二重橋前駅 (二重橋前〈丸の内〉駅)【東京都】(東京メトロ千代田線。2020年訪問) | 『乗り鉄』中心ブログ(踏破編)

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今回の【駅】コーナーは、
東京都千代田区東部の皇居東側、東京駅前に広がる丸の内のオフィス街西側に位置する東京メトロ千代田線の単独駅で、駅西側には皇居外苑が広がっていて、駅名に採用された二重橋が近くにある、
二重橋前駅 (にじゅうばしまええき。Nijubashimae Station) です。
案内上は『二重橋前〈丸の内〉駅。にじゅうばしまえ〈まるのうち〉えき。Nijubashimae'marunouchi'』です。
 
 
駅名
二重橋前駅 【副駅名:丸の内】 (T 08)
(※) 案内上は『二重橋前〈丸の内〉駅』。 
 
所在地
東京都千代田区
 
乗車可能路線
東京メトロ:千代田線 
 
隣の駅
代々木上原方……日比谷駅
綾瀬方……………大手町駅 
 
乗換可能駅 (全て乗換駅には指定されていません)
都営地下鉄:三田線 【都営三田線】……日比谷駅まで徒歩6分、大手町駅まで徒歩6分
JR東日本:東京駅 (在来線地上ホーム総武地下ホーム) まで行幸地下通路経由で徒歩10分
 
訪問・撮影時
2020年6月
 
 

二重橋前駅の南側に位置する馬場先門交差点より南を望む。
手前(北)~奥(南)の道路は日比谷通り(国道1号線)で、地下を千代田線と都営三田線が通っており、後方に二重橋前駅が、前方に都営三田線の日比谷駅があります。
左(東)~右(西)の道路は鍛冶橋通り(都道406号線)で、東方向は馬場先通りとも呼ばれています。
交差点の北東角(左後方)に二重橋前駅の1番出入口(階段のみ)が、北西角(右後方)に二重橋前駅の2番出入口(階段のみ)があり、交差点の先、南東角(左前方)に都営三田線・日比谷駅のB7出入口が、南西角(右前方)に都営三田線・日比谷駅のB6出入口があります。
二重橋前駅と日比谷駅は改札外地下通路で繋がっていて、どの出入口からも両駅ともに利用可能です。
 
日比谷通りの左(東)はオフィス街で、丸の内二重橋ビル、国際ビルヂング、帝国劇場などが並んでいます。
そして日比谷通りの右側一帯(西)には皇居内堀の日比谷濠があり、遠方まで望めます。
日比谷濠の対岸は、皇居の東側に広がる国民公園・皇居外苑です。
また、約400m先には日比谷交差点があり、その先に東京ミッドタウン日比谷(写真奥の高層ビル)や日比谷公園(写真右奥)があります。
尚、二重橋前駅に駅前広場は整備されておらず、バス停留所は日比谷通り沿いや鍛冶橋通り沿いに分散して設置されています。
また、駅周辺は皇居やオフィス街になっていて、住宅は見られず、商店も一部のオフィスビルに入居しているのみです。
 
 

馬場先門交差点より北を望む。
手前(南)~奥(北)の道路は日比谷通りで、地下を千代田線と都営三田線が通っており、前方に二重橋前駅が、後方に都営三田線の日比谷駅があります。
左(西)~右(東)に延びる道路は鍛冶橋通りです。
交差点の南西角(左後方)に日比谷駅のB6出入口が、南東角(右後方)に日比谷駅のB7出入口があり、交差点の先、北西角(左前方)に二重橋前駅の2番出入口が、北東角(右前方)に二重橋前駅の1番出入口があります。
 
