先回の701系1000番台盛岡色の購入記で、連結面間隔の写真でクモハ701が脱線していたことに気が付いて、写真を差し替えておきました。今回は、付属品の装着を行います。

 

添付パーツの電連と胴受を装着しました。クハ700(左)は装着完了ですが、クモハ701(右)は電連のみ装着し、胴受が未装着です。その理由は、後述します。

 

電連と胴受の装着に際して、説明書では分解せずに、①電連、②胴受の順に取り付けるように書かれていますが、何回挑戦しても年寄りの私には電連を取り付けることが出来ません。仕方がないので、ボディを外して下回りを抜き出して作業することにしました。奥側の車両の状態で、再度挑戦するもやはり駄目です。仕方がないので、手前側の車両(クハ700)のように、周辺で邪魔になるパーツを外すことにしました。前部台車→スカート→連結器カバーの順に外して、漸く電連が装着できました。次に、電連に抱き合わせるように胴受を付けるのですが、これが直ぐに外れてしまい、取り付けに非常に難儀します。そこで、胴受の中央部に少量のゴム系ボンドを付けてから、先細のピンセットで摘まみながら辛うじて装着することが出来ました。奥側の車両(クモハ701)も同時に同じように作業を終えました。

 

後は、元通りに組み立てます。夏姿にするため連結器カバーは付けません。手前側の車両(クハ700)から、スカート→前部台車の順に装着し、下回りをボディに嵌めて完了しました。次に奥側の車両(クモハ701)も戻そうとすると、装着した筈の胴受が何故か見当たりません。何処かに飛ばしたのか、かなりの時間を掛けて探し回りましたが、行方不明です。明朝、改めて探すことにして、取り敢えず組み戻しておきました。こんな理由で、クモハ701には胴受が付いていません。

 

メーカーさん、お願いですから、細かいパーツは製造時に取り付けを済ませておいて下さい。N歴40年超ながら、年寄りには、細かいパーツ取り付けが悲しいかな修行にすら感じられます。パーツが不要と感じる際に取り外すのは、取り付けよりも易しいと思いますから。

 

折角、ボディを外したので、先回忘れた車内の様子を掲載します。

クモハ701です。非常にすっきりしています。

 

クハ700です。何度も乗車しましたが、座席がピンク色だったのか記憶にありません。

 

奥側がクモハ701、手前側がクハ700です。非常に良く似ていますが、勿論別パーツです。

 

添付パーツの取り付けに思わぬ苦労をしてしまい、胴受1個が行方不明のままです。行先シールも貼り付けるつもりでいましたが、疲れてしまいモチベーションも低下したので、これにて終了。表題も入線整備ではなく、軽整備とさせていただきました。

 

 

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