嵯峨野観光鉄道嵯峨野観光線乗りつぶし2 | 乗りつぶしに行ってきた!

乗りつぶしに行ってきた!

乗り鉄好きが書く乗車記が"一応"メインです。
JR全線完乗が目標!(現在は99%乗車済)

トロッコ嵯峨15時2分→トロッコ亀岡15時23分

 

 

さて、そうこうしているうちに乗車率は3割くらいで出発。トロッコ亀岡までの7.3km、21分間の短い旅の始まりです。

ディーゼルエンジンを響かせながら、独特の振動を早速感じるわけですが、いつも乗る気動車なんかよりモロに振動が伝わって来ます!

トロッコ=貨車ということで、ヒトが乗るようには設計されていないので、乗り心地は決して良くはなかったですね。

まぁ、嵯峨野観光鉄道開業と共に、または開業してから製造されているので、ヒトが乗る気動車車両と同じく部品をつけても良いんですが、トロッコの乗り心地を出すためにあえてつけていないんでしょうか。

木のイスもめちゃくちゃ硬くて、長時間乗車には不向きですが、21分で済むので、問題はなかったです。

この振動を感じながら3分でトロッコ亀山に到着。

トロッコ嵯峨出発時から車窓の説明をしてくれる乗務員が区間に関係なく一律630円かかるけど、トロッコ亀岡で降りる人はいないか、一応確認を取っていました。自分が見る限りいませんでしたね。笑

トロッコ亀山でも何人か乗って来ます。それでも合わせて4割に満たないくらいの乗車率です。

トロッコ亀山を出発。ここから本格的な観光路線へ入ります。

 

 

出発していきなり亀山トンネルに入るわけですが、リッチ号の窓側に座っていると、窓ガラスが一切アングルに入らないのでクリアに撮影できます!

最高速度は25km/hなので、3月下旬であればダウンを羽織って入れば、風を受けてもそこまで気に成らないくらいのものでした。

ただ、真っ暗なトンネルを窓ガラスなしの車両で進むのは初めてだったので、トンネルに反響する音にはアトラクション乗ってるときの感覚に近いものを感じました。

トンネルを出ると、車窓左側に桂川が登場。

観光名所になると速度を落としてくれるわけですが、川の向こう側に「星のや京都」があるとのことで、そこが最初の減速地点でした。笑

 

 

寒さに震えつつカメラでホテルを撮影してる我々をあったかい部屋の中でコーヒーでも飲みながら眺めているんだろうなと、

格差社会を感じていると、速度を上げ始めてくれました。

次の減速地点では現在の山陰本線の橋梁が見える箇所で、前日に高速で通過したところをのんびりと進んでいきます。

 

 

 

それにしても桂川の流れが綺麗で、川ばかり見てたら、トロッコ亀岡に到着。

 

停車時間7分で折り返しに乗るので、停車時間中にまずは1号車への先頭へ。

 

 

嵯峨野観光鉄道では転車台がないので、機関車を付け替えすることができず、トロッコ亀岡方には運転室がついているSK200-1という車両が先頭車になります。

 

 

1号車に入って一番先頭に行っても運転室があるので、先には進めません。

 

 

後ろを振り返ると普通席。椅子は木製なのは変わりませんが、ちゃんと窓ガラスがあって開閉が自由なので、その日の気分、天気次第で開け閉めすることができます!

 

 

ホームのすぐ隣には山陰本線の新線線路が敷かれていて、運が良ければ223系が疾走するシーンを見ることができます。