日比谷通りの右(東)は丸の内のビジネス街で、多くのオフィスビルが立ち並んでいます。
手前に建つレトロ調のデザインのビルは複合施設「丸の内マイプラザ」内にある「明治生命館」で、1934年に完成した歴史ある建造物です。
日比谷通りの左側一帯(西)には皇居内堀の馬場先濠があり、対岸は皇居外苑です。
そして約120m先の日比谷通り西側、「丸の内MyPlaza」内に3番出入口(階段・EV併設)があり、約280m先の日比谷通り西側には4番・5a番・5b番の各出入口があります(5aはEV併設)。さらに約120m北へ進むと後述の和田倉門交差点に到達します。
 
 

馬場先門交差点より西を望む。
手前(東)~奥(西)の道路は鍛冶橋通りで、左(南)~右(北)の道路は日比谷通りです。右方向(北)の日比谷通り地下に二重橋前駅があります。
交差点の南東角(左後方)に日比谷駅のB7出入口が、北東角(右後方)に二重橋前駅の1番出入口があり、交差点の先、南西角(左前方)に日比谷駅のB6出入口が、北西角(右前方)に二重橋前駅の2番出入口があります。
 
鍛冶橋通りは交差点のすぐ先で江戸城馬場先門跡を通過して皇居外苑に入ります。現在、門は存在せず、脇に守衛所跡を転用した休憩所があるのみです。門の左(南)は日比谷濠、右(北)は馬場先濠です。
そして鍛冶橋通りを300m少々西進すると内堀通り(都道301号)との二重橋前交差点に到達します。二重橋前交差点の先には皇居外苑を挟んで皇居があります。
 
 

二重橋前交差点より西を望む。
後方(東)へ延びる道路は鍛冶橋通りで、左(南)~右(北)に延びる道路は内堀通りです、
交差点の周囲一帯は皇居外苑で、前方の森は皇居です。
見づらいですが。写真正面、皇居外苑と皇居の間には二重橋濠があり、手前にはツースパンの正門石橋、奥にはワンスパンの正門鉄橋が架かっていますが、奥のワンスパンの橋が駅名の由来となった二重橋です。手前の正門石橋はツースパンなので二重橋と間違えられる事が多々ありますが、正門石橋と正門鉄橋の2つをまとめて二重橋と呼ばれる事もあるそうです。
 
 

こちらは馬場先門交差点の北西角、鍛冶橋通りの北側歩道に設置されている2番出入口です。東を望む。
2番出入口はリニューアルされたばかりで綺麗になっています。かつては屋根がありませんでしたが、簡素なものが取り付けられました。
すぐ先に馬場先門交差点があり、日比谷通りと交差しています。
 
 

馬場先門交差点より東を望む。
手前(西)~奥(東)の道路は鍛冶橋通り(東方面の別名:馬場先通り)で、左(北)~右(南)の道路は日比谷通りです。左方向(北)の日比谷通り地下に二重橋前駅があります。
交差点の北西角(左後方)に二重橋前駅の2番出入口が、南西角(右後方)に日比谷駅のB6出入口があり、交差点の先、北東角(左前方)に二重橋前駅の1番出入口が、南東角(右前方)に日比谷駅のB7出入口があります。
 
交差点から東側に向けての鍛冶橋通り沿いは、丸の内のオフィス街になっています。
左側には前述の「明治生命館」があり、右側は「丸の内二重橋ビル」です。
そして鍛冶橋通りを200mほど進むとJR京葉線の東京駅に到達します。京葉線の駅とホーム(京葉地下ホーム)は鍛冶橋通りの地下にあります。
 
 

こちらは馬場先門交差点より約280m北に位置する4番出入口、5a番出入口前より東を望む。
手前を左(北)~右(南)に延びるのは日比谷通りで、直下に二重橋前駅があります。
前方に伸びる道路は通称「Marunouchi 2nd Street」で、右側歩道上に4番出入口(階段・上りエスカレーター併設)が、左側歩道上に5a番出入口(階段・エレベーター併設)があります。そして左側の三菱商事ビルディング敷地内には5b出入口(階段のみ)があります。ちなみに右側のビルは丸の内三井ビルディングです。
 
