交直流電機の雄とされるEF81は製造数164両を数えましたが、1968年のデビューから50年を超え徐々にその数を減らし2018年度で41両まで減っています。現在では九州地区で定期運用があるものの、本州内ではすでに定期運用が消滅しています。
今シリーズではデジカメ移行後に撮り溜めたEF81を紹介して行こうと思います。(フィルム時代の写真は近いうちにネガスキャンを行うつもりでいるので、いつか紹介できると思います。)
では、ストックの中で最若番機の19号機の紹介です。
1969年日立製作所製。新製配置は富山第二機関区。分割民営化後はJR貨物富山機関区所属となり2012年度に廃車になるまで、日本海縦貫線を走り続けました。
更新工事が行われた証の車体下部全面に白線が巻かれています。
写真は真夏の信越本線 長鳥-塚山間を行く4093列車です。
この後廃車前提と思われる広島運転所入場があったようですが、2011年3月に発生した東日本大震災の復興のための輸送力増強に伴う機関車不足を補うために富山に再び戻されるという復活劇があったそうです。
4093レ 2010年8月8日
年1回ほどの新潟詣はこの年の1年前の2009年からでしたので、富山のパーイチは数機、しかも各1回程度しか撮影できていません。もっと通えば良かったなと後悔しております。
以上EF81シリーズ第1回でした。