おはようございます。
しばらく放置してしまった岳南電車の全線走破旅の最終回、本日はこの旅で下車した駅を中心に紹介していきたいと思います。
全駅制覇することも考えたのですが時間的に厳しくできずに終わってしまいましたが主要な駅は行けたのかなと思っています。
というわけで最終回始めていきたいと思います。ぜひ最後まで読んでください!
まずは岳南電車の車両の拠点にもなっている岳南富士岡駅です。名前からして主要駅のような感じがしますね。まずは外観である駅舎から見ていきますが非常に色彩豊かな駅舎になっています。
詳しくは知らないのですが地元の学生とかが描いたんでしょうか。駅舎自体は小さいのですが地元の人からは慕われてそうな感じがします。
岳南電車の各駅の駅舎はかなり地元の方々の集会所のようなものになっており町内会の掲示板なども掲載されていました。それに加えて岳南富士岡の駅舎内はやはり貨物車などを留置していることから観光客も多いのか岳南電車について解説した資料なども多く展示されていました。
駅務室がありますが基本は無人駅なのでほとんど意味のない部屋となっています…訪れた日は猛暑の日の昼過ぎであったため駅舎内には誰もいませんでしたが、涼しくなった時間帯などは散歩している地元の方々も利用しそうですね。(あくまで個人的想像です笑)
そして岳南富士岡駅の魅力といえばなんといってもこの貨物車両が留置されているところでしょう。全線乗り通した記事でも散々書いたことですが富士山のふもと富士市周辺ではかなり工業地帯が発展しており、その沿線となっている岳南電車はかつてそれなりの貨物需要があったようです。
現在は貨物電車の運行が取りやめになったようですが、それでもその当時に使われていた車両たちは動態保存されておりイベントなどで用いられるようです。
貨物車両だけではなく営業用の車両の留置もされています。ちょうど屋内に運用についていない水色の7000系がいました。外にいたオレンジの7000系はすでに運用離脱した編成だそうです。ちなみにどれも旅客用車両は京王電鉄のおさがりです。
岳南江尾駅は岳南電車の終点で東海道新幹線ともすごく近い駅です。東海道新幹線の下り新大阪方面の電車に乗って海側(A席側)で眺めていると気づくかもしれません。
駅周辺は地元の方々が住む住宅が広がっており正直なところこれといった目立った観光地はありません。しかし駅舎周辺の花壇や駅の手入れもしっかりされているようで駅周辺は大変きれいです。
岳南富士岡駅から1駅吉原寄りにあるのが比奈駅です。以前乗車記で紹介した、岳南原田駅から出発しまさに工場の中をすり抜けた先にある駅です。ちなみに余談ですが、工場に近いためにかつて貨物の取り扱いがあったのか駅の敷地はかなり広いです。(線路はなくなってしまっているところもありましたが)
この比奈駅の1つの魅力は「竹採公園」です。この公園、あの「竹取物語」のゆかりの地であるというのです。
竹取物語といえばおじいさんが山で竹の中にいた小さなかわいらしい女の子を見つけて…(詳しくは忘れてしまったのですが)というストーリー化と思いますがその発祥の地と言われているようです。
園内には竹をかたどったモニュメントのようなもので園内のポイントの名称を示しており本当に竹に囲まれています。5月になるとタケノコもいっぱいできそうですがさすがに採取は禁止されているんですかね?笑