「Marunouchi 2nd Street」沿いにはオフィスビルが立ち並んでいます。
そしてこの道路を350mほど直進すると東京駅丸の内南口に到達します。
 
 

5a番出入口前より西を望む。
「Marunouchi 2nd Street」の北側歩道沿いに5a出入口があり、手前にエレベーターが、奥に階段があります。
右側の三菱商事ビルディング敷地内には5b出入口もあります。
そして「Marunouchi 2nd Street」の南側歩道沿い(左写真外)には4番出入口があります。
 
5a番出入口のすぐ先で左(南)~右(北)に日比谷通りが延びていて、その地下に二重橋前駅があります。
日比谷通りの向こう側は馬場先濠で、お堀の対岸には皇居外苑が広がっています。
皇居外苑へ行くには馬場先門交差点または和田倉門交差点で日比谷通りを渡らなければなりません。
 
 

こちらは馬場先門交差点より約400m北にある和田倉門交差点より南を望む。
手前(北)~奥(南)の道路は日比谷通りで、地下を千代田線と都営三田線が通っており、前方に二重橋前駅が、後方に都営三田線の大手町駅があります。
左(東)~右(西)に延びる道路は行幸通り(都道404号線)で、皇居と東京駅丸の内駅舎を直結しています。
交差点の北東角(左後方)に都営三田線・大手町駅のD1出入口が、北西角(右後方)に大手町駅のD2出入口があり、交差点の先、南東角(左前方)に二重橋前駅の7番出入口が、南西角(右前方)に二重橋前駅の6番出入口があります。いずれも階段のみの設置です。
 
日比谷通りの左(東)はオフィス街で、郵船ビルディング、三菱商事ビルディングなどが並んでいます。三菱商事ビルディングとそのすぐ先には5b番・5a番・4番の各出入口があります。
そして日比谷通りの右側一帯(西)には皇居内堀の馬場先濠があり、対岸には皇居外苑が広がっています。
また、約400m先には前述の馬場先門交差点があります。
ちなみに、和田倉門交差点~馬場先門交差点の間、日比谷通り西側に二重橋前駅をはじめ地下鉄各駅の出入口はありません。
 
 

和田倉門交差点の南西角(和田倉門跡付近)より南を望む。南に向けて馬場先濠が延びています。
堀の左側は日比谷通りで、右側は皇居外苑です。
後方には行幸通りが左右方向(東西方向)に延びています。
 
 

和田倉門交差点より北を望む。
手前(南)~奥(北)の道路は日比谷通りで、地下を千代田線と都営三田線が通っており、後方に二重橋前駅が、前方に都営三田線の大手町駅があります。
左(西)~右(東)に延びる道路は行幸通りです。
交差点の南西角(左後方)に二重橋前駅の6番出入口が、南東角(右後方)に二重橋前駅の7番出入口があり、交差点の先、北西角(左前方)に大手町駅のD2出入口が、北東角(右前方)に大手町駅のD1出入口があります。
 
日比谷通りの右側(東)には丸の内のオフィスビルが立ち並んでいます(東京海上日動ビルなど)。
通りの左側(西)は和田倉濠で、100mほど先には木橋の和田倉橋が架かっています。橋の対岸(左側)には和田倉門跡(石垣のみ残存)があり、その先は和田倉噴水公園です。園内にはレストランもあります。
そして和田倉濠の先は大手町のオフィス街で、日比谷通りの左右に高層ビルが立ち並んでいます。
 
 

和田倉門交差点より東を望む。
手前(西)~奥(東)の道路は行幸通りで、左(北)~右(南)の道路は日比谷通りです。右方向(南)の日比谷通り地下に二重橋前駅があります。
交差点の北西角(左後方)に大手町駅のD2出入口が、南西角(右後方)に二重橋前駅の6番出入口があり、交差点の先、北東角(左前方)に大手町駅のD1出入口が、南東角(右前方)に二重橋前駅の7番出入口があります。
 
