こんばんは。

今日はNゲージ鉄道模型、国鉄時代に夜行急行列車として走っていた表題の編成について、その1です。あまり馴染みが無いのにこの模型を導入した経緯と、初めて室内灯に高密度の120LED/mタイプを使った話です。

 

オロネ10(左)と、オハネフ12の連結面です。 こういう姿、よく見られました..と言いたいところなのですが、記憶がおぼろげなんです(汗)。私は基本よく見たとか、乗ったとか、馴染みの深い模型車両を導入するようにしているので、珍しいパターンです。

 

こちらはスハネ16(左)とスロ62の連結面です。写っているサボが1枚上は”妙高”だったり、この写真”津軽”だったりしていますが、また例によってKATOの色々なセット、単品をとっかえひっかえして組成しているためです。自作サボシールの貼付けはまだ終わっていません。

 

10系寝台+旧客の急行列車って、上野駅で結構見た記憶は何となくあるんですが、”古い車両だなー”とスルーして当時は華やかな特急列車の面撮りに終始、写真を探したところ夜行急行?と思えるのはこれが唯一です。

EF58 58は宇都宮の所属、機関車次位はマニ車のようですから、急行津軽でしょうか?

この列車を含めどんな客車が繋がっていたかが分かる写真は皆無です。

今思えば撮っておけば...後の祭りです。

撮影時期もはっきりしませんが、同じスリーブに東京駅で撮影したブルトレ写真があって、これがEF65 500P牽引なので、1979年以前じゃないかと思います。

 

これだけなら模型の導入は見送り となるところですが、別の意味で思う所があって..

これは40年以上前、模型を始めた頃の写真です。クモユニ74入線の記事でもUpしました。

当時小遣いが足らず、どうやって安く車両を増やすか?で白羽の矢が立ったのがグリーンマックス(GM)のキットです。写真のクモユニ74の左に置いているのは多分オロハネ10、そう、当時10系寝台車が何両か居たんです。ブルトレではないものの安く寝台車を導入できる、と考えたと思います。架空の編成で10系寝台に旧客、オユ10など荷物車を連結して走らせていました。実写一辺倒で模型から離れたブランクの時期が長くあったので、この頃走った車両は処分してしまい残っていないのですが、、、(今思えば勿体ない...これも後の祭り..)

 

手前は近年になってGMのキットを見つけ、殿堂入り保存しようと1両組んだスハネ16です。何やってんだか??ですが、当時の記憶を留めておきたいと。こんな感じなので、KATOからしっかりした作りの10系寝台車が発売されるようになって、導入しちゃった次第です。

実車の記憶というよりも、初期の模型の記憶から という感じです。

 

例によって今回この編成各車に自作テープLED室内灯を入れています。どの列車をイメージし、どんな編成構成になっているかはサボシール貼りなど整備が終わってから続編で書こうと思いますが、

 

10系寝台車の室内灯に初めて高密度のテープLED(120LED/m)を使ってみました。

写真は改造前のKATOの室内灯が入った状態、車内の明るさにムラがあったんです。写真ではイマイチ分かりにくいですが、左端の窓2つ分など暗いですよね。

 

先ずは通常使っている60LED/mを入れてみましたが、ムラが目立つ..。中段寝台の表現が明るい部分と暗い部分が見られます。

 

そこで写真下の120LED/mの導入、100mmの長さに6個から12個、倍増です。防水タイプでしたが分厚くなっちゃうので透明の防水シールドは剥がして使います。

 

いつものようにブリッジダイオードや抵抗をハンダ付けしてボディーの上に載せてみます。

寝台の表現が狭い間隔で並んでいるので、60LED/mでは光がまわりきらないんですね。

 

120LED/mは25mm単位で切って使えます。もう25mmと行きたいところなのですが、125mmになってしまうと車長一杯になり、素子類を付けるスペースが無くなってしまいます。

いつもながらテープLEDの100mmと模型車長の関係は微妙だなー と思います。

車両にもよりますが、19~20m級では110mm位に出来ると最適かな。

 

100mmのままボディー上部に切込みを入れて屋根パーツの間に挟み込みです。乗降ドアには光がまわりませんが、寝台部はカバーできました。

 

120LED/mを使って均一に光ってくれるようになりました。実車のイメージより光具合は暗めに設定しています。使った抵抗は2kΩです。

 

50系客車への自作室内灯整備の時もやりましたが、電流値を測定します。約2mAでした。50系は60LED/m、抵抗は同じ2kΩを使って1.9mA程度でしたから、さほど変わりません。試しに50系に120LED/mを入れてみましたが、色目が異なるものの、明るさはあまり変わらないと思います。LEDが増えたからと言って消費電力が上がるというものでもなさそうです。色目が違うのはメーカー違いの特性かと思います。

(DCC交流電流値を測定していますので、通常のパワーパックとは異なると思います。)

 

ひとまず編成全車に自作LEDを入れ終えました。旧客や荷物車は60LED/mのまま、これで十分と思います。

前回の模型記事で整備したEF81 74牽引で試運転、チラつきの大きい車両があるので集電安定化対策と、サボ入れなどの作業を続けたいと思います。

 

今回はここまで、最後までご覧いただきありがとうございました。

 

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