SN総合車両所です。

当車両所ではSLやまぐち号用のC57-1、12−700系に加え、予備機のDD51-1043、スハフ12-36を運用していますが、SLやまぐち号の運行を再現する上で欠かせない(?)車両がもう一つあります。
それは、運行後に車両の入れ替えを行う、JR西日本 下関総合車両所所属のDE10です。IMG_7066
SLが牽引するやまぐち号が到着すると、SLはバックor機回しをして客車を車庫に入れるのでは無く、客車を切り離し単機で車庫に引き上げていきます。客車がそのままになりますが、ここで車庫からDE10が登場し、 客車の津和野方に連結、新山口駅東の留置線に入れていきます。
これは線路配置の都合と他列車の発着・入れ替えを邪魔しないためにわざわざDEを別に用意して行っているわけですが、 SLやまぐち客車の入替や非電化区間の工臨を再現するとなるとこのDEが欲しくなってしまうわけです。
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現在新山口では1076、1514(最初の写真)、1531(上写真)の3両が見られますが、今回はTOMIX製品を使用して1514号機を再現していこうと思います。
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改造種車は品番2235のJR東海仕様のものです。製品はグレー台車ですが、台車周りを黒く塗装します。
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そして難関がタブレットキャッチャーの撤去です。模型ではキャブ側面にキャッチャーと保護板がありますが、実車はとうの昔に撤去されているので、撤去しないと話になりません。
元のモールドを撤去後、製品の表記などを温存するべく各部をマスキングして、ファルベの朱色4号で塗装します。
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白帯があるのでここもマスキングして塗装します。
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テープを剥がす瞬間が一番緊張します。
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ひとまずマスキングは成功のようです。
このあとつやを均一にするためつや消しクリアーを吹き組み立てます。結局均一になっていないのは実車同様ということで(汗)
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ナンバーは製品付属品を並び替え、列車無線アンテナはDD51用を加工し取り付けました。
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あっさり目の加工ではありますが、下関のDE10の完成です。これで広島以西の非電化区間も全線で工事臨時列車を運転できるようになりました。この車両にはSLやまぐち号の運行と非電化区間の保線を支えてもらおうと思います。

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