嵯峨野観光鉄道嵯峨野観光線乗りつぶし | 乗りつぶしに行ってきた!

乗りつぶしに行ってきた!

乗り鉄好きが書く乗車記が"一応"メインです。
JR全線完乗が目標!(現在は99%乗車済)

2020年3月22日(日)

14時30分 トロッコ嵯峨駅

 

 

嵐山に来た理由として、竹林とか数多くのお寺で有名なわけですが、乗り鉄の身としては嵯峨野観光鉄道乗車がメインになるわけです。

 

一般的に京都旅行するときには観光鉄道乗車自体が旅行プランに入ることが多く、1日上下合わせて16本(多客期は18本)走っているわけですが、全席指定の座席はあらかじめみどりの窓口だったりe5489なんかで予約する、

または当日朝に当日券を買い求めておかないと、取れない時期(桜シーズンとか紅葉シーズン)もある中で、新型コロナで京都に来る客も減っているので、事前予約なんてせずに、ふらっとトロッコ嵯峨駅の窓口へ。

駅員に話を聞くと、観光ルートは始発のトロッコ嵯峨から終点のトロッコ亀岡を往復するパターンと、

トロッコ亀岡まで乗って、京阪京都バスで15分乗ったところにある乗船場から保津川下りを楽しんで、嵐山に戻るパターンと2つあるそうで、自分は単純にトロッコ列車を往復することを選択。

 

 

桜がまだ咲き始めの頃なこともありますが、やはりコロナの影響で売り切れは全然していない模様で、どの時間帯も発売中の表示。

ということで一番早めに乗れる15時すぎの便に乗ることにしました。

座席は普通席とリッチ号という風に分かれていて、どう違うのか聞いてみると、普通席は窓ガラスが開閉式であるのに対して、リッチ号は窓ガラスがない車両になり、料金は変わらないとのこと。

3月下旬でまだ肌寒い時期だけど、せっかく来たなら風を感じながら乗るのも悪くないし、感染症予防にもなるので、行きも帰りもリッチ号を選択。

 

切符を発券してもらうと、お馴染みのマルスで発券された切符と、

(↓行き)

 
(↓帰り)
 
嵯峨野観光鉄道独自の切符が裏にホッチキスどめされてされていました。
(↓行き)
 
(↓帰り)
 

嵯峨野観光鉄道の窓口発券であっても座席管理はマルスシステムで行うから座席番号が記された切符は出て来るけど、金額は直接、嵯峨野観光鉄道に入るため、金額欄は「※※※」と表示されていました。

おそらく嵯峨野観光鉄道はマルス発券を採用していて、JR西日本のみどりの窓口やe5489で購入した際にはマルス発券した切符しか出てこないものと思われます。そしてJRの窓口、システムとやりとりしているので、金額も記された形になるんでしょうね。

 

出発までまだ15分くらいあったので、駅舎内にある売店で時間を潰してから、改札の時間になったので、改札口へ。

乗車券の確認が終わって、ホームに入ると早速ディーゼル機関車を発見。

 

 

DE10形と呼ぶらしく、1991年4月の開業に合わせてJR西日本から譲渡されたものです。

 

 

車体側面には「ROMANTIC TRAIN 嵯峨野」とエンブレムがつけられていて、

 

 

その隣には寝台専用列車を意味する流れ星のマークがつけられていますね。

嵯峨野観光鉄道に来る前は客車を引っ張って、寝台列車の機関車として活躍していたんでしょう、おそらく。

 

 

改札口の上に掲げられた車両案内板で確認すると、自分が乗るリッチ号はこの機関車のすぐ隣につけられています。

SK300-1という車両です。

 

 

で、乗車券を買うときに駅員が言っていた通り、窓ガラスはついていません!

腰から下も黒い柵で、スカスカです。

 

 

自席に腰をかけてみると、足元の床はグレーチング素材。

 

 

網目は細かいのでスマホは落としても問題なさそうだけど、ズボンのポケットに入れてるカギを落としたらえらいことになりそうで、さっと財布の硬貨入れにカギをしまい込んだのでした…