この列車へご乗車いただき、ありがとうございます。
皆様にはあだ名やニックネームなどは
ございますでしょうか
ワタクシの周りにはユニークなあだ名を持つ人物が
チラホラと見受けられるのですが、ワタクシは
昔から本名で普通に呼ばれるのであだ名を持つ方が
羨ましく感じます。
高校時代には一緒につるむ友人にネギ、という
あだ名の付けられた人物がおりました。
髪形がネギ坊主みたいだから、というそのあだ名は
流石にネガティブな印象を受けましてワタクシは
彼を頑なに本名で呼んでいたのですが、本人はさして
気にした様子も無く飄々としておりました。
そんなネギが高校卒業後、久しぶりに
連絡を寄越してきたのです。
今度始まるアレ、絶対観ろよ、と。
勿論ワタクシもネギから言われるまでも無く
期待を膨らませておりましたので、放送開始から
録画までして夢中になって観たものでございました。
一体何を観たのかと申しますと、当時テレビでの
放送が始まったばかりの
TVアニメ、エヴァンゲリオンでございます。
期待にたがわぬ演出と展開、コンテの切り方など
流石は庵野カントク、スゲー!と大学の講義を
そっちのけで楽しんだものでございました。
さて、今回の更新はそんな青春のアニメであります
エヴァンゲリオンのコラボラッピングを施された
嵐電車両を撮影して参りましたご報告となります。
エヴァンゲリオン初号機をモチーフとして車体に
装飾を付けました616号を捉えました。
丁度お昼から京都市内を徘徊する手筈に
なっておりましたので、車にカメラを忍ばせて
併用軌道区間に立ち寄り撮影しておりました。
この日は快晴でございまして、実は午前中から
隙間を見つけて沿線へ立っておりました。
実は午前中、クモヤ443形の架線検測が
山陰本線で実施されるよ、と聞いておりましたので
お仕事にかこつけて山陰本線へ出向いておりました。
が、時間になっても、15分を過ぎても一向に
やって来ずとうとう会社から着電が入り
タイムアップとなってしまいました。
結局これのみ撮影というスカ鉄となったのですが
ま、鉄活をしておりますとこんな事もアロワナ、と
寂しい熱帯魚な気分で会社へ戻りました。
で、午後からは京都市内へ向かいます。
この日は5087レに青プレー(笑)の釜が充当されると
聞きまして、側面の露出が厳しいですがここへ。
お友達の鉄仲間氏もいらっしゃり、歓談を
楽しみながらの撮影が出来ました。
お友達氏には感謝でございます。
表題よりも前のコマ、望遠でまずは一写して
エヴァ電を確保しておきました。
ここは軌道の手前に車道が有って車が来ますと
車輌が隠れてしまうので、タイミングを計って
シャッターを切らねばなりません。
反対側からは八つ橋のメーカー、夕子の
ラッピング車がやって参りました。
ホラー漫画とかに出てきそうな虚ろな眼差しが
ファンにはたまらない夕子の、八つ橋を健気に
宣伝する姿に胸が熱くなるのでございます。
このラッピングに出会えますと、その日は
きっと幸せになれます。
きっとね…ふふ。と
夕子さんが言ってそうな
気がするデザインでございます。
こちらも当たり車両、古豪の101形でございます。
方向幕では無く行先看板を掲出する路面電車、と
いうだけでマニアには堪らない姿なのでございます。
夕子に出会えた幸運を早速使ってしまいました。
エヴァラッピングをもう一度、表題から
引いた構図でお届けいたします。
裾周りの装飾デザインがどことなく
サッカーシューズの様にも思えますが、
色合いだけで初号機っぽい、今までの新幹線や
名鉄特急の様なデザインとは異なります
大人しい装飾に好感が持てます。
このラッピングは今年の年末頃までの
期間限定なのだそうでございます。
オマケ。
大宮方の客用扉にはマニアにしかわからない
シルエットがデザインされておりました。
嵐山方の扉には菱形模様でしたので、恐らく
それも屋島作戦のアレなのでしょうね。
太秦映画村にオープン致しました
このご時世ですがはてさて繁盛するのでしょうか
少しだけ興味がございます。
それでは、
この列車へご乗車いただき、ありがとうございました!