三岐鉄道北勢線から再び関西本線に戻り、ヒガハスのような田園地帯に陣取って、夕方やってくるデーデーと赤熊の重連貨レをひたすら待ち構えます。この重連は今春のダイヤ改正で消滅するかのように言われていたので3月までは何処のポイントも大混雑しましたが、どっこい改正後も生き残っています。しかしこれから日が短くなると撮影が厳しくなるため今回の遠征でメインターゲットに選びました。

 

現着した時はまだ日が高かったので、ローアングルで手前の稲穂をアングルに多く取り入れて季節感を出すことにしました。今まであまり関心がなかったキハ85系「ワイドビュー南紀」も近い将来置き換えされるというのできっちり記録します。

 

ところが日が落ちてくるに連れて自分達の影が稲穂に掛かるようになり、段々レンズを上向きにせざるを得なくなりました。

 

その内常連と思われる鉄の一人が「皆さんもっと後ろに下がりましょう」と声を掛けたので、全員協力し合って一斉に後退しましたが、如何せん夕方5時近くなので影は伸びる一方です。

 

鬱陶しい影はできるだけ入れたくないので、この時は苦渋の選択で稲穂をあまり入れないアングルで撮りました。これでよかったのかそれとも妥協して影を入れても最初のアングルで撮るべきだったか今でも迷いが残ります。

 

最後にオマケで先頭のデーデー「センニッパ」の原色時代の写真を~この頃はこんな原色重連が走っていてもカメラを向ける人はあまり見掛けませんでした。

 

いろいろ思い通りにいかないことが多かった遠征でしたが、久しぶりに秋晴れの中丸一日活動できたので大いにリフレッシュできました♪