イランカラプテ、フラノです。

ハッキリ言ってYoutubeは限界を感じてきた今日この頃、

5年前にぱったり辞めてしまったブログを言うものを再開してみようかと思い、

今秋から、また定期的に日々の日記、旅行記、インド料理屋さん巡り等

私の好きなものを寄せ集めた感じの記事を中心にお送りしていこうと思います。

 

今回は、9月上旬に旅行した滋賀県1泊2日旅行記。

1日目は東部を走る近江鉄道を全線制覇し、西武の中古車を1日中堪能、

また多賀大社や豊郷小学校といった名だたる名所めぐりをしてきました。

写真は結構多めで、むしろ文章より写真見るほうが断然楽しいかもしれませんけど。

 

私のブログってだいたい写真が7割って感じなこと多いような気がします。

まあいいや、それではご覧あれ。

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9月12日 午前7時ごろ

東海道線で一路近江八幡へと北上

朝食にと、セブンイレブンのルイボスティーとイタリアマロンのパンケーキ

 

最近JR西日本の主要駅にセブンイレブンが入るようになり、

駅ナカの食べ物が比較的お得に買えるようになったなと。

 

京都駅を出たあたり

鴨川を渡り、京都市東部の古い住宅街の合間を縫うように走る。

 

朝散歩に良さそうだと思いつつ…

 

近江八幡に到着 8時ごろ

 

さて早速近江鉄道乗り場へ。

と思えば、案外ここから近江鉄道に乗るのって7年ぶりだったりする。

 

7年前は、まだけいおん!が世間的に盛り上がってた頃に、

私もよく豊郷小学校へ足を運んでいた記憶がある。

なんだか高校時代を思い出し懐かしくなった。

 

さてワンコインスマイル切符を購入

 

なんと社会実験の一環で近江鉄道をたくさん利用してもらうため、

土日祝限定で発売している1日乗車券が、

9月~11月までの期間限定で500円となった。

 

早速現れた、元西武401系こと820系

近江鉄道の主力といえば800系なのだが、

この車両、顔が西武鉄道時代から変わりないという理由で、

+20番台附番されたようだ。

性能は基本的に800系と変わらないだろう。

 

ん~尺西民からするとやっぱり伯備線にしか見えないな?…(スットボケ)

 

近江八幡駅の駅名標

西武ライオンズのカラーとロゴがあしらわれている。

そういえば駅名標も以前のものとは全然違う。

 

車内はこのような感じ。

主力の800系とは大差ない。

ただ、7年ぶりに乗った者からすると、座席モケットが新しいタイプになっていたり、

車内の案内表示器がLCDモニターになった点はかなり発展していると感じた。

 

どこか懐かしい車両…

 

さて少しばかし朝食を食べることとする。

ルイボスティーは飲んだものの、まだこれに手を付けていなかった。

 

ムシャムシャ…

 

8:42 近江八幡発車

発車するときもこのように注意喚起の案内が表示される優れもの。

 

正直あの近江鉄道がこんなモニターなどというものを導入するとは考えにも及ばなかった。

 

乗車したのがたまたま後ろ寄りの車両なので、

乗務員扉が開いていることに気が付いた…。

なんだか山陰本線豊岡口なんかで走っていた旧客列車みたいだ…

 

少し窓を開け初秋の風を浴びる。

曇天気味なのか、結構涼しい感じ。

昔の山陰本線の動画をたまに見るのだが、そんな感じ。

 

八日市駅に到着 9:01

ここで米原行きに乗り換えるのだが、次の発車は13分

10分ほど待ち時間があるので外へ出てみる。

 

駅2階通路の左手には近江鉄道ミュージアムがあるのだが、

この日はたまたま閉まっていた。

是非とも近々また足を運んでみたく思う。

 

改札外へわざわざ出た理由はこのピアノ

どうしてもストリートピアノを列車の待ち時間に演奏してみたかったのだ…。

 

で、演奏している光景はYoutubeにあげたのでぜひとも見てほしい。

あと演奏が終わったら拍手してくれなかったのが少し辛かった。

 

https://youtu.be/4iBpAY14e68?t=324

 

 

ちなみに動画は野暮泰斗チャンネルにてあげた。

他には梅田のヨドバシカメラのストリートピアノで、

ジムノペディ1番なんか弾く動画も上げているのでぜひ。

https://www.youtube.com/watch?v=AIE7UMFcl1c

 

 

 

やばい!はぁはぁぜぇぜぇ

なんとピアノの演奏に夢中になり列車の発車時刻があと2分と迫っており、

急いでカメラをしまい、列車に飛び乗った。

 

あえなくまた1時間待つところであった…。

 

これから米原へ向かうところ。

乗客はまばらで、自転車を持ち込んで乗る人など様々

 

高宮駅には元西武3000系が留置されていた。

恐らく部品取りや、2両に改造されるのを待っているのだろう。

 

乗車した車両後部はこんな感じでガラガラ

というのも、近江鉄道はワンマン運転なので、

進行方向前寄りの車両しか扉があかないのと、

比較的短区間利用者が多いので、そもそも後部車両に乗車する人がいない。

 

彦根で5分程度運転手交代等の停車があり、再び米原方面に向け発車

彦根駅の横には、彦根工場があり様々な車両が止まっている様子が見てとれる。

 

こちらは近日デビューした300系で元西武3000系車両。

高宮で留置されているあの車両たちもいくらかは300系になるんだろう。

 

鳥居本駅

トンネルを出た先にある駅で、何があるかといわれたら分からない。

 

