番外 この「コロナ禍」ならではな姿です!九州産交バス一般路線車におきまして見られています面白い姿 | コウさんのコウ通大百科 PART3

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(平成24年1月〜平成30年3月の記事はPART2の内容です)

 

 白地に青ラインの車体が特徴でもあります九州産交バス・産交バスと言いますと、熊本県内におきまして路線網を展開している事はご覧の皆様もご存知の事と思います。

 

 私自身も、これまでも訪問するごとに大変お世話になっておりますが、やはり熊本県を代表する事業者でもありますので、特に目立った存在である事には間違いないのではないかと思います。

 

 けれども、今回の「新型コロナウイルス」によりましては、やはり影響が見られているようでありまして、高速路線バスだけではなく一般路線バスに関しましても利用者の減少が見られるようでもあります。また、7月に発生しました「令和2年7月豪雨」では熊本県内、特に人吉地区の被害が大きく出ておりまして、それによりまして多くの産交バス人吉営業所の路線車両も廃車になった車が多く出てしまった事が正直残念でならない所でもあります。

 

 

 さて、上の画像・以下画像が今回去る9月の訪問時に撮影しました路線車両であります。この中には自社発注車あれば移籍車両までありまして、様々な車両が導入されている事がこれら画像からもお分かりいただけるのではないかと思います。

 

 (画像1、熊本200か15-02、日野2KG-KV290N2)

 

 (画像2、熊本200か・587、いすゞPKG-LV234N2)

 

 (熊本200か・585、日野BDG-HR7JPBE)

 

 (熊本200か10-04、三菱KK-MK23HJ)~元神奈川中央交通

 

 (熊本200か・854、日野KC-RR1JJAA)~元名古屋市交通局

 

 (熊本200か11-83、日野KL-HR1JNEE)~元東武バス

 

 

 ここから先ご紹介します車は、撮影時窓が開いていた車でありまして、これは「新型コロナウイルス」によります換気対策のために施していたものであります。と言いますのも、最近の高速車両・一般路線車両では、車内の空調によりまして空気の入れ換えを行うようになっておりますが、古い車となりますと換気対策ができないという事で、画像のように窓を開けていた姿が見られておりました。

 

 (熊本200か・614、日野U-RJ3HJAA)~元南海バス

 

 (熊本200か12-02、いすゞKL-LV280L1改)~元東武バス

 

 

 そして、今回訪問時にはこの「コロナ禍」の中でも面白いような姿が見られておりました。今回は、九州産交バスの路線車両で見られておりましたその姿を収めておりましたので、皆様にご紹介してまいります。

 

 

 それが、上の画像・以下画像にもありますように、車の窓上部にあります「超低床スロープ付」と書かれました表示であります。九州産交バスでは、平成9年より導入されました車よりワンステップバスが導入されておりまして、その通りスロープ付きの車が導入されておりました。また、現在では乗用車などで多く見られておりますアイドリングストップ機能も備えておりまして、まさに環境にやさしい車である事が伺わせております。

 

 このような表示が見られますのが、西日本車体(西工)96MCB-I架装車、そして富士重工7E架装車におきましてこれらが見られておりまして、メーカーは今回ご紹介しますいすゞ自動車、さらに上の画像にもあります日野自動車(熊本200か・176、KL-HU2PMEA)や日産ディーゼルの車でもそのような表示の姿が見られております。

 

 (富士重工7E架装、熊本200か・173、いすゞKL-LV280N1)

 

 

 そんな「超低床スロープ付」と書かれました車に関しまして、この「コロナ禍」だからこそ見られておりますのが、窓を開けた際に文字が見えなくてしまうからこそ見られますユニークな姿であります。これら車には、「超低床ス」「ロープ付」とが区切ってありまして、それによりまして窓を開けますと面白い姿が見られるようになっております。

 

 実際に、今回以下の車(熊本200か・271、いすゞKL-LV280N1)では、両側が開いておりましたので、「超低ロープ付」と見られておりましたし、公式側では「超低床スプ付」と表示されておりました。それにしても「超低ロープ付」とは、「ロープでも付いているのか?」とさえも思っちゃうところでもあります・・・。

 

 (「超低ロープ付」)

 

 (「超低床スプ付」)

 

 

 こちらの車(熊本200か・・88、いすゞKL-LV280N1)では、「超低床ロープ付」とありまして、やはりこちらも「ロープでも付いているのか?」と思わせるような表示を収めておりました。この場合は「超低床ス」の部分を開けておりましたので、そのような表示になってしまっていたようでしたが、ご覧の皆様の中でも突っ込みたくなる部分ではないかと思う所ではないでしょうか・・・。

 

 

 そして、極めつけとなりますのがこの車(熊本22か31-60、KC-LV280N)におきまして見られておりました「超低床スープ付」であります。この場合は「ロープ付」の部分を開けられていたために「ロ」が隠れた事でこのような形になっていたようでありましたが、「超低床でしたらスープでも付くの?」とさえもこちらも突っ込みたくなるような姿ではなかったかと思います・・・。

 

 

 今回は、この「コロナ禍」だからこそ見られております、窓を開けたら面白い姿が見られるという事で皆様にご紹介しましたが、「コロナ禍」前にもこのような姿はご覧の皆様の中にも拝見されていた方がいらっしゃるかもしれません。しかし、現在は特に換気が必要であるからこそ窓を開けられている訳でもありましょうから、よりこのようなユニークな姿が注目される所ではないかと思います。ご覧の皆様も、これで存じなかった方は存じていただければと思いますし、こういった形で突っ込む所もありますので、この暗い中ではありますが、こういった形で明るくしていただければとも思う所ではあります。