)をわたる。みぎ、すぐかわしもで由良川に合流するかわだ。
高架をあがって、みぎにゆみなっていく。
ひだりから福知山線の単線が合流してくる。摂津のくに大阪からきた線だ。
10時28分の定刻から3分おくれで、福知山は4番のりばにとうちゃく。
ホームにとどまって、しばし電車見物。はいってきたときから5番のりばにとまっとったのは、223系2両編成の福知山線篠山口(ささやまぐち)いきふつう。おんなじ丹波のくにの篠山までいく。
1番のりばのきた、京都丹后鉄道ののりばに、むかしふうの列車がとまっとるのがかすかにみえる。
1番のりばに、濃紺の、ちょっとくじらをおもわせるような独創的な外観の丹后のうみ号がはいってくる。3年まえに豊岡にいったときに2回ものった列車だ。なつかしいな。
3番のりばに、のっぺらした287系の天橋立いきはしだて1号がはいってくる。
電車見物をおえて、ホームからしたにおりてかいさつをでる。
福知山まちあるき
地平にあるえきのかいさつからほのまま南北りょうほうにでれるようになっとるだけど、えきの正面であるきたがわにでる。かんたんにいうと、山陰線のきたがわがまちで、さらにほのうちのひがし半分がもとからの城下町になるだけど、こんかいまちあるきをするのはもとからの城下町の部分。
わがマスクがかぜでとばされたことがきっかけで、老夫婦とみじかいやりとり。さいしょはおくさんが、マスクがとんだことをおしえてくれる。きかれて愛知県からきたことをあかすと、伊勢湾台風のはなしに。マスクがとんだのもにほん列島にちかづいとる台風のせいで、ほれが愛知県とむすびついて伊勢湾台風のはなしになった。当時ご主人は26才で、愛知県で学生生活をおくるおとうとさんのとこになんかいもいっただけど、ほれはひどい状態だったとのこと。いや、福知山で伊勢湾台風のいき証人にあえるとは。
老夫婦とわかれたとこで、えきまえロータリーの一角に「福知山おどり像」を発見。光秀が福知山城をつくったときからつづくおどりらしい。
えきまえによこたわるおしろどおりをきたにわたる。おしろどおりは、ひがしに福知山城につながるとおりだ。
おしろどおりをわたったとこから、福知山駅正面どおりにはいっていく。福知山のまちのまんなかを南北にはしるのがけやきどおりで、ほのけやきどおりの1本ひがしに平行してはしるのがこの福知山駅正面どおりで、アーケード商店街になっとる。
みちはきれいなブロックタイル舗装で、左右にみせがずーっとつづく。
十字路の東南かどに桐村眼科医院。旧両丹銀行本町支店だったとのことで、いしづくりの風格のあるたてもんだ。
十字路をみぎにまがって、アオイどおりをひがしにはいっていく。みちはきれいなブロックタイル舗装だけど、左右にあるみせはぜんぜんあいてない。
しばらくすすんだとこで、保育園のこらとすれちがい。先生や児童が「おはようございます」ってあいさつしてくれて、きもちいい。
すすんで、左折。アオイどおりからはなれて、きたにすすむ。
御霊神社(ごりょうじんじゃ)におまいり。祭神は宇賀御霊大神(うがのみたまおおかみ)と日向守光秀公。いやー、明智光秀もかみさまとしてまつられとるだ。社殿はひがしむきで、拝殿は銅板ぶき、唐破風つき、朱ぬりのあざやかなもん。拝殿のみぎわきにみなみむきにたつ堤防神社にもおまいり。1984年建立とのことで、この地の治水のたいへんさをおもう。
御霊神社拝殿のおくに本殿。いや、じつにりっぱなもんだ。銅板ぶき、千鳥破風つきで、垂直ぎりのちぎとかつおぎもついとる。出雲大社なみのりっぱさだ。
御霊神社の境内からみちをへだてたきたがわにグンゼ旧福知山工場。正門ひだりに、かわらやね、モルタルかべの六角形の門衛所。いや、門衛所でさえこんなにしゃれとる。