列車はほどなくして米原駅に到着

乗車車両はオレンジ色が映える800系車両

近江鉄道の主力エースだ。

 

改札外に出てみた。

なんとたくさんの自転車が並んでいる。

恐らくサイクリング需要が多いので、

ここへ出店したのだろうか。

 

実際に列車に持ち込みも可能なので、

自転車を利用した旅程プランも容易に組めるだろう。

 

滋賀県の主要駅にしてはかなり寂しい駅舎である。

それでも新幹線が止まるだけましである。

実際東海道線は、大昔は長浜経由、今の国道365号線沿いを通り、

関ケ原で今と同じルートに接続していたため、

駅前は比較的長浜のほうが今でも充実している。

 

さて駅舎の外でチェリオのミルクを買い、伊吹山に向かってラッパ飲みをし、

再び乗車電に戻る。もちろん行きと同じ車両だが。

 

連結面には、なんと西部所沢車両工場の銘板が…。

所澤の銘板で結構感銘を受けたというか…。

 

これどこ走っているかというと、東海道線の線路を横

彦根~彦根口間は東海道線と並行して走るのだ。

なので、2両のかわいい近江鉄道の横を、

新快速がかなりのスピードで突っ切るという、

爽快感を感じる光景を見ることができる。

 

彦根口で恐らく先ほど乗ったと思われる820系が。

 

高宮に到着

ここでいったん本線とはお別れ。

これから多賀大社へ向かうのだ。

 

駅舎は比較的昭和レトロが残っており、

他の駅では駅舎の改修が進む中、最後の砦ともいえよう。

やはり近江鉄道は昭和レトロがぴったりなのだ。

 

車窓にも秋本番とまではいかないが、そんな感じの息吹を感じる。

この日から遡る1週間前は、カンカン照りの気温だったのが、

うそのように涼しくて過ごしやすい。

 

多賀大社線はおおよそ2kmほどの近江鉄道の支線の一つ。

線路は草ボーボー、自然物と共存している感じがこれまた近江鉄道らしい。

 

多賀大社線には、終点多賀大社までの途中駅に、

「スクリーン」とか言う中二病が喜びそうな駅があり、

スクリーンという会社の最寄り駅ってことなのだそう。

 

他には本線の「フジテック前」など、地方ローカル線とは思えない、

斬新な横文字もどきの駅名が存在する。

これも近江鉄道がコアなファンから支持される理由の一つだろう。

 

運転台

 

多賀大社前駅

いかにも神社って感じの駅だ。

そう、多賀大社という神社の最寄り駅なのだ。

 

さてさて…

 

なんと駅の待合室の広いスペースで野菜や果物の直売をやっていた。

せっかくなので、私は今が旬の高級ぶどうシャインマスカットを、

なんと400円でしかも房から取った実だけがたくさん入ったのを購入。

 

これはかなりお得じゃな…

 

さて7年ぶりの多賀大社訪問

そうか…多賀大社ももう7年ぶりの来訪となるのか。

あの大きい鳥居をくぐるのも本当に久しぶりかも。

 

参道はがらぁんと閑散

むしろ京都みたく道路の両脇にお土産屋が嫌なくらいならんでいるのとはわけが違う。

 

地域との生活の場が入り混じっている感じで、むしろアットホームさが出ていて尚よい。

 

ドクダミを発見

雑草扱いされるこのハート型の草は、

お茶にするとかなり美容に効果的。

ただやはり道路わきのものだと車の排気ガス等で汚れているので、

極力車通りがあまりない山道に生えているモノがよいだろう。

 

ぶらぶら…

そういえば道が結構きれいになったなという印象。

7年もの間にやはり色々と変わっている様子。

 

少しばかし京都みたく古民家を改装したカフェもあるみたい。

 

あぁ~まっていた!たがゆいちゃん!

そう、私が大好きなゆるキャラである。

隣の彦根市のひこにゃんはある意味世界的に名を知られた感じだが、

たがゆいちゃんは多賀大社に来ないとそもそも知る由がない。

 

今回多賀大社に来た目的は、ただ一つ、

寿命そばを食べ、糸切餅を買い、たがゆいちゃん人形を買うということだけなので、

多賀大社の境内は少しぶらぁっと。

 

この山口の錦帯橋みたいなのは、なんだか公園のアスレチックみたく思った…(コラッ)

 

さてさっさとおそばを食べないと次の列車が…

 

多賀大社名物寿命そば

これを食べたら長寿の願いが叶うといういわれがあり、

別に食べたからって本当に寿命が延びるなんて思ってもない。

 

で、何を食べようかと迷った挙句、月見そばにすることにした。

 

さて月見そばが登場

この月見そばで使われている卵は地元産なのだそう。

だからかなり新鮮な卵でさぞ美味しいと思われる。

 

我ながら器用に卵を割り、そばに落として満月を作る。

 

んん~あたたかなお出しとよく合う。

たまごのまろやかさがお出しを引き出している感じ?

↑なんて当時そんなこと考えていたかは定かではない。

 

何がともあれ美味しかった。

 

さてお土産に糸切り餅15個入りを購入

自宅に持ち帰り用にしてもらった。

 

糸切餅は、なんせあんこがとっても塩っけあって美味しいのだ。

 

さて無事予定の列車に乗り次なる目的地豊郷小学校へ。

 

それでは、今回近江鉄道ワンコインスマイル切符の旅後編は、

豊郷小学校を中心に、その後全線制覇のため貴生川へと向かう。

お楽しみに。

 

フラノギンヌメール