前方に伸びる行幸通りは道幅が広く、中央分離帯は歩道として開放されています。過去にはここで「東京ミレナリオ」が開催されました。
通りの両側には丸の内のオフィスビルが立ち並んでいて、右側(南)は手前から郵船ビルディング、丸の内ビルディング(丸ビル)の順、左側(北)は手前から東京海上日動ビル本館、新丸の内ビルディング(新丸ビル)の順です。
そして、行幸通りを350mほど直進すると、東京駅丸の内駅舎の中央口(写真奥)に到達します。
また、行幸通りの地下には「行幸地下ギャラリー (行幸地下通路)」があり、二重橋前駅と東京駅を結んでいます。「行幸地下ギャラリー」の両サイドにはガラスショーケースが設置されており、絵画や写真などの作品が展示されています。
尚、7番出入口と大手町駅・D1出入口はコンコース階(地下1階)から地上へ向かう途中、「行幸地下ギャラリー」(地下中1階に相当)に接続していて、7番出入口の地下1階~地下中1階の間は階段と上りエスカレーター(双方向車いす昇降設備へ移設)で結ばれています。これにより、二重橋前駅~東京駅は地上へ出ずに、しかも車いすでも雨に濡れずに移動可能となっています(但し、早朝・深夜は行幸地下ギャラリーが閉鎖されるので東京駅との移動は地上連絡となります)。そして地下中1階~地上は階段のみで、出入口は行幸地下通路の建設主体(おそらく東京都)により改築されたため、出入口に東京メトロのロゴマーク、出入口番号は存在せず、表示も真っ先に「行幸地下通路」になっていて二重橋前駅の表示が全くありませんのでご注意下さい。なので、この出入口は正式には7番出入口ではないかもしれませんが、便宜的に7番出入口と呼称させていただきます。ご了承下さい。
 
 

和田倉門交差点より西を望む。
手前(東)~奥(西)の道路は行幸通りで、左(南)~右(北)の道路は日比谷通りです。左方向(南)の日比谷通り地下に二重橋前駅があります。
交差点の南東角(左後方)に二重橋前駅の7番出入口が、北東角(右後方)に大手町駅のD1出入口があり、南西角(左前方)に二重橋前駅の6番出入口が、北西角(右前方)に大手町駅のD2出入口があります。
 
行幸通りは交差点のすぐ先で馬場先濠(左)と和田倉濠(右)の間を通過して皇居外苑に入ります(橋はありません)。堀を通過する地点の右側には守衛所跡を転用した休憩所があります。
そして堀の先の行幸通り右側には和田倉噴水公園があります。
行幸通りは約240m先で内堀通りに突き当たり、行き止まりになります。その先も皇居外苑が続いていますが、少し進むと内堀(桔梗濠、蛤濠)があり、対岸は皇居になります。
皇居外苑と皇居の間には桔梗門(江戸城 内桜田門)があります。桔梗門は自由に通れませんが、皇居一般参観に申し込めば通行可能です。
 
 

二重橋前駅の南改札に相当する皇居・二重橋方面改札です。地下1階にあります。北を望む。
こちらの改札はバリアフリー非対応です(改札内にエレベーターはありません)。車いすでご乗車の場合は後述のエレベーター専用改札へ回る必要があります。
後方に1番・2番出入口(ともに階段のみ)や都営三田線・日比谷駅、有楽町線・有楽町駅などに通じる改札外地下通路があり、右前方に3番~7番出入口(階段のみ。但し3番と5a番はEV併設)、駅事務室、JR東京駅方面改札、行幸地下通路、大手町駅などに通じる改札外地下通路が延びています。
 
