皆様こんにちは。
毎度おなじみ美軌模型店です。
糸魚川のキハ52を作ってみよう!その12
ほんじつの一枚
昨日の写真との間違いさがしクイズ(違)
しかも、本来一番目立つべき
立体感がカッコいい部分が
透明材料を使ってるからすこぶる見にくいという(笑)
メインの正解は・・・
すぐ出てきます(笑)
先に分かりやすい貫通路の踏み板から。
これは本来、ホロと一緒に後付けのつもりでしたが
糸魚川の156号の写真を見ると
ねずみ色ではなくクリーム色に塗られているんです。
車体と同色なら、後付けする意味が薄れます。
今のうちに付けることにしました。
直線を落とすのは簡単ですので
ひとまずこんな形に切ってから
低粘度の瞬間接着剤で固め、
表面を紙ヤスリで仕上げたあとに
ヒンジまわりを細切りの余白部分で
適当に貼って表現しました。
立っている方が、
最後に先端を軽く折り曲げて仕上げた状態。
ちょっと雰囲気が豊かになります。
特にNゲージで作る場合は、
このベロの部分は
結構良いチャームポイントになりますから
おすすめのワンポイント工作です(^^)
こうなると、さらなる立体感を求めて
貫通扉を引っ込ませるのもアリでしたね。
今回はもちろん扉部分に接着しましたが
これで扉と隙間が見える表現なら
一層引き立って見えたことでしょう(^^)
さて、ここからが本日のメインイベントです。
おもむろに取り出しましたるは・・・
http://making-rail.com/?pid=111588073
これを何と!
前面の手摺の表現に採用します!
厳密に申しますとね、
Nゲージだと0.15mmがドンピシャなのと同様
計算上は0.3の方が近いのですが
後述のさまざまなメリットにより
実は金属線よりもかなりオススメなのです(^^)
作業は、こんな感じで
なにかジグのようなものに押し当てて
均等の幅に作って・・・
というようなことが
うまくハマればいいんですけど
なかなかこれが面倒で便利でも正確でもなく
しかも
レボリューションファクトリーさんの
「手摺曲げジグ」という
素晴らしい道具を持っているのを
すっかり忘れ
結局、ピンセットを曲げジグとしながら
目分量でそれらしい幅のものを量産し
オーディションの結果
出来の揃った必要数量を使うという
原始的な
「下手なテッポも数打てば当たる作戦」
で済ませてしまいました(笑)
現時点での形状はこれ位の曲がり具合でよく、
むしろハの字になった分の抵抗で引っかかり
差し込んだときに位置決めしやすく
曲げ角度に関しても
差し込んだ後に出っ張り具合とともに
周囲と合わせて微調整すれば見た目もバッチリ。
そして、曲げる時に
よほど偶然でも起きない限り
左右の足の長さは異なるはずです。
それが実は正解でして、
先に針で突いておいた
所定位置に差し込む際に
片方を先に挿し、続いてもう片方、
という手順を踏みやすいんです(^^)
切るのは手が慣れるまで時間を要したものの
差し込むのは実に手早く済みました(^^)
なお2位側の窓の外側の異形のものは
固定してから曲げましたが
形状は多少バラけました。
元々コの字には程遠い形状ですので
あまり気にならないのがラッキーです(笑)
ホロは1位側に塗装後に取付けますので
これで前面はいよいよ完成です!
たぶん(笑)
最後に、
光ファイバーを使った手摺。
(正確には前面のこれは「足掛け」だったと思いますが
それはとりあえずさておき)
なにがそんなに素晴らしいのか?
それは・・・
何と言っても、
金属と違って下地処理が要らないから!
というのがひとつ。
曲げてから酸やアルカリに漬けて、
よく洗浄・乾燥してから
触らないように接着して、
触らないうちにプライマーを塗って・・
という作業をしなくても
曲げて接着すれば出来上がり!
なら簡単極まりありません。
2つめは
とにかく頑丈でしなやか、
接着後は衝撃で変形しにくいこと!です!
今回のような小さいものの場合
触ってもビクともしない硬さが実感でき、
もっと長い手摺の場合は
触ってしまってもすぐ
ポヨンと元の形に戻るので
仮に車体を持つときに
手摺のところを掴んでしまっても
ヘコんでしまったまま戻らない、
という確率が大幅に減ります。
限度はありますけどね。
取扱いになるべく気を遣わなくて良い、
というのは私としては大切なんです(^^)
そして3つめは・・・
安いから
失敗を恐れず気楽に工作できる!!
↑オチみたいになってるけどホントです(笑)
千円のすごく小さいロスト製のパーツを
ピンセットで掴む瞬間を思い出してください。
その対極の心情、と言えば
容易にご理解いただけますよね(笑)
どうでしょう?
ちょっと試してみようかな、
という気が起きてきませんか?(*^^*)
実は、完成後の取り扱いの容易さ、
という観点で、Nゲージでは
0.15mmの燐青銅線がイチオシなんですけど
それでも長い手摺は曲げてしまう事があり、
気付けば脱脂不良で塗装が剥げてたりして。
Nゲージサイズで
ファインスケール級の手摺になる線材は
他に存在しないと思われるものの
16番クラスなら何とか出来るのでは、
と思い、試作した結果が良好だったのが
この光ファイバー法だったのです(^^)
今のところは
手摺しか試していませんけど
細くて触るのが怖いような部分は
触ってしまっても力をいなしやすい
こんな素材が有効かと思った次第です。
次の機会も
頭を柔らかくして色々チャレンジしますね。
ではまた明日(^^ゞ
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