この列車へご乗車いただき、ありがとうございます。
イメージカラーと申しますと関西鉄道界では
阪急のマルーンを始め、京阪の赤とオレンジの
ツートンや近鉄特急の伝統的な柿色などでしょうか。
都市のイメージを色で落とし込むとすれば
京阪神の最初、京都であれば茶色、抹茶色、紫色が
思い浮かびます。
神戸は鮮やかな多色が混在する印象でしょうか。
大阪は恐らく万人が一致するイメージではないかと
思うのですが、黄色と黒の縞模様でございましょう。
ワタクシは特定の球団に肩入れする事は無いのですが
それでも弱小と言われるチームが快進撃を続けました
あの優勝劇を目の当たりにした身として、毎年
ペナントレースの行方には意識を向けております。
いつかまた、あんな奇跡的な快進撃を見る機会が
訪れるのでしょうかねぇ。
さて、今回の更新は28日に山口県のメーカーから
発送されました相鉄20000系の甲種輸送が今朝
関西を通過致しましたので撮影して参りました
ご報告となります。
空には未だ星が瞬く未明に自宅を出まして、今回も
滋賀県へと朝練に向かいます。
最初は前回同様のポイントへの布陣を
思案していたのですが、またカメラバッグが神隠しに
遭うのも嫌なので(笑)別の場所に致しました。
クロスパンタが特徴の初期桃、EF210-5が
鏡面の様な車体には周囲の景色が映り込み
深い藍色が上手く出せません。
精一杯の苦心で露出を少し暗めに
合わせてみたのですが、手強い色合いでございます。
練習電には朝夕にしか見られなくなりました
関空特急を狙ってみました。
こちらは米原発の列車に充当される
送り込み回送でございます。
残念ながらSSが低く、面を止めきれずに
おブレ様となってしまいました…
この後少しして、上りの接近灯が明滅を始めました。
望遠気味でのファーストショット。
下り列車の気配をゾクリと感じまして、表題の
構図よりも先に先ず一打ちしておきました。
この様な光線具合ですと、望遠では車体色がより
判りにくくなってしまいますね。
表題の次のコマとなります。
実は撮影地へ向かう途中、白み始めた空を見ますと
東の地平付近には分厚い雲が鎮座しておりました。
これはどこで撮影しても露出は変わらないだろう、と
踏みましてなるべく会社に近いポイントへ
布陣を決めたのでございます。
ここは陽が射しますと側面が黒潰れになりますから
曇り限定構図となるのでございます。
スナップ的な一枚を。
相鉄の社紋と釜の組み合わせを意識して
撮影してみました。
この角度ですといい感じに発色している様に思えます。
今回の〆。
後ろから迫っておりますライトは
カモレのものでございます。
間一髪、バックショットも撮影する事が出来ました。
後打ちを決めてこの日の撮影を終える事となりました。
相鉄が進めます車両の塗装統一施策によって、既存の
車両も現在のカラーリングから20000系の様な濃ゆい
藍色へと変貌するのだそうでございます。
今までの相鉄と申しますと、6000系などが纏っていた
ヨモギ色のイメージがワタクシは強固なのですが、
あと10年もしますと世間の皆様はこの藍色を想起する
様になるのでしょうね。
誕生する20000系というのも見てみたい気が致します。
それでは、
この列車へご乗車いただき、ありがとうございました!