揖斐発14時35分の大垣行きに乗車。ここまで来た数名のうち、おっさん1人が私と同じくすぐに引き返します。ナニ鉄かはわかりませんが、おそらく同業者かと思われます。まぁ向こうから見れば、同じようにおっさん1人が引き返すなぁ、と思っていたことでしょう。基本的に人見知りの私は、旅先での出会いや他人との触れ合いなどは全く求めてはいないし、むしろウザいくらいに思っています。なんてことを思いながら、ウトウトしてる間に件のおっさんはどこかの駅で下車していき、残念ながらおっさん同士の交流を持つことはできませんでしたw。

 

この列車は大垣行きですが、1駅手前の室駅で下車。ここから西大垣駅まで歩いて向かいます。

 

 

 

養老鉄道桑名揖斐間を結ぶ57.5kmにも及ぶ路線ですが、大垣駅を境に運転系統は完全に分かれており、全線を通して運転する列車はありません。大垣駅でスイッチバックする線形で、ここ室駅から西大垣まではわずか1kmほどと完全に徒歩圏内となっています。

 

大垣市の市街地を歩くこと15分ほどで、無事西大垣駅に到着。いつの間にか雨は上がり、その雨のおかげで暑さも陽射しも和らぎ、絶好の散歩日和となりました。

 

 

 

ただ不運なことに桑名方面への列車は数分前に発車したばかり。結局この駅で、40分もの間待ちぼうけを余儀なくされるという最悪の展開となってしまいました。

 

待合室で明日のスケジュールなどを考えているうちに40分は経過、下校の中学生を満載してやってきた15時51分発の列車に乗り、播磨駅には16時55分の到着。

 

 

 

駅名標からもわかる通り、ここは桑名駅の1駅手前。以前愛用のアプリで桑名駅を登録しようとした際、GPSに不具合が生じ、この駅が未訪問にもかかわらずチェックされてしまったことによる、なんとも微妙な理由による訪問となりました。こうした駅はまだ全国各地に数駅あり、改めてその駅にも訪問しに行く必要があります。ムダの極致ともいえますが、趣味にストイックな私の性分で、こればかりは私の気が済まないので仕方ありません。

 

ここでもかなりの時間を待つハメになり、結局桑名駅には17時39分に到着しました。

 

桑名駅JR東海関西本線近鉄名古屋線との接続駅。青春18きっぷを持つ私は、もちろんJR一択。乗り換えに許された時間はわずか6分しかなく、大急ぎでJRホームへ向かいます。

 

 

今年8月30日から供用開始の新駅舎には目もくれぬ乗り換えとなりましたが、仕方ありません。後日改めて再訪したいと思います。停車していた17時45分発の普通列車に乗り、名古屋駅には18時16分の到着。

 

退勤時間と重なり混雑を予想していましたが、車内はガラガラでボックス席を悠々1人で占領できました。

 

名古屋駅中央線に乗り換え多治見駅へ。そこから太多線で今日の宿泊地美濃太田駅を目指します。

 

 

多治見駅到着時、外は既に真っ暗、どこかいいお店があれば夕食をと思い改札の外へ出てみましたが、結局特に見つからず・・・ 旅先でランチ難民にはよくなりますが、今日はディナー難民の予感。

 

 

結局構内の閉店間際のパン屋さんで、『フランス弁当』なる謎のサンドウィッチBOXを購入し、ディナー難民は回避。19時36分発の太多線に乗り込み、終点美濃太田駅には20時06分の到着。

 

 

 

 

 

だいぶ遅くなりましたが、無事美濃太田駅まで来ることができました。人口約5万6000人の美濃加茂市の中心駅ですが、駅前はひっそりとしています。チェックインを済ませ、部屋で『フランス弁当』の夕食。あの時買っておいて正解だったようです。

 

明日は5時ちょうど発の始発に乗り、高山本線を北上する予定となっています。