先週は青春18きっぷ『GoToトラベル』を組み合わせ、奈良を中心に乗り鉄旅をしてきました。そんな中翌週の9月2日(水)から、運よく連休も取れたこともあり、2週連続という強行日程ではあるものの、再び乗り鉄1泊旅行へと繰り出すことにしました。幸いまだ青春18きっぷの通用期間、思う存分楽しんで来ようと思います。

 

宿泊したのは岐阜県美濃加茂市にある美濃太田駅前のビジネスホテル。今回は、鉄道を絡めての私がハマっている位置情報ゲームの岐阜県内に残る未登録箇所の訪問と、美濃國及び飛騨國一宮での御朱印が主な目的。・・・でしたが当初の予定とは大きく変更となり、結局北陸方面まで遠征することとなりました。事の詳細(といっても心境の変化のみが理由で大した意味はない)は改めて記すかと思いますが、とにかく9月2日(水)の早朝4時45分、いつものように愛車デミオを走らせ、静岡駅へ向かいました。

 

予報は曇りのち雨とイマイチですが、今のところは雨は降っていません。このまま晴れることを祈るのみです。

 

夜明け直前の静岡駅

 

 

5時01分発の始発を利用した先週より30分遅いだけですが、見違えるような明るさです。

 

 

今回乗るのは5時28分発の岐阜行き普通列車。1日1本のみのロングラン列車です。

 

 

違和感ありまくりの『岐阜』の文字。ちなみにこの列車の終点岐阜駅到着はなんと9時49分。延々4時間半もの間各駅に止まり、岐阜駅を目指し進んでいきます。豊橋駅から先は、速達の快速系統が数多く運転されており、それらに道を譲りながら丹念に1駅ずつ停車していくため、そこまで時間がかかってしまうようです。その岐阜行き普通列車に、7時17分着の豊橋駅まで乗車します。

 

静岡区間を走る数少ない転換クロス車ですが、旅の強敵睡魔には敵うハズもなくあえなく撃沈。多くの乗客の入れ替えがあったと思われる浜松駅到着さえも気付かず、目を覚ました時には弁天島駅に停車中でした。

 

豊橋駅で7時29分発の特別快速に乗り継ぎ、終点大垣駅到着は9時06分。名古屋駅に8時30分に着くという、通勤には最適の列車でしたが、豊橋駅発車時点ではそれほど混んではおらず、余裕で窓側席を確保することができました。ただやはり駅に停車するごとに乗客は増え続け、8時07分に刈谷駅を発車する頃には、通路までギッシリの満員御礼状態となりました。

 

大垣駅からは、9時31分発の美濃赤坂行きに乗り継ぎます。

 

 

 

 

2両編成の車内には私を含め乗客は10名ほど。ですが唯一の途中駅荒尾駅で意外にも多くの下車があり、結局終点まで来たのは、私以外にもう1人のみでした。

 

完全に余談ですが、『荒尾』の響きが自動音声では『アラフォー』に聞こえ、まさしくアラフォーど真ん中の私としては、一瞬ドキッとしてしまうほどでした。

 

 

5年前のリストラ記念の九州旅行の際、クルマでは立ち寄りましたが、鉄道ではおよそ10年ぶりにやってきた美濃赤坂駅。見覚えある風景に、時の流れの残酷さを思い知らされます。

 

折り返し列車の発車まであまり時間はありませんが、構内を含め、駅付近を少々散策しようと思います。