■欧州最初の地
先月のブログで2004年夏 ロンドン交通博物館を紹介しましたが、この年は夏にイギリスに渡る前、4月からオランダに滞在していました。
この時は、会社の同僚(同じアジアの方)と、出張先(異国の地)の現地観光を満喫できた、数少ない思い出です。
今回のブログは、Queens Day(女王の日)で街中がオレンジ色に染まった駅周辺と、別の日に訪れたKeukenhof(キューケンホフ公園)の写真を、10年以上前の記憶をもとに、紹介します。
※いつもの一人の乗車記調ではなく、同僚との観光(思い出)写真で、10年以上前とはいえ個人的な写真となりますので、一部を加工しております。
■アムステルダム駅 周辺
長期滞在していたスキポール空港近くにあったホテルから、列車で30分ほどで到着しました。
この日が特別な日であることを知ったのはこの車中で、オレンジ色の飾り物を付けた人が大勢で、一部の方はお酒も入っていたようでかなり賑やかでした。
直接見たことはないのですが、ハロウィーンの渋谷のイメージが近いでしょうか?
定番の記念写真
陽気な現地の方
顔の傾き、洋服の色、そして指先の仕草も完璧でしたので、オリジナルのまま使わせていただきました。
駅到着後に、振り返って撮ったようです。
微かですが、構内は工事中だった記憶があります。
東京駅がモデルにしたようですが、アムステルダム駅のほうが、かなり高い(煉瓦造り一部が三階建て)ですね。
※アムステルダム駅 1889年開業
※東京駅 1908年(明治41年) 本格着工 1914年(大正3年)開業
記念写真の位置から撮ったようです
駅周辺も運河?に囲まれています。
船上の方々は、列車の方々に負けないくらい騒いでました。
実際、その歓声がよく聞こえたのは、覚えています。
架線が見えますが、1枚くらいは列車の写真を撮っておくべきでした。。
■ Queens Day
毎年4月30日が当時のオランダ女王の誕生日で、全土でオレンジ色(王家の色)の飾り物を掲げるのが風習とのこと。
駅からやや離れて中心部へ歩くとと、その異様な光景に圧倒されました。
常設か仮設か分かりませんが、観覧車がありました。
というか、写真の通り遊園地です。
古い街並みに大勢の人が歩いていました。
この日に限っては、路面での商売も認められているようです。
そして、頭上に架線が見える通り、普段は路面電車が走っているようです。
今の私にとってですが、貴重な風景を逃しました。
王冠を被っている方が多く、写真の通り目立ちました。
観光客にとっては、こんなシャツさえ思わず撮ってしまいます。
こちらは、デパートです。
そして、最後にオランダの定番、運河写真です。
■ Keukenhof キューケンホフ公園
※世界最大の花の公園で、公開は例年3月半ばから5月半ばのみ
オランダ語で、「台所公園」「キッチンガーデン」
総面積 32 ヘクタール (79 エーカー) の園地に植えつける
花の球根は毎年700万球にのぼる、とのこと。
他に訪れるべき観光名所がありましたが、ホテルやアムステルダムから近場ということで、この場所を選んだと思われます。
目に飛び込んできた最初の風景
日本の田園風景に、そのまま色をつけたような感じです。
個人的には、オランダと言えば風車のイメージでした。
ちなみに、長崎にオランダ坂がありますが、オランダに坂はありません。
再び、超カラフルな田園風景
そして、700万もの球根
連れ(同僚)は本当に、楽しそうでした。
花とは関係ないようですが、気に入りました。
再び、連れ。
観賞用にに大きくしました。
最後に、やはり記念写真
※微かな記憶
初めてのヨーロッパで、現地に到着して日が浅いこともあり、遠出(観光)する勇気もなく、同じアジア人の連れ(同僚)は初めての外国で、私と同じ興奮と緊張があったようですが、この2日間に関しては、日本から観光本を持ち込んだこともあり、私が計画したこの近場旅行についてきた、というのが当時の正直な思い出です。
ただ、あの本当に嬉しそうな彼女の笑顔と写真を見ると、本当に連れてきて、いや、本音、そして今では、ついてきてくれてありがとうと言いたいです。
あの年から10年以上経ちますが、オランダを含めてヨーロッパの1年は思い出したくもないことのほうが多いので、特にお花畑は、写真の通り私の記憶に明るく輝き続けています。
ご覧いただきありがとうございました。
次回は、この年の秋に訪れたイギリスの国立鉄道博物館(NRM, National Railway Museum)について紹介できればと思います。