(真っ赤でも)
本日は真っ赤なEF81-400を紹介します.
JR九州のEF81-400は,登場時は交流機と同じ赤2号に塗られていました.この姿での活躍は数年間のみでしたが,TOMIXから2014年に発売されました.ニッチな存在であるため,TOMIXでリニューアル再生産されるかどうかは微妙です.2021年2月にリニューアル再生産される「あさかぜ 1・4号」にはぴったりであり,執筆日現在でも探せば在庫はあると思います.
反対側はこんな感じです.赤色・縁取りのJRマークがJR九州車であることを示してます.
ニッチな存在ではありますが,この形態のEF81の活躍はめざましいものがあります.
まず,JR初日である1987年4月1日の姿として,JRマークが付いていない寝台特急客車との組み合わせが考えられます.他にも,画像に使っている20系も当時は臨時列車などで現役でしたし,「サザンクロス」をはじめとするジョイフルトレインも引いていたはずです.
列車の重量上単機ではなかったと思いますが,時期的にはこの姿で九州入りを果たしたと思います.
この機会にこの車両を取り上げた理由として,「鉄道模型コンテスト2020in九州」の記念製品のモチーフになりえたということが考えられます.筆者としては手すりが赤で黒い「DE10 1195」よりは記念製品のモチーフに相応しかったのではと思っています.「鉄道模型コンテスト2020in九州」はJR九州が協賛していたので,JR九州の車両である必要はあったと思いますが,このモチーフに組み合わせたいKATO製品はたくさんあります.
(他に考えられるモチーフの考察は,製品の現物入手後に行おうと思います.)