山陰の旅 周布から海辺の町 折居へ | 今日も まっ晴れ! 鉄道回顧録

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周布を出た下り列車は暫く田園地帯を走ります。

 

現在の石見交通バスの車庫付近

山陰本線 周布-折居 1972年3月31日

 

 

 

 山陰本線と国道9号線が近づく辺りで一瞬日本海を見渡せる場所がありました。今は国交省の河川国道事務所の資材置き場となって、この場所から列車の写真は撮れなくなってしまいました。

 

山陰本線 折居-周布 1974年4月

 

山陰本線 周布-折居 1973年7月

 

 

ブルーモーメントの朝

日の出前、海面がキラキラと輝き出して

D51の下り貨物がやって来ました。

山陰本線 周布-折居 1972年7月

 

 

山陰本線 周布-折居 1973年3月

 

 

強い冬型の日などは折居駅に大波が打ち寄せるたび待合室の窓がビリビリと震えていました。

 

日本海の荒波がD51の足元まで洗います。

山陰本線 周布-折居 1973年12月25日

 

 

白い波頭が折居の町に打ち寄せます。

山陰本線 折居-周布 1973年12月25日

 

 

折居駅周辺は大荒れの海の風景が似合っています。

集煙装置を付けていないのは長門区のD51。福知山からの転属機で集煙装置は外されていますが、煙室エプロンや標識灯は生粋の長門区のD51とは異なっているのが判ります。

山陰本線 折居-周布 1974年10月

 

 

 折居駅周辺は国道から手軽に撮れるために、あまり長い距離を歩きたくない悪天候の日を選んで赴いていたように思います。その結果、折居駅周辺の写真はコントラストの弱い写真ばかりになってしまったようです。

 

最後まで御覧戴いて ありがとうございました。