昭和51年3月26日に運賃改訂が実施され、関東鉄道の普通入場料金は50円から60円に改訂されました。
昭和52年5月22日に竜ヶ崎駅で発行されました普通入場券です。
様式は昨日のエントリでご紹介いたしました「料金50円」の小児断片が設けられた券と同じで、料金部分のみが「60円」となっています。
昨日のエントリでご紹介いたしました、「料金50円」の小児断片が設けられた券が登場いたしましたのは昭和50年の夏頃と推察され、全駅で一斉に切り替えが行なわれたものと思われますが、一斉切り替えから1年も経たずして、先に申しましたように昭和51年3月26日に普通入場料金が60円に改訂されたため、一斉切り替えで設備された「料金50円」の券に変更印を押印して継続発売されましたが、普通入場券の発売需要が少ない駅では、今回ご紹介いたしました「料金60円」と印刷された券が出なかった駅もあります。