E259系の行く末

 おもに特急「成田エクスプレス」に使用されているE259系がデビューしたのは2009年10月1日のことである。それでこのブログではこの時期になると毎年のようにE259系何周年という記事を載せてきた。それは、この車両に相当の思い入れがあるからである。

 そのE259系は今年2020年10月1日でデビュー11周年となったわけであるが、この2020年はE259系にとって異変の年となっている。コロナ禍によりここ半年ばかり、特急「成田エクスプレス」の日中の列車が運休となっているからである。E259系の活躍の場がすっかり失われてしまっている。

 本来であればこの2020年は東京オリンピックが開かれ、E259系は成田空港から都心へ、海外からの関係者や観戦客を大勢運んだことだろう。だが、そういう活躍の場がなかっただけでなく、減便がずっと続いてしまっている。

 いったい、いつまでE259系特急「成田エクスプレス」の減便は続くのだろうか。これは日本のみならず、世界全体のコロナ禍がいつ収束するかに関わっているから、なかなか先の見えないことである。そうこうしているうちに、E259系の後継車両の話も出てくるのではないだろうか。

 コロナ禍の前のように、E259系が活躍するときはまたやって来るのであろうか。インバウンド効果で、日本が再び賑わうことはあるのだろうか。

 それは今はわからないけれど、私はこれからもE259系の往く風景を楽しめるようでありたい。
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JR東日本E259系電車 品鶴線西大井駅~武蔵小杉駅にて 2016.10.2
by railwaylife | 2020-10-02 23:30 | E259系 | Comments(0)
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