1987年8月16日 上総湊へ165系和風電車『なのはな』などを撮りに行く

1987年8月16日の鉄道写真撮影日記

 （この日記は1987年8月16日の内容だが、ブログ投稿は2020年10月4日）

この夏、5枚目の青春１８きっぷ

これでラストとなる。

当時の『青春１８きっぷ』は、「赤春」＝（ピンク色の青春１８きっぷ）が当たり前だった。

しかも、1日分が1枚タイプ。

上総湊の鉄橋の撮影地のロケーションは知らなくて、

ただ、地図を見て、鉄橋がありそうだから、おそらく撮影地としてロケーション良さそうだと思って、行ってみた。

（鉄橋だからと言って、撮影地としてロケーションが良いとは限らないのに…）

113系普通列車

当時の自分の写真の腕前がヘタクソ過ぎて困る。

もうちょっと、トラスから顔だした瞬間にシャッター切れよ！って思うよね？

グリーン車がついているが、今時の2階建てグリーン車と異なり、

パッとわかりにくいよね？

でも、当時を知っている人なら、この写真でも、パッと、どれがグリーン車か見分けが付くと思う。

ドアの数が違う、つまり、窓の並んでいる数が違うから、雰囲気でわかると思う。

スカ色113系の普通列車がバンバン来た時代だ。

俺的には、本日のメインは、この165系和式電車『なのはな』（千ﾏﾘ）だった。

（ケツ撃ち）

ライトもデカ目の頃。

のちに、この車輛も、チビ目になったり、鉄仮面が付いたり、ちょっとずつ変わっていったんだけどね。

183系　特急『さざなみ』

この頃は、こうした特急色の183系がバンバン来た時代だ。

こめかみにJNRマークが付いているのがわかる。

この時点では、まだ国鉄がJRになってから、4ヶ月半くらいだ。

午前中って、こっち側のほうが順光なようだ。

開いている窓がいくつかあるが、当時は冷房が無かったことがうかがえる。

これ、『あずさ』ってHMに書いてある。

撮影地：内房線　上総湊→竹岡（ケツ撃ち）

今、見ると、ホントすごいネタだぁ！

千葉どころか、館山あたりまで行く『あずさ』があったということなのか!?

わかっていないで偶然に撮っていた。

今思うとすごいネタだ。

165系　『青い海』号

これは、実は俺、来るの知らなくて、偶然に撮れたもの。

というか、そんなに165系を珍しいとは思っていなかった。

今見ればすごいネタだけど…

この時、他にテツは一人もいなかったくらいだ。

さっきより上達したのか、編成の入っている写真になってきた。

だが、それにしても逆光すぎる。

なんで、いちいちこんな逆光側で撮っているのか？

当時の俺は、アホかとバカかと…

183系　HMが『すいごう』に見えるが、たぶん『さざなみ』だと思う。

もう、逆光過ぎて、HMもまともに見えない。

さっきの、165系和式電車『なのはな』が帰ってきたようだ。

ホント、こんなド逆光で撮っていて、もったいないなぁ～と思う。

海側から撮れば、側面に光が当たったのに…

当時、月刊カメラマンなんて読んで、ポートレートでは、逆光が良いみたいなことが書いてあったものだから、勘違いしてたんだろうな。

ポートレートでは、顔の凹凸の影が、顔に落ちるので、

わざと逆光で撮るということはあるというが、

その代わり、レフ板で光を起こす。

それなのに、当時の俺は、鉄道写真でも逆光がキレイなどと、勘違いをしていて、アホかとバカかと…


逆光でも良いのは、こういう撮り方くらいだ…

逆光でも、川面がキラキラしてキレイだったので、

クロスフィルターを付けて撮った。

鉄橋をシルエット調に撮ってみた。

上総湊駅からバスの駐車場を撮ってみた。

これも、今見ると、すごいレトロなバスだな。

俺はバスマニアじゃないから、よくわからないけど、

素人目に見ても、車両がレトロくさいのがわかる。

特に、田舎だから、どこかの大手の中古かもしれないしな。

そんな感じで、この日は終了。

どの経由で帰って来たかは、日記にも書いておらず、覚えてもいない。

たぶん、青春18きっぷを持っているのに、船橋で京成に乗り換えて帰って来るような金の遣い方は、当時の俺がするとは考えにくい。

わざわざ上野まわって、亀有から徒歩だったかな？