芸備線・広島~備後庄原間を直通「庄原ライナー」運転 記念カードのプレゼントも



JR西日本は10月7日、芸備線の広島~備後庄原間(広島県)で、快速「庄原ライナー」を運転すると発表した。大型観光キャンペーン「せとうち広島デスティネーションキャンペーン」の一環。

芸備線の三次駅。【画像:KUZUHA/写真AC】

運転日は11月7日~12月6日の土曜・休日の計11日。運行時刻は広島10時05分発→三次11時30分発→備後庄原11時56分着になる。広島→三次間で定期運転されている快速「みよしライナー」の運転区間を延長する形になる。期間中、三次駅を訪問した客には記念の駅カードをプレゼントする。

このほか、備後庄原17時21分発→三次17時54分着の臨時普通列車を運転し、広島行き快速「三次ライナー」(三次18時12分発→広島19時36分着)に接続する。

快速「庄原ライナー」の運行を記念して三次駅で配られる駅カード。【画像:JR西日本】

芸備線は、伯備線の備中神代駅(岡山駅新見市)から中国山地を西へ進んで広島駅に至る、全長159.1kmの鉄道路線。現在は三次駅などで列車の運行区間が分割されており、全線を直通する定期列車は存在しない。