毎度ご覧いただきありがとうございます。現美新幹線を撮影したあとの話です。
熊谷駅からは新幹線ではなく高崎線に乗って前橋を目指しました。
グリーン車2階席から秩父鉄道の車両を撮影しました。
寄居、長瀞を経て三峰口につながる秩父鉄道秩父本線が分かれると、やがて熊谷貨物ターミナル駅の構内が広がります。
と…
ん!!
展示してます。
と言わんばかりの電気機関車をスマホで激写! 機関車の付近には撮影に興じる人の姿も見えました。
このイベントについてはなんとなく知ってました。当日(10月4日)埼玉、群馬方面の手頃な鉄ネタが無いか事前に調べてましたから。
イベントとは10月3日(土)、4日(日)に開催された「秩父鉄道電気機関車撮影会」です。イベントの詳細までは追究せずにいたので、開催地は機関車検修設備のある武川駅構内だと思ってました。
以下3点 武川駅 2019年3月2日
「SL秩父の酒造大集合号」車内より撮影
※動画キャプチャー画像
画像を再掲します。
イベントについて再調査しました。左からデキ108、デキ502、デキ201、デキ302、デキ505です。デキ108には松尾鉱業鉄道時代のレプリカプレート(ED502)が取り付けられたそうです。
松尾鉱業鉄道? なんとなく名前を知っていた程度なので調べました。花輪線の大更駅を起点に東八幡平まで12.2kmを結んでいました。松尾鉱山の閉山により1972年10月9日に廃止されています。
ストリートビューで松尾鉱業鉄道の廃線跡を確認しました。
冠雪した岩手山を背景にしたシーンがありました。良い雰囲気なのでお借りしました
※ストリートビューは将来画像が入れ替わると思います。
熊谷貨物ターミナル駅を過ぎてしばらく進むと秩父鉄道三ヶ尻線が分かれます。
今年12月31日に三ヶ尻-熊谷貨物ターミナル間が廃止される予定です。
※ツイートお借りしました。
秩父鉄道三ヶ尻線の一部廃止は12月31日付けに #秩父鉄道 https://t.co/2jAiHtfNLh
— 鉄道ニュース【鉄道プレスネット】 (@railway_press) October 5, 2020
太平洋セメント熊谷工場最寄りの三ヶ尻駅にセメント生成燃料の石炭を運搬する貨物列車は、今年3月に廃止されました。現在石炭輸送はトラックに移行されています。
三ヶ尻線の設備老朽化も一部廃止の理由です。しかし環境面を考慮すればトラック輸送より鉄道輸送なのですけどね。あくまでも素人考えですが鉄道輸送の廃止は残念です。