かってにおくにはいっていって、木造2階だて、モルタルかべ、よせむねやねの事務所棟。なかにはいってみると、おんなの事務員さんがふたりしごとをしとる。いやー、内装もむかしのままだ。こんなとこでしごとができるってすばらしい。きいてみると、公開しとるたてもんじゃなくて、なかをさつえいするのもよろしくないとのこと。また、「グンゼのことがしりたいなら、となりの綾部に一般公開の施設がありますよ」とのことで、しきちのそとにでる。
こんどは御霊神社からみなみに、のみや街にはいっていく。ここにもきれいなブロックタイル舗装。
とちゅう、ひがしに浮世小路。むかしは、うきよをわすれさせてくれる歓楽街だったにちがいないだけど、いまはみぎ半分のみせがとりはらわれとる。
つぎに、御霊神社からひがしにのびる広小路どおりをみてあるく。広小路どおりっていやあ名古屋ずいいちのめぬきどおりなだけど、福知山にも広小路どおりがあっただ。とおりは、車道と歩道のわかれたはばのひろいとおりで、クルマがいっぱいいきかう。
まんなかへんまですすんでいったとこで、ひだりに福知山シネマ、みぎに福知山商工会議所。そろそろひるどきで、ごはんがたべれるとこもないかなっておもいながらあるいていくだけど、ない。
広小路どおりあるききったとこで、由良川の堤防にあがって、かわのながれをみる。みぎかわかみに、しろいアーチがとくちょうの音無瀬橋(おとなせがばし)。さらにかわかみみぎがわにおいしげるのが明智やぶか。
広小路どおりをにしにもどっていくとこで、みなみがわに福知山鉄道館ポッポランド2号館。なかに蒸気機関車が展示してある。
ほかに「福知山をとりまく鉄道整備の歴史」の展示パネルが1枚。路線図で、福知山が鉄道の結節点であることがようわかる。
歩道のところどころに「福知山おどり像」。えきまえロータリーでさいしょに発見したやつがここにもいっぱいある。福知山音頭の歌詞は、「明智光秀丹波をひろめ ひろめ丹波の福知山」。まちがいなく光秀がここ福知山じゃあしたわれとる。
まあちょっとにしにもどって、みなみに新町どおりにはいっていく。とおりはアーケードの新町商店街になっとって、みちにブロックタイル舗装がしてある。みせみせのまえには「麒麟がくる」のあおいのぼりばた。
りっぱな商店街だけど、みせはあいてない。アオイどおりもみせがあいてなかったけど、ここ新町どおりもみせがあいてない。しばらくすすんで、みぎ、愛友堂のかんばんのあるとこが食堂になっとる。やっとひるごはんにありつけるかっておもってはいったら、タイ料理のみせ。からいのはにがてで、えんりょする。
すすんで、たま~にあいとるみせも発見。
ひだりに小林歯科のふるいたてもん。モルタルかべ、洋館づくりの歴史をかんじさせるたてもんだ。
アーケードがとぎれて十字路にでる。ふりかえると、アーケードのいりぐちに「内記新町商店街」のかんばん。きたのいりぐちは新町商店街だったのに、どっからか内記新町商店街にかわっとっただ。
十字路の東南かどに喫茶軽食えんっていうみせを発見。おばあさんのきりもりするみせだって、おまかせいなか料理をたべさせてもらう。ごはんは新米。おしながきにはいろいろあったけど、関係なしだった。おばあさんのともだちってかんじのご婦人も食事中だっただけど、きかれて愛知県からきたっていうと、ちょうど、愛知県の一宮におる、ご婦人のともだちのことをはなしとったとのこと。食卓のうえに、ふろしきをかぶせて三味線がおいてあるのを発見。きいてみると、おばあさんがひく三味線だった。ことしはコロナさわぎで活動できんけど、あっちこっちに三味線をひきにいくとのこと。いや、おばあさん、ただもんじゃなかった。
はらごしらえができたとこで、十字路からちょこっとみなみにいって左折。おしろどおりをひがしにすすんで、みぎに福知山城。
おしろにのぼるまえに福知山光秀ミュージアムでおべんきょう。