交通系ICカード『PASMO』などに対応の自動改札機が3通路あり(一番左は幅広通路)、左端に窓口があります。
改札口の左手前には自動券売機があります。通常のトイレは改札内にありますが、多機能トイレはJR東京駅方面改札の改札内にしかありません。
そして地下2階にあるホームとの間には階段・上りエスカレーターが設置されています。前述の通り、エレベーターはありません。
ちなみに、当改札内コンコースと後述のEV専用改札、JR東京駅方面改札のコンコースは繋がっていません。
尚、二重橋前駅構内に売店・コンビニはありません。ご注意下さい。
 
 

こちらは駅の北寄り、JR東京駅方面改札の少し南側に設置されているエレベーター専用改札です。地下1階にあります。西を望む。
この改札は駅員無配置で、代わりにインターホンが設置されています。
後方に4番(階段)・5a番(階段、EV併設)・5b番(階段)があります。
手前を左(南)~右(北)に改札外地下通路が延びていて、左が皇居・二重橋方面改札と1番~3番出入口方面(3番はEV併設)、右がJR東京駅方面改札と6番・7番出入口方面(7番は行幸地下通路との接続部まで上りES併設。ESは上下方向車いす昇降設備併設。行幸地下通路の一部出入口にEVあり)です。
 
交通系ICカード『PASMO』などに対応の自動改札機が2通路あります(左は幅広通路)。
改札を通って左手には地下2階・ホーム階とを結ぶエレベーターがあります。改札を通って右手には自動精算機(ICカードチャージ可能)があります。
尚、改札前に自動券売機は存在しません。きっぷは皇居・二重橋方面改札またはJR東京駅方面改札でお求めください。
また、こちらの改札内にはトイレ・多機能トイレもありません。
 
 

こちらは二重橋前駅の北改札に相当する皇居・二重橋方面改札です。地下1階にあります。南を望む。
こちらの改札もバリアフリー非対応です(改札内にエレベーターはありません)。車いすでご乗車の場合は前述のエレベーター専用改札へ回る必要があります。
後方に6番出入口(階段のみ)・7番出入口&行幸地下通路 (行幸地下通路との接続部まで上りES併設。ESは上下方向車いす昇降設備併設。行幸地下通路の一部出入口にEVあり)や都営三田線・大手町駅などに通じる改札外地下通路があり、左前方に駅事務室、エレベーター専用改札、1番~5番出入口(階段のみ。但し3番と5a番はEV併設)、皇居・二重橋方面改札、都営三田線・日比谷駅、有楽町線・有楽町駅などに通じる改札外地下通路が延びています。
 
交通系ICカード『PASMO』などに対応の自動改札機が4通路あり(一番右は幅広通路)、右端に窓口があります。
改札口の右手前には自動券売機があります。トイレ・多機能トイレは改札内にあります。
そして地下2階にあるホームとの間には階段・上りエスカレーターが設置されています。前述の通り、エレベーターはありません。EV専用改札へお回り下さい。
 
 

2番線側壁に設置されている駅名標です。
大型のタイプで、東京メトロの標準デザインです。下部は千代田線のラインカラー(グリーン)になっています。
駅ナンバリングも併記されています (C 10)。
2018年3月17日以降、副駅名の〈丸の内〉が括弧書きで併記されるようになりました。
 
 

二重橋前駅は島式ホーム1面2線の構造で、地下2階にあります。南北方向にホームが延びていて、ホームはほぼ直線的です。
左(東)が1番線で代々木上原方面・小田急線方面、右(西)が2番線で綾瀬方面・北綾瀬方面・JR常磐緩行線方面です。
有効長は10両分で、ホームドアが設置されています。ホーム幅は広くもなく狭くもなく、両端部も一定の幅が確保されていますが、両側に多くの柱があるため狭く感じてしまいます。
ホーム上にはベンチ、飲料自動販売機、駅係員よびだしインターホンが設置されています。
綾瀬方のホーム端(後方)にはJR東京駅方面改札とを結ぶ階段・上りエスカレーターが、綾瀬方(前方)にはエレベーター専用改札とを結ぶエレベーターが、そして代々木上原方のホーム端には皇居・二重橋方面改札とを結ぶ階段・上りESが、それぞれ設置されています。
ちなみに発車メロディは、1番線が「橋を渡れば」、2番線が「水のワルツ」です。
写真は2番線側より代々木上原方を望む。
 
