Kさん撮影: 2020.10.3-4 新潟地区115系電車 目指せ全色コンプリート! | D51338の ほぼ蒸機ブログ “NO STEAM, NO LIFE!”

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物心がついた時から蒸気機関車が好き。
1970年代に撮った写真はプリントでわずかに残るのみ(泣)
今は関東近県の復活蒸機を撮影するのが楽しみ。
そんな写真を載せたいと思います。
D51338は故郷、飛騨高山にいたカマです。

本日はKさん撮影シリーズで、10/3-4、上越線と磐越西線の間に行った新潟地区115系とのことです。 代理投稿 by D51338

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Kです。先週掲載させたいただいた、10/3のSLぐんまみなかみ、10/4のSLばんえつ物語号の間に、新潟地区に残る115系電車に乗りまくってきました(といっても2本ですが)。

 

現在JR東日本新潟地区には115系3両x7編成が残り、現在のところ在籍電車の大多数が115系であるしなの鉄道と並んで、東日本での最後の砦となっています。

 

新潟地区の115系の特徴は7編成全部が異なるリバイバル塗色を纏い、色のバリエーションでもファンの目を楽しませてくれるところです。

さて、今回7編成のうちいくつ撮れたでしょうか?

 

① 新潟駅 10/3 16:53 

新潟駅は在来線全ホームの高架移設を含む大工事が行われていて既に終盤に差し掛かっていますが、高架に移設されたホームで待機する越後線156M柏崎行です。

この電車は115系6両編成、先頭3両は旧弥彦色(写真)、後方3両は3次新潟色です。この編成は柏崎に停泊し翌朝6:30発の吉田経由東三条行になりますが、翌朝その電車に乗車する予定なのでどの色の編成か下見に行きました。

② 新潟駅16:57 

新潟駅から乗車したのは、信越本線経由新井行の快速3374Mです。

115系の現在の運用は越後線と弥彦線(東三条-吉田)がほとんどですが、一往復だけ本線を新潟から直江津まで快速電車として走る運用が残っています。今回その電車に柏崎まで乗車しました。

現在唯一残る新潟駅の在来線地平ホームの9番線には、新弥彦色の電車がスタンバイしていました。

③ 柏崎駅 18:35 

すっかり暗くなった柏崎駅を発車する3374Mです。

途中、来迎寺から柏崎までは峠越え区間を20分間無停車で飛ばします。その間MT54主電動機が力強く唸る音を存分に味わいました。

これも東日本で残っているのは115系と、特急踊り子の185系くらいです。

④ 柏崎駅 20:02 

駅前のホテルにチェックインし付設のレストランで夕食をいただき(柏崎は鯛茶漬けが名物です。茶漬けといっても実は出し汁。なかなか美味でした)、夕食後の散歩に柏崎駅の構内へ。

越後線が折り返す0番線ホームには20:20発の最終新潟行175Mが停車中。こちらは一次新潟色の編成でした。

それにしても1歳児に駅ホームでのYOASOBIを教えるとは、悪いジイさんと父親です(笑)。

⑤ 20:25   175Mの発車を見送ったあと、構内の留置線で待機中の3次新潟色+旧弥彦色の編成を撮影。

電車の後方の空には大きな月が。この日ちょうど満月だったようです。

駅ホームで電車を見ていると、柏崎の駅員さんが、電車の絵のいっぱい書いてある旗を孫に手渡してくれました。ありがとうございます!

⑥ 柏崎駅 10/4 6:22AM 

翌朝ホテルで朝食を済ませ(6:00AMから対応してくれたので助かりました)柏崎駅に行くと、昨日確認した3次新潟色+旧弥彦色の編成が1番ホームでスタンバイしています。

まずは連結部分のあたりを撮影。

⑦ 6:24 吉田経由東三条行の先頭は3次新潟色。

ライトブルーのグラデーションですが、駅ホームの柱の下の方の青色も参加を主張しているようです。ここまでで4色撮影しましたね。

⑧ 越後線車内。

車内では旧弥彦色の最後部車両に席を取りました。理由は後ほど。

後部の貫通扉ドアのところから後方を眺めると、越後線の特徴が写っています。わかりますか?

 

架線の直接吊架方式といい、吊架線を省略しトロリ線を直接(碍子をかませた上で)支持点から吊り下げています。簡素な方式のため最高速度は85km/hに制限されますが、乗った感じローカル線にしては快調に飛ばしていて、スピードが遅い感覚はなかったです。

⑨ 列車の最後部、旧弥彦色車両の車内です。

新潟の115系は車内が(しなの鉄道の多くの115系車両と同様)座席がちょっと形が違うのに更新されているものが多いのですが、旧弥彦色の編成は国鉄時代と同じ形の座席が残っています。

しなの鉄道でも湘南色とスカ色の2両編成の方は、このタイプの座席が残っています。乗り鉄の方、ご注意ください。

⑩ 6:49 西山駅 

ここで交換した柏崎行122Mは「懐かしの新潟色」、70系電車時代の塗装のリバイバル車両でした。

この車両も座席は旧弥彦色と同じタイプ。新潟の115系で旧タイプの座席が残るのは、これら2編成だけのようでした。

⑪ 7:40 吉田駅  東三条発寺泊行132Mと交換。

132Mは緑色のグラデーションの帯の2次新潟色編成でした。これで6色ですね。 

新潟の115系は7編成在籍6運用なので、必ず1編成は車庫で寝ています。従って1~2日の訪問で全色コンプリートはほぼ無理なので、この先は昨年撮影した写真を借りてくることにします。

⑫ 2019.12.1 8:14AM 信越本線 宮内駅 

 ⑪と同じ2次新潟色編成ですが、朝の直江津発長岡行の快速電車の運用です。日常の感じがいいですね。

⑬ 2019.9.8 9:02AM 弥彦線 燕三条駅 

今回逢えなかったのは湘南色。

昨年秋に撮ってますので、これで全色コンプリートです(拍手)!

 

今回乗車した柏崎発東三条行の115系6両編成が東三条から折り返した吉田行、燕三条駅発車の後追い撮影です。

この日磐越西線撮影のため燕三条で新幹線を下車してレンタカーを借りましたが、燕三条に新幹線が到着する少し後に115系6両編成が来るため、お手軽撮影には都合がいいダイヤとなっています。

次回は10/4 SLばんえつ物語の乗り鉄編。

今回のシリーズの最後となります。