丹波のくには国人衆(こくじんしゅう)っていわれるひとたちのちからがつよくて、平定にはずいぶんてこずったとのこと。とりわけ、いまは丹波市の区域になる、黒井城(くろいじょう)の荻野直正は丹波のあかおにっていわれたほどの強敵で、2回にわたる攻略戦でやっとうちやぶって丹波を平定。ほのしあげにつくったのがここ福知山城。もともとあった横山城を改築して福知山城って命名したとのこと。
「麒麟がくる」の出演者もパネル展示。帰蝶役の川口春奈さん、いいな~。
築城にあわせて城下町も整備。ひがしがわを由良川にかぎられて、おしろからきたにむかってまちがのびる。
さあ、おしろだ。ひがしがわからいしがきと門をみあげてのぼっていく。
うえにあがって、にしがわから天守閣をみる。
天守閣へのいりぐちはひがしがわ。かかりのひとに、どっちがおしろの正面なのかきくと、にしがわだっておしえてくれる。天守閣のある本丸からにしに二の丸、三の丸って順番になっとるとのこと。ついでに、内記新町商店街の内記ってなにかきくと、下級武士のすんどったとこだっておしえてくれる。
最上階まであがって、四方をみる。ひがし、ちょこっとみなみよりに土師川(はぜがわ)と山陰線の鉄橋。
ひがし、ちょこっときたよりに由良川と土師川の合流部。由良川が鈍角にみぎにおれるとこに土師川が合流してくる。
きた、ちょこっとひがしよりに明智やぶ。合流部からかわしものへんにかけて、まちがわのきしべにやぶがつくってあるだけど、おおあめのときなんかに、かわのながれをしずめるために光秀がつくったやぶだげな。光秀も治水にはちからをいれただ。
きた、ちょこっとにしよりに城下町。きょうここまであるいてきたまちだ。新町どおりのアーケードや御霊神社のもり、グンゼのおおきなたてもんなんかがわかる。
にし、こだかいもりになったとこが福知山城三の丸で、ほのみぎに福知山市役所のたてもん。ほれらのひだりに山陰線の高架。むこうに福知山のえき。
みおえて、えきにもどる。
◇ ◇
(関係地図)
◇ ◇
(さんこう)
- 乗車記録 - 2020年10月むいか、かようび、平日
- ふるい 6:30 → (名鉄西尾線=しんあんじょういきふつう) → 6:38 しんあんじょう
〔5.7km、8分、42.8km/h〕 - しんあんじょう 6:57 → (名古屋本線=岐阜いき特急*3【特別車1号車展望室1B】) → 7:23 名古屋
〔29.7km、26分、68.5km/h、ふるいから名古屋まで1,040円(乗車料金680円+特別車料金360円)〕 - 名古屋 7:51 → (東海道新幹線=博多いきのぞみ3号【15号車5E】) → 8:32 京都
〔134.3km(※営業キロ数147.6km)、34分、237.0km/h〕 - 京都 8:38 → (山陰線=福知山いききのさき3号【グリーン車1号車3C】) → 9:42 綾部
〔76.2km、64分、71.4km/h〕 - 綾部 10:17 → (山陰線=福知山いきふつう*4) → 10:28 福知山
〔12.3km、11分、67.1km/h、名古屋から福知山まで9,130円(乗車料金4,070円+のぞみ指定席3,270円+きのさきグリーン席1.790円)〕
- ふるい 6:30 → (名鉄西尾線=しんあんじょういきふつう) → 6:38 しんあんじょう
- 福知山光秀ミュージアムと福知山城の展示資料 - おぼえがき(ゆめてつどう)|2020/10/08
- 亀岡のたび - 2020年9月15日 - あきひこゆめてつどう|2020/09/21
- 丹波のくにってどんな範囲? - あきひこゆめてつどう|2020/09/05
- 福知山おどり像と福知山音頭 - おぼえがき(ゆめてつどう)|2020/10/13 〔ついか〕
- 福知山いきふつう - 2020年10月むいか - おぼえがき(ゆめてつどう)|2020/10/13 〔ついか〕
- あさのしんあんじょう - 2020年10月むいか - おぼえがき(ゆめてつどう)|2020/10/13 〔ついか〕