名古屋鉄道の 5200系は、名鉄としては初めてカルダン駆動方式が採用された 5000系の改良型で、1957年に登場しました。
中間車も存在した 5000系に対して、5200系は先頭車のみの2両編成とされ、6本計 12両が製造されました。
電装品や台車はモ5150 形とほぼ同様ですが、側面窓が2連で1組とした一段下降窓となったため車体断面形状が変更され、5000系が丸みを帯びていたのに対して 5200系では平面的となりました。
前面デザインは、非貫通の 5000系と異なり 5200系では貫通形となり、平面ガラスで構成されたパノラミックウィンドウで、前面の貫通扉には引き込み式の貫通幌も設けられました。
5200 系は 1987年までに全車廃車となりましたが、その後は豊橋鉄道に譲渡され 1900系として活躍しました。
鉄道コレクションでは、オープンパッケージで、モ5210-モ5209の編成が製品化されています。
↑ モ5210
↑ モ5209
↑ モ5210 前面の様子
↑ モ5210 側面の様子 その1
↑ モ5210 側面の様子 その2
↑ モ5210 側面の様子 その3
↑ モ5209 側面の様子 その1
↑ モ5209 側面の様子 その2
↑ モ5209 側面の様子 その3
↑ パンタグラフの様子
↑ 台車の様子
↑ モ5209 運転台付近の様子