以前は全く興味が無かったのに、最近になって少しだけ気になり出した店に行ってみることにしました。
今日は何処に行ったのでしょう・・・。
行った店・・・・・・ラーメン魁力屋 一之江店
場所・・・・・・・・・江戸川区一之江2丁目 (環七通り沿い~ 「一之江四北」 交差点の角)
食ったもの・・・・特製醤油肉入りラーメン (味玉、のりをトッピング)
ご飯を付けて ¥1,250- (税別)
スープ・・・○
皆さんも街道筋を通ると何処かで見かけたことがあるかもしれませんが、デカくて赤い、そこに 「京都・北白川」 の文字がやたら目立つ看板のラーメン屋。それが今回紹介する 「魁力屋 (かいりきや) 」 になります。
その名の通り、本店は京都の一乗寺という所ありますが、あの辺一帯を 「北白川」 というそうです。
京都大学がそのエリア内にあることから、学生も多く、叡山電鉄の元田中、茶山、一乗寺の駅周辺エリアは京都で一、二を争うラーメン激戦区になっています。今や人気店に成長した家系の 「紫蔵」 もこのエリア内です。
この 「魁力屋」 は2005年創業ということで、創業当時は普通のラーメン屋だったんでしょうけど、今や全国各地に支店を展開するチェーン企業になりました。
京都といえば、昨年、一番名が知れている (であろう) 、 「新福菜店」 に行きましたが、古都・京都でさえもラーメンの消費量は多い都道府県だとか。 「魁力屋」 はそういったお国事情をリサーチして一攫千金を狙った節がありますね。
一部の例外を除いて、店を構える諸条件の中に、 「街道筋で駐車場が確保出来るスペースのあるところ」 があります。そういえば、彼方此方にある 「魁力屋」 って、皆、大きくて広い駐車場がありますね。そして至近に大小関わらず、企業が多く点在しているところに店を構える傾向があるようです。この一之江店も住宅地ではありますが、環七沿いということもあって、昼時は満杯になるほど。私も立ち寄って撤退して、また立ち寄って撤退して・・を繰り返し、10分くらいでようやく車を停めることが出来ました。近くにコインパはなく、隣のコンビニに停めているケースもあるんでしょうが、そこも全部塞がっていました。
「魁力屋」 の基幹メニューは醤油のようですが、味噌や塩もラインナップに加わっており、ラーメン屋なのに定食もあります。
今回は、その基幹メニューであろう、醤油を選んでみました。
始めの一口ぃ~
うん、まあまあですね。
そうそう、ここはいわゆる 「背脂チャッチャ系」 の店です。オーダー時に背脂の量を調整が出来ますが、今回は何も言いませんでした。
あんまり背脂のギトギト感は無かったけど、逆にあれがスープの味の平均点だとすると、背脂は必要かもしれません。無いと何処にでもある中華そばになってしまうから。
麺・・・×
数百種類の小麦から選んだ低加水麺だそうです。
角刃24番で切った中細麺なんですが、何か極細麺のような感じさえします。でも、そうか。博多ラーメンなんかはもっと細いですもんね。
でね、いつものように 「麺は固めで」 とオーダー時に注文するんですが、全然ヨレヨレ。どこをどう茹でたらあれが 「麺固め」 になるのか、農林水産省に聞いてみたい。
チャーシュー・・・△
箸で摘まむと簡単に切れてしまうほど薄いチャーシュー。思いっきりペナッペナでした。
敢えてそうしているらしいのですが、食ってみるとジューシー感は感じられました。だから、あれをもうちょっと厚く切ってくれたら、 “◎” クラスになるんじゃないかと思いました。
玉子・・・○
白身の弾力感、黄身の熟し加減と味、どれを取っても合格ラインでした。
チャーシュー同様、半切りにせずに、1個まるまるの提供だったら、 “◎” 評価のレベルでしょうね。
総合評価・・・B3
まぁ、ある程度予想はしていたこととはいえ、何処にでもあるような “普通の中華そば” でした。
それがコンセプトなんでしょうけど、ガッツリ食いたい若者にはちょっと物足りないかなとは思いました。
食い終わった後に、残ったスープを一口、また一口と啜る私。それは 「何だか知らないけど、また食いたくなる」 一種の信号と思っています。もしかすると、総合評価以上に美味かったのかもしれませんね・・・。