 

また、ホーム中ほどには地下1階までの吹抜があります。
写真は綾瀬方を望む。
 
 

綾瀬方を望む。ホーム端に階段と上りエスカレーターがあります。
 
代々木上原方はこの先、日比谷通り地下を南へ走り、都営三田線・日比谷駅の横を通過してから日比谷交差点を過ぎると日比谷駅へと至ります。
日比谷線、都営三田線をはじめ同一駅扱いの有楽町線(有楽町駅)、そしてJR山手線・京浜東北線(有楽町駅)とも乗換可能です。
尚、都営三田線の日比谷駅、大手町駅はともに二重橋駅の至近距離にありますが、乗り換え業務を行っているのは日比谷駅または大手町駅での乗換のみで、二重橋前駅経由の乗換は乗継割引が適用されないので注意が必要です。
 
一方、綾瀬方はこの先、日比谷通り地下を北へ走り、都営三田線・大手町駅の横を通過してから大手町交差点を過ぎると大手町駅へと至ります。
都営三田線のほかに東西線、半蔵門線、丸ノ内線とも乗換可能ですが、丸ノ内線ホームまでは少々距離があります。但し、新御茶ノ水駅~淡路町駅で乗り換えるよりは大手町駅で乗り換える方が楽です。
 
 
あとがき
私が二重橋前駅で下車(乗車)したのは2018年2度、2020年の計3度です。初訪問は2020年2月で、実現できるかどうかは未知数ですが東京都の全駅を訪問する目的の一環で下車しましたが、その時はリニューアル工事中で、12月に再訪問したもののまだ工事は終わっておらず、2020年6月になってリベンジ訪問しました。駅や出入口は綺麗にリニューアルされていました。駅前は千代田線の通る日比谷通りの東側が丸の内のオフィス街、西側が皇居外苑です。私の訪問時は新型コロナウイルス感染拡大による2020年春の緊急事態発言解除後の県またぎ移動の解禁日(6月19日)で、しかも雨が降っていたので、平日にもかかわらずビジネス利用は少ない印象でした。また皇居見物客もいませんでした。
 
新宿駅からですと東京メトロ丸ノ内線の池袋方面行き電車に乗り、国会議事堂前駅で千代田線の綾瀬方面に乗り換えて3駅目で下車です。霞ケ関駅でも千代田線に乗換可能ですが乗換に時間がかかりますので、国会議事堂前駅の方が便利です。余裕で日帰り訪問可能です。
一方、大阪からですと東海道新幹線に乗り東京駅で下車。丸の内地下改札を出て、行幸地下通路を通り抜ければ到達できます。尚、行幸地下通路ですが早朝・深夜は通れませんので地上の行幸通りを歩けば和田倉門交差点前の7番出入口に到達します。じゅうぶん日帰り訪問可能です。
 
食料・飲料について、駅前に複数のコンビニがありますが、全てオフィスビル内の店舗で、土休日にご訪問の場合は事前に営業の有無を確認して下さい。また、飲食店も駅近くの「丸ビル」「新丸ビル」などの中に多数ありますが、立地上、予算高めの店舗ばかりで大衆チェーン店はありません(カフェはチェーン店もあります)。こちらもオフィスビル内の店舗でお食事の際は事前に営業時間・営業部をご確認下さい。特に土休日に二重橋前駅や皇居を訪問される場合は必ず事前に用意して下さい!
 
大阪からの到達難易度もさほど高くありません。東京メトロ千代田線を乗り鉄の際は、ぜひ一度は二重橋前駅でも途中下車されてみて下さい!
 
(参考:東京メトロのHP、皇居外苑のHP、地理院地図、Google地図、Wikipedia)