10月16日より運行開始のJR九州の新しいD&S列車「36ぷらす3」。
専用編成のBM363編成(元・BM15編成)は9月30日に小倉総合車両センターを出場、一旦所属区の南福岡車両区まで試運転を行った後、鹿児島へ回送され、10月2日より営業ダイヤと同じ時刻で試運転を行いました。
今回はその試運転のうち10月4日施行の「青の路(日曜日ルート)」の試運転を博多駅で撮影してきました。
夕方の博多駅で到着を待ちます。
16:32、吉塚方より36ぷらす3がやってきました。
初めて生で見ましたが、ほかの787系と比べて黒い…!
重厚感を感じさせます。
DISCOVER KYUSHUがコンセプトのよう。九州をぐるっと回ります。
ななつ星と同様、車体側面には立体的なロゴが取り付けられています。
36ぷらす3にちなんで編成番号はBM363。遊び心を感じます。
行先表示器はLED式。
こちらはグリーン個室。
水戸岡色を全面に押し出した車内です。
こちらは3号車の半室ビュッフェ。
障子が下ろされ車内を伺うことはできませんが、旧つばめ時代のドーム形天井やカウンターが踏襲されているとか。
ビュッフェ車の車両番号はサロシ786-363。
またも面白い形式が生まれましたね(笑)
4号車はマルチカー。
車内は明るい雰囲気。本棚もあり、長い旅路も快適に過ごせそうです。
こちらはグリーン車。
座席はゆふいんの森のキサハ72-4を思い起こさせるモケットです。
※別のモケットが貼られた車両もあります
この日、車内ではサービス訓練が行われたようで、客室乗務員などのスタッフも降りてこられ、営業時さながらの光景でした。
16:52、列車は南福岡へと回送されていきました。
ななつ星より乗りやすい周遊型列車の36ぷらす3。
営業開始が楽しみです。
できれば肥薩おれんじ鉄道経由の博多→鹿児島中央運行日に乗り、特急つばめ時代を追体験してみたいですね~
それでは。
★列車データ
試9011M (36ぷらす3青の路試運転) (大分→)門司港(14:50頃)→博多(16:32)⑥
787系 BM363編成(36ぷらす3車両)
※2020年10月4日運転