こんばんは。

今日は前回の実写ネタ、9月の苫米地にて の続きです。撮影は全て27年前、1993年の9月前述苫米地と同日です。特急で青森まで移動したところまで書きました。

 

その青森で見かけたのがこの列車 ED76 551[青函]牽引の14系客車です。団臨だったでしょうか?臨時の快速海峡8145レのスジで出発して行ったと思います。

ED76 500が函館本線での役目を終え、1両だけ津軽海峡線にコンバートされた機関車です。

ジャンパ栓や屋根の抵抗器箱など色々改造され、ボディー下部もグレー塗装とされましたが、所々剥げて赤い地肌が見えてますね(笑)。ED79とは車体長が全然違うので、停位置など運用上は苦労があったと聞きます。

奥に見える485系特急たざわも懐かしいです。青森からの直通列車がありました。

青森駅 列番不詳 

 

ここから50系客車に乗車し、鶴ヶ坂へ向かっています。発車前を撮っていました。

クロスシートの並ぶ車内はそこここの窓が開き、牽引機EF81 73[長岡]の姿も垣間見れます。何度もお世話になった懐かしい”列車”の1コマです。

青森駅 634レ車内

 

鶴ヶ坂で下車、左が乗って来た列車です。跨線橋上から交換の631レ入線を撮影。ED75 768[秋]の牽引でした。客レが行き交うこの駅の日常風景でしたが、電車化は約2か月後に迫っていました。

奥羽本線 鶴ヶ坂駅 634/631レ

 

頑張って歩いてこの客レ撮影に間に合わせました。50系模型ネタで書いた定期重連636レです。ED75 767[秋]先頭、今も秋田に健在の機関車ですね。

奥羽本線 鶴ヶ坂-大釈迦 636レ

 

 

逆方向からの列車はド逆光ですが、ススキの穂を使って初秋の雰囲気を出しにかかりました。記憶に残るコマになっています。ED75 777[秋]牽引、これも今なお現役の機関車です。

奥羽本線 大釈迦-鶴ヶ坂 633レ (2枚とも)

 

特急列車もまだまだ国鉄色の天下、485系6連のいなほが行きます。

奥羽本線 大釈迦-鶴ヶ坂 2003M いなほ3号

 

この日はこれにて撮影終了です。鶴ヶ坂の駅へ戻って列車を待ちます。夕暮時の光線が印象的だったので1枚撮影していました。

ここから

鶴ヶ坂-青森 オハフ50 2342 EF81 73牽引 635レ

青森-盛岡  クハ481-1006 1024M はつかり24号

盛岡-大宮  226-1046    56B(or8028B)

と乗り継いで東京へ戻っています。新幹線はやまびこ56号だったか28号だったか記憶にありません。28号は1時間近く待ちますが、停車駅が少ないので大宮着は15分差、こちらを選ぶこともありました。

 

朝の苫米地から丸1日でこれだけの国鉄型と出会えました。

 

こんなことが出来たのはこの切符のお陰です。

新幹線も特急も含め土日乗り放題で15000円、今考えれば夢のような切符でした。

値段に加え大きかったのは”フリー”であること。気が変わって途中で降りるとか、臨客を見かけたからそのまま乗って先回り..等々自由に出来たわけです。

 

今の割引切符は列車座席指定で、早くから購入する必要があって、キャンセルには制限があって ・・・みたいのばかりですよね。

こういったフリー切符の復権があってもいいんじゃないかな?と思います。

 

最後までご覧いただきありがとうございました。

(本記事は旧Y!Blogの再編集、内容強化版です。)

 

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