こんばんは。

今日はNゲージ鉄道模型、僅かな線形変更の話ですが、最近多いトラブル絡みでもあります(汗)。

 

昨日の記事にUpした10系寝台+旧客編成、全車整備を終えて走っていたわけですが、写真の位置でスロ62が再現良く脱線してくれるようになったんです。何でスロ62だけ???

 

バラシて点検したり、床下に穴(矢印部)があったのでここにウエイトを仕込んで重量増を図ったりしましたが、解決しませんでした。

(書きながら思ったのは、ちょっとサスを効かせすぎたかも。集電安定化策で各車弄っています。本件はまた別に書きます。)

 

脱線したのはこのR481-15°が右へ左へとカーブが2本続く逆S字カーブ区間。更に33‰の急勾配。元々トラブルの多い場所ではありました。(だからガイドレールを貼付けたり・・。)

ここは2→1階層へのアプローチ線。前面展望動画では上り運転もしますが、基本1階層留置の長い編成がその留置線へ引き上げるのに下って来る区間です。急坂で連続カーブで後方の車両の”押し”が加わったら脱線しやすいですよね。自作室内灯を入れる前はスロ62も問題なく通過していたんですが..

 

それにここはこんな場所、上に家具類、更にその上にTVが乗るエリアの一番奥の壁側です。

なので手が突っ込めない、何かあると非常に復旧が難しい場所です。カメラもスマホも突っ込みにくいため、今回解像度の良くない写真が多いのはご容赦ください。

余談ですが、Audio(センタースピーカー、サブウーハー)を上手く収めるため上方の家具は自作です。サブウーハー右の窓部は酒瓶のストックエリアです(爆)。

 

話を元に戻して..この際線形を改善して脱線対策をしようと考えました。

 

線形の改善後です。カーブが緩くなり、間に直線が入りました。木製の線路固定道床も作り変えています。今回この部分をバラしたので、奥のカーブを曲がり切った所からポイント手前までの勾配を実測してみました。奇しくも板谷峠と同じ33‰でした(笑)。

 

これを可能にしたのは、線路系の話では最近よく出て来る”7.5°のカーブレール”作戦です。写真上のKATO R481-15°をちょん切って、半分の7.5°にしたもの(写真下)を使っています。ポイントレールのすぐ先はこれを使用、直線を挟んでそのさらに奥は、直線と7.5°カーブ一体型のレールを準備して敷設しました。過去にこの区間を敷設した際はまだ7.5°作戦を思いついていなかったんですね。変な寸法の線路が増え、つなぎ部の枕木間隔が合わないとかありますが、レイアウトの線形をスマートにするのに使える作戦と思っています。

 

これで脱線しまくったスロ62も問題なく通過するようになりました。この先、手を突っ込みにくいこの場所でのトラブルが減ることを期待しています。

手前に見えているポイント部は奥と極性が逆、2枚上のポイント分岐側~渡り線に入ることでオートリバース区間に入る線形にしているので、トラブル皆無 は難しいんでしょうけど。

(DCCは交流ですが極性が存在し、方向転換には自動で極性を切り替えてくれるオートリバース区間が必要です。AR-1というオートリバース基板を使って対応しています。)

 

今日は無理矢理新動力ユニットに交換したKATO EF64-1000牽引で走っていました。これも次の模型記事に繋がる予定です。

 

最後までご覧いただきありがとうございました。

 

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