一般路線バスの「本線」を満喫 | 鉄道きさらんど

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いつも列車・バスなど公共交通の事ばっか考えてます。

シルバーウィークの先月21日にはひさびさに伊良湖へ、そして伊勢湾フェリーに乗り鳥羽へ行くことにした。

豊鉄新豊橋駅で豊橋鳥羽割引きっぷを買い、駅前BTから豊橋へ。この路線は10月1日よりダイヤ改正で系統分断され豊橋駅前と伊良湖岬の直通が廃止される。今では珍しくなった長時間走る「本線」らしい一般路線バスがまた減るときき、惜しくなって乗ることにした。この路線は三河田原駅までは電車と並行するが、速さやフリークエンシーでは電車にかなわない分、途中でハートセンター(医療機関)によるなど急がないがきめ細かく停留所に停まることで地域の老人などの生活の足に徹しているようだ。三河田原から伊良湖岬までは鉄道がなく、地域の公共交通の顔として「本線」らしい存在感がある。この区間では休暇村の入り口前にダイレクトに乗り入れるなど観光の足としての役割をも果たす